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絵本を読む『だーるまさん』『おしょうがつのかみさま』

(2021.12.27)

 おはようございます。sizukukoboです。

 昨日冒頭で話していた、「リサイクルショップに不用品を売りに行く」ことは無事できました。こんなささやかなこともすぐに行動に移せない不精な自分が年末年始であらわになりました。 何かをしようと思う時に、まず最初に「動かない理由」を考えたり「面倒だ」と感じる思考癖をやめたいです。思考グセは「変える」と決めて訓練し続けるしかありません。訓練を始めてかれこれ2年になりますが、何十年も生きてきた人生を考えると、2年という月日はあまりに短すぎます。本気で変えたいと願うなら、この先一生辞めると決め続ける必要があるかもしれません。途方もない作業だとモチベーションが下がります。ですが、フットワークが軽い自分になりたいので、 諦めずに、地道にコツコツ思考グセの矯正をしていこうと思います。

 私は曜日ごとにテーマを決めて配信をお届けしています。
 月曜日のテーマは「 絵本を読む」です。

 クリスマスが過ぎたのでお正月に向けた絵本を2冊紹介します。
 一冊目は『だーるまさんだーるまさん』、2冊目は『おしょうがつのかみさま』です。

  一冊目の『だーるまさんだーるまさん』は おおなり修司さん・文、きむらよしおさん・絵です。図書館で初めて目にした絵本です。2018年に出版されている絵本なので、3年目にしてようやく出会えた絵本です。表紙からしてだるまのインパクトが強いので、本屋さんにあったら大抵目にとめて手にとるはずなのですが、 今まで出会うことができませんでした。

 内容は非常にシンプルです。
 ♫ だーるまさん だーるまさん に〜らめっこしましょ
    わーらうとまけよ あっぷっぷ ♫
 の、最後の「ぷ」をなかなか言わないだるまさん。
 
 あっぷ、、、よ!と挨拶したり、あっぷ、、、ボーッとしたり。

 だるまさんのわらべうたを知っている子どもたちなら誰でも楽しめる絵本です。まだ歌を知らないお子さんがいたら、最初にたくさん遊んでからこの絵本を手に取ることをおすすめしたいです。この絵本のおかしみを知って楽しめるのは、 普段からたくさん遊んでいる子たちと言えます。年末年始で外出をする時、家でゆっくりする時、場所も道具も必要としません。だるまさんのわらべうたをたっぷり楽しんで、それからこの絵本と出会ってもらえたらと思います。

 2冊目は『おしょうがつのかみさま』です。

 この絵本はおくはらゆめさんが描いた2019年出版の絵本です。
 去年この絵本を知って買おう買おうと思いながらタイミングを逃し1年経ってしまいました。そしてようやく、今年初めて訪れた本屋さんで偶然見つけて、やっと購入することができました。表紙が虎になっているので、この時期に購入される方も多いかもしれませんね。内容はトラが主人公ではありませんが、読んでいてほっこりする絵本なのでおすすめです。

 内容を簡単にご紹介します。
 動物たちがみんなでお家を綺麗にしています。お正月の神様を呼ぶためです。
 「早くこないかななぁ」と待っている所へ、虎が鏡餅を背中に乗せてやってきました。
 動物たちが一斉にお餅を食べようとするとお餅が「わたしが おしょうがつの かみさまなのよ」と言い出しました。そして、 お餅を作ったりたこあげを始めたり、神様と動物たちが一緒にお正月を過ごすことになります。
 最後どうなるかは、絵本を読むお楽しみとして、この絵本の絵が素敵なのはもちろんですが、私が好きなのはこの神様の掛け声のような言葉です。何かをする前に「ふーへーほー」と必ず言うこの言葉がなんとも脱力感があって好きです。もしかするとこの言葉は最初はかみさまだったかもしれませんが、途中からは動物達も一緒に言っていたかもしれません。「 」の中は誰が言ってもストーリーが繋がるようになっています。色々想像しながら楽しめる一冊です。出てくる動物達もまた、十二支以外のたくさんのいきものたちが登場します。何度もめくってお正月気分をたっぷり味わえる一冊だと思います。 

 
  最後までお読みいただきありがとうございました。