絵本を読む『開運えほん』『おせちいっかのおしょうがつ』

(2022.1.3)

 おはようございます。sizukukoboです。

 私は曜日ごとにテーマを決めて配信をお届けしています。
 月曜日のテーマは「 絵本を読む」です。

 今日紹介するお話はお正月絵本2冊です。
 『開運えほん』と『おせちいっかのおしょうがつ』という2冊をご紹介します。

 一冊目は『開運えほん』です。かんべあやこさんが描いた絵本です。
 絵本のタイトルそのまま、内容はお正月の開運に関することばかり。年末にする大掃除から、お正月飾りの意味まで丁寧に書かれています。そして年越し蕎麦、おせち料理。お雑煮に至っては全国でどんなお雑煮が食べられているのか、地域ごとに紹介されています。それから初詣。神社で買うものには開運を願うものがたくさんあります。 お正月ならではの遊びにも厄除けや悪いことを追い払う意味のあるものが多くあります。毎年この絵本を開くたびに「あーそうだった」と確認するように開いています。

 絵本の主人公ははなちゃん。幼稚園に通う女の子です。はなちゃんのお家にはおじいちゃんやおばあちゃんもいるので、年末から大晦日、お正月、そして七草粥の日やどんど焼きまでストーリー仕立てで紹介されています。
 開運の紹介がぎっしり詰まっているので、大勢の前で読み聞かせをするよりも、家でゆっくりと、少人数で楽しんでもらえたら、と思う絵本です。
 と言いながら、私は大勢の子どもたちの前で、伝統行事の話をする時に、この絵本を活用していました。昔から続く伝統行事は、次世代にも繋げたい、と願って紹介していました。

 2冊目は『おせちいっかのおしょうがつ』です。わたなべあやさんが描いた絵本です。2008年の12月に第1刷発行となっています。気づけばもう14年も前の絵本になってしまいました。この絵本の主人公はおせちの家族です。人間の双子の兄弟、 あかねちゃんとしろう君が年越しを過ごしている時に、どんな風にお正月を迎えるのか、その様子が描かれています。 重箱の中でおせちたちがこんな風に過ごしているかも、と想像しただけで顔が ほころんでしまいます。わたなべあやさんの愛らしいイラストがぴったりです。おせちに焦点が当たっているこの絵本は、ストーリーに出てくるおせちの紹介が 見返し部分に紹介されています。食べ物ひとつひとつに意味や願いが込められていることを知ると、食べる時もよく味わう気がします。子供の頃おせちが苦手だった私は食べられそうなものを少しだけつまんで食べていました。子供にとっては食べ慣れないもので、美味しくないものが多いです。それでも、こんなに楽しい絵本や、おせちの意味を教えてもらったら苦手な子でも一口くらいは食べようと思ってくれるかもしれませんね。
 普段忙しくて絵本なんて手に取っている暇がない、という方にもおすすめです。

 あっという間に年末年始のお休み最終日です。

 明日からは通常運転になります。体重は少し増えただけに留まりました。これだけ動かないで高カロリーなものを食べ続けていればお正月太りは仕方ないと思ってしまいました。 体重測定は毎朝欠かさず行っています。これをやっていたおかげで、9月以来跳ね上がった体重を、なんとか1.5 kg 落としました。それでも+1 kgです。 3月まであと2ヶ月。ダイエットを諦めずに続けたいです。
 そして年が明けた2022年。大晦日から続いている片付け熱が続いています。もっと早くやっておけば良かったのですが、ドラマの再放送を見ながら手を動かすようにしたら、とてもはかどるようになりました。これがとても良かったです。
 早寝早起きのおかげで、除夜の鐘を聞いたり、年越しのカウントダウンをすることはできませんでした。それでもこうして元気でいられるのは、朝時間があったおかげと言えます。  
  最後までお読みいただきありがとうございました。