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古木図鑑

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静物が好きです。 古木・巨木の醸し出す雰囲気にウットリ 好きすぎて、全国の御神木たちを絵にしました🌲 心を込めて ʚɞ❦♡დほ̽ん̽の̽り̽𝕙𝕒𝕡𝕡𝕪の̽お̽す̽そ̽わ̽け̽დ♡❦ʚɞ もっと読む
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#古木

恩徳寺の結びイブキ

推定樹齢約450年  日本の天然記念物 山口県の恩徳寺の結びイブキ 恩徳寺の結びイブキの言われと由来 この木は恩徳寺の境内にたたずんでます。 枝と枝が絡み合い、まるで大きな手でしっかり結んだように見える姿から 結びイブキと名付けられました。 恩徳寺は大内義隆夫人が1529年に建立したものと伝えられています。

栢野(かやの)大杉

推定樹齢約2300年  日本の天然記念物 石川県の栢野大杉スギ 栢野(かやの)大杉の言われと由来 「天覧の大杉」とも言われ、昭和22年に天皇陛下も訪れた木です。 養老元年(717)に泰澄大師白山で修行していたときに白山神のお告げを受けたのを期に、この地に妙理観世音大菩薩を祀り、大杉は100本に値するとして栢野(かやの) 寺と名付けたといわれています。

銀杏山神社のイチョウ

推定樹齢約600年 秋田県の銀杏山神社のイチョウ 銀杏山神社のイチョウの言われと由来 昔は乳の出の悪い女性が願掛けによく訪れていたそうです。 銀杏神社の敷地内にたたずんでいるこの木は、別名 本妻イチョウとも呼ばれていて、近くには夫イチョウと妾イチョウと言われている木もあります🌲

筏(いかだ)の大杉

推定樹齢約600年 秋田県の筏の大杉 スギ科 筏の大杉の言われと由来 この木は三十番神社の御神木で、毎年大晦日から元旦にかけて松明をたいて その燃え方によって新年の豊凶を占ったり、相撲をとってその年の豊作や幸せを願う行事が続いており、番神の大杉とも言われて古くから大切に保護されています。 もう1つ別名で、千年杉とも呼ばれており、一時は桜が着生していましたが大杉の幹に割れ目ができはじめたために桜は切られてしまいました🥺

三陸大王杉(さんりくだいおうすぎ)

推定樹齢1500年 岩手県大船渡市の指定天然記念物 三陸大王杉 スギ 三陸大王杉の言われと由来 地元では「越喜来(おきらい)の老杉」呼ばれています。 一時はかなり弱っていましたが老杉を守る会ができて蘇生に成功した木です。ファイト♪

泉の一葉松(いずみのいちようまつ)

推定樹齢約400年 福島県の泉の一葉松 クロマツ 泉の一葉松の言われと由来 クロマツの針葉は2本が対になっているのが普通なのに、この松はどういうわけか1本のものが混じっていることから一葉松という名前が付けられました。  また この木には伝説があって、弁慶が長者屋敷を焼き払った時に腰掛けていた松とのこと… そういった背景があって、‘弁慶の腰掛松’という別名もあります。

延命地蔵堂の桜

推定樹齢約400年  長野県の延命地蔵堂(えんめいじぞうどう)の桜 エドヒガン 延命地蔵堂の桜 の言われと由来 昔はこの地に首無し地蔵を祀ったお堂があり、そのお堂の脇に植えられた桜と言われています。

市の沢の彼岸桜

推定樹齢約500年  長野県下伊那郡阿智村の天然記念物  市の沢の彼岸桜エドヒガン 市の沢の彼岸桜の言われと由来 この木は畑の最上部の林道脇に自動車道を見下ろすようにたたずんでます。 淡い紅色の花が咲き、根元は空洞になっています🌸

愛宕神社の清秀桜(あたごじんじゃのせいしゅうざくら)

推定樹齢は約750年  長野県の愛宕神社の清秀桜 エドヒガン 愛宕神社の清秀桜の言われと由来 昔はこの土地は地蔵寺という名前のお寺でした。 この桜はその寺の清秀法印が植えたものと伝えられているので清秀桜と名付けられました。

小山(オヤマ)のヤマザクラ

推定樹齢約300年  栃木県の指定天然記念物 小山のヤマザクラ 小山のヤマザクラの言われと由来 幹が4本に分かれているので「四本桜」とか農業期に花を咲かすところから 「肥(こやし)しょい桜」とも地元では呼ばれています。

磯上(いそがみ)のヤマザクラ

推定樹齢約300年 栃木県の磯上のヤマザクラ バラ科ヤマザクラ 磯上のヤマザクラ この木は栃木県を代表する桜の一つと言われている木で八溝嶺神社(やみぞみねじんじゃ)の一の鳥居のそばにたたずんでます。 地元では一の鳥居のヤマザクラと言われている桜です。

合戦場の桜(がっせんばのさくら)

推定樹齢約170年 福島県の合戦場の桜 ベニシダレ 合戦場の桜の言われと由来 2本あるのですが、南側の方が大きいです。 源義家と安部貞任・安部宗任兄弟が戦った古戦場にあります。

永泉寺の桜(えいせんじのさくら)

推定樹齢約400年 福島県指定天然記念物 永泉寺の桜 ベニシダレ 永泉寺の桜の言われと由来 三春滝桜と姉妹樹と言われるこの桜は永泉寺の敷地内に佇み、周囲は畑に囲まれています。

黄金水松(こがねみずまつ)

推定樹齢3000年 北海道の天然記念物 イチイ科、黄金水松(こがねみずまつ) 別名 アララギの黄金水松(こがねみずまつ)の言われと由来 大昔は原生林が広がり、狩猟には最適の土地でした。 当時から狩猟にやってくると必ず黄金水松の前で大猟と安全を祈願していたと言われています。 現在はこの木の近くに歌碑が立っていて、これは黄金水松の名づけ親で、 保存にも力を尽くした元市長の細谷徹之助氏が詠んだ歌 「北天の風に耐えつつ千年の年輪凝れる水松太し」が刻まれています。