絵本を読む〜『ろうそく ぱっ』『こりすのクリスマス』
(2021.12.13)
おはようございます。sizukukoboです。
先日、マーケットに出すカードの搬入が無事終わりました。
数としては本当に少ないモノですが、まずは毎年出店できることに心から感謝しています。来年も出店を目標に一年かけてコツコツ準備をしたいです。
、、、と言っても、季節が変わると途端に日常に流されてしまうのが悩みですが。
月曜は「絵本を読む」というテーマでおすすめ絵本を紹介しています。
12月はクリスマス前の月曜はクリスマス絵本の紹介をしようと思います。
今週は『ろうそく ぱっ』『こりすのクリスマス』の2冊です。
2冊とも今年知った新しい絵本です。とても気に入って購入して家に飾っています。
内容を簡単にご紹介します。
1冊目の『ろうそく ぱっ』、この絵本は尊敬する本のスペシャリストの方のおすすめで知った絵本です。2017年に出版された絵本で、 出版されてから既に四年が経っていました。
内容は歌なので、歌いながらページをめくって楽しむ絵本です。元々はハンガリー旋律のわらべうたで、輪になって遊ぶ歌のようです。
この絵本のいいところは、楽譜と遊び方が載っていることです。全く知らないメロディーでも、楽譜が載っていると安心できます。とても覚えやすいメロディで、クリスマスに向けてお子さんと一緒に手遊びを楽しんでほしいです。
実はこの歌、私が読み聞かせ講座を受けた時に、お話し会を担当していた講師の方が素話を始める前と終わりに手遊びを交えて紹介してくれていたものでした。つい2カ月ほど前のことです。この絵本とメロディーを知ったタイミングがとてもタイムリーで、ご縁を感じて絵本を購入しました。 こんな風に良いご縁がある絵本は これからもずっと記憶の中に残る絵本だと感じています。
ちょうどボランティアで絵本を読む機会をいただきました。一人でも多くの方にこの絵本を届けたいと思っています。
2冊目は『こりすのクリスマス』です。
こちらは今年の秋出版されたばかりの新刊のようです。大好きな本屋さんに遊びに行った時、クリスマスの特設コーナーで見つけた絵本です。とにかく表紙の絵から温かいものを感じて一目惚れしました。中身を読むことができたので、その場で確認。絵の雰囲気と内容がぴったりと合っていて、読み終えた後に心がほっこりしました。その場で購入を決定。家に持ち帰ったというわけです。
内容を簡単にご紹介します。
森の深いところにサンタさんの住む家がありました。その家のすぐそばに、こりすが住んでいました。子リスはいつもサンタさんの様子を見ています。サンタさんは毎日、次のクリスマスのために準備をしています。とても忙しそうです。
大好きなサンタさんのために、こりすは何かプレゼントを用意したいと考えました。何がいいか一生懸命に考えます。すると森の仲間たちがやってきて色々なことを言い出します。くまは「大きい食べ物がいいからリンゴがいいよ」と言い、キツネは「食べ物じゃなくてお花がいいよ」湖ではかもたちが「夕焼けを見せてあげたら?」「何か手作りのものがいい」と口々に言い始めます。
こりすは何がいいのかだんだんわからなくなってしまいました。そして、疲れていつのまにか眠ってしまいました。そして、クリスマスの当日を迎えてしまったりすとサンタさんのラストシーンは是非、絵本で確認して欲しいです。私は読みながら顔がほころんでしまいました。
プレゼントを贈る相手がいるというのは、本当に幸せなこと
絵本の中にででくる一文です。
全くその通りだと思いました。そして相手を想ってプレゼントを一生懸命考えるこりすの様子が読んでいて応援をしたくなりました。
誰かを思いながら過ごせるクリスマスは幸せなことだと改めて気づかせてくれた一冊でした。