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いざ手術!(右わき)

手術当日、病院へ行くまで

私が手術を受けた病院は最寄の駅から乗り換えを含めて30~40分ほどのところにあります。
・Suicaなどの電子マネーを使わないのであれば往復分の切符を
私は普段電車に乗るときはAppleWatchを使っているので、切符は買わなくていいですし改札も楽に通れます。手術後は片方が固定されてしまって使えなくなるので、もしSuicaなどをお持ちでないようであれば事前に往復分の切符を買っておくのが良いと思います。
・術前の準備
指定されたように前日に腋毛を剃り、服装はブラカップのついたキャミソールに前開きのシャツを羽織っていきました。
また、荷物を入れるバッグは軽めのものをおすすめします。リュックは固定バンドで固定されると片側の肩にかけることになるので、私は使いませんでした。
・余談
季節は初夏、暑いですし水分補給をするために家からスリムタイプの水筒(ポケトルという物)に水を入れて持っていきましたが、術後に喉が渇いて飲もうとしたら片手では蓋が開けられませんでした・・・;;
ですので手術直後の飲み物は片手でも開けられ、飲めるものをおすすめします。(これまた余談ですがポケトル、すごくおすすめです。散歩のときの水分補給、外出時に薬を服用するとき、容量の多いものも持ってますがジムでプロテインを飲むときに便利なんです!)

病院についてから手術まで

受付を済ませて待合室で呼ばれるのを待っていると、直前にワキを手術したであろう女性が出てきました。辛そうな顔をしていたので少し不安になりました・・・。
看護師さんに呼ばれると、別室に連れていかれて術後のケアの説明をされました。また、私は保険適用外と言われた範囲まで広くアポクリン腺を取ってもらうことにしたため、3万円ほど自費で払うのですがこの説明のときに3万円+ガーゼ、テープ、固定バンド代を支払いました。全部で3万6千円ほど。術後に保険診療分の代金を支払うそうです。
説明と自費分の支払いが終わるとお手洗いを済ますようにいわれ、お手洗いを済ませて再び呼ばれるのを待ちました。

いよいよ手術

看護師さんに呼ばれ、羽織っているシャツを脱いで手術する右側のキャミソールの肩紐を抜いた状態になりました。ボトムスは履いたままでした。
そして手術台に右腕を上にあげ、顔は左のほうを向くようにされた状態で横になり、先生の登場を待ちます。コロナ対策でマスクをしたままタオルで目隠しをされたので少し苦しかったです。
先生が来て、まずマーキングをします。ドキドキしてきました。
そのあと消毒を念入りにしてもらいます。
そして一番怖いと思っている麻酔へ・・・。何か所も細かく打たれます。たまにググ~~ッと深く打たれたりして、なかなか痛いです。他の方の体験談を読むと、最初だけ痛かったというお話が多いですが、私は何度も痛い思いをしました;;先生も痛いのは最初だけと仰ってましたが、途中も痛かったです。w
そして麻酔が終わるといよいよ切開ですが、いつ切開されたのかわからないくらいいつの間にか始まっていました。
「もう切ってるんですか?」と聞くと、「そうですね」と先生。
体験談でもよく言われるハサミのチョキチョキする音が聞こえてきて、「ああこれが噂の!」と思ったりw
感覚としては、皮膚を引っ張られてる・ひっくり返してるような感じがありました。途中で痛くなったらどうしようと少し不安になりながらも、先生と雑談をしながら過ごしていました。ミラドライはワキガにはほぼ効かないとか、両わき一度にする手術は時間の関係でアポクリン腺を取る範囲が狭くなって臭いが残りがちだからまずおすすめしない等、参考になる話を聞けたり、先生のワキガ手術に対する真摯な気持ちを感じました。(このときのお話は別の記事で書こうかなと思っています)
手術も終盤になると、水のような液体で切ったところを洗浄したり、電気メスで止血をしていつの間にか縫合されていました。
それと先生がワキを手でたくさん圧をかけていたのが印象的でした。この圧迫が大事だと仰ってました。縫合と圧迫のどちらが先であったのかは、わかりませんでした。
手術が終わったのが16時過ぎで、麻酔は19時くらいまでは効くと言われました。

術後~帰宅まで

看護師さんに固定バンドを巻いてもらい、シャツも右腕を抜いた状態で着せてもらいました。はたから見たら明らかに右腕に何かがある人だと丸わかりですが、まあ気にしないことにします。
この状態を抜糸まで1週間続けるわけですが、とにかく不便です。術後に保険診療分の支払いをするのですが、とてもやりづらい。保険診療分の金額は3割負担で22000円ほどでした。
抗生物質の飲み薬と痛み止めの頓服薬が処方されたので薬局へ行き薬をもらい、家に帰ります。帰る途中から右手のむくみを感じました。

帰宅後~就寝

術後数時間は絶対安静、絶対腕を動かさないのが大事だと先生に言われたのでとても気を付けながら過ごします。アポクリン腺と汗腺を取った皮膚はぺらっぺらで動かすとずれてしまうのだそう。
19時頃から麻酔が切れてくると言われていましたが、19時半頃になってジンジンと痛みがでてきました。一番痛かったのは20時過ぎ頃でしたが、その後少しおさまってきたのと痛みがなくなると動かしやすくなってしまうかもと思ったので痛み止めは飲みませんでした。
晩御飯は利き手の左手が使えるため普通に食べましたが右手はおろしたままですので行儀悪くなってしまいました。仕方ありませんね。
食器を使ってしまったのでおそるおそる左手のみを使って洗ってみますが当然うまく洗えません。術後数日間は洗い物ができるだけでないようにするといいと思いました。
23時半頃に横になったらまた痛くなってきました。横になったり座ったり、同じ姿勢を続けたあとに動くと痛みます。
この日は下半身はシャワーができるようですが、私は余計な動きをしたくなかったのでメイクはシートタイプのもので落とし、デオドラントシートで身体を拭き、前髪にドライシャンプーのスプレーをかけて済ませました。
寝るときの姿勢は、固定バンドをしたまま仰向けです。寝返りは基本だめだと言われました。どうしても寝返りしたいときは手術したほうの右腕を上にするようにと言われましたが、動くと痛むし皮膚がずれるのが怖いのでしませんでした。また、仰向けに横になると腕がさがってしまって皮膚がずれやすくなるのでバスタオルなどを腕の下に敷いて腕を少し高くして皮膚がずれないようにして寝ました。


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