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九州・沖縄地区の古木

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九州・沖縄地方の古木特集 木々たちの放つ素敵な雰囲気も伝わればいいな。。。 植物からは元気になるマイナスイオンが出ています。 あなたの街にもたたずんでいるはず・・・  人間と同じ…
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#熊本県

金比羅杉(こんぴらすぎ)

推定樹齢1000年  日本の指定天然記念物 熊本県の金比羅杉 金比羅杉の言われと由来 この木は満願寺の裏山にたたずんでます。 昔、落雷による火事で19日間も燃え続けたことがあるそうです。 満願寺は北条時定が蒙古来襲の際に祈願所として建立したといわれる寺です

郡浦天神のクス

推定樹齢1000年  熊本県の天然記念物 郡浦天神のクス 郡浦天神のクスの言われと由来 この木は主幹の内部には6畳ほどの空洞があり、根本には菅原道真を祀った天神様があります。 昔から「守り木」として大切にされています。

栗崎の天神樟

推定樹齢400年  熊本県の指定天然記念物 栗崎の天神樟 栗崎の天神樟の言われと由来 この木は地元では「天神さんのクス」とも呼ばれ 古くから御神木としても大切にされてます。 根本近くで2本に分岐していて、 遠くから見るとまるで森のような樹冠をしています。

菊池高校のチャンチンモドキ

推定樹齢は不明  熊本県の天然記念物  菊池高校のチャンチンモドキ 菊池高校のチャンチンモドキの言われと由来 この木は菊池高校の正門の近くにたたずんでます。 ウルシ科の落葉高木で日本では珍しい部類の木です。 中国原産のチャンチンに似ていることからモドキと付けられました。

兜梅(かぶとうめ)

推定樹齢約500年  熊本県の指定天然記念物 兜梅(かぶとうめ) 兜梅の言われと由来 この木の伝説に1589年に天草合戦の際に戦死をした夫の鎧兜を身に着けて敵陣に討ち入ったお京という人物がいたのですが、その際に兜がこの梅に引っかかり「花は咲けども実はならせまじ」という言葉を残して討ち取られたという話が残ってます。 この梅は本当に花は咲くけど 実はならないそうです。

上十町のイチイガシ

推定樹齢約800年  熊本県の天然記念物 上十町のイチイガシ 上十町のイチイガシの言われと由来 この木は猿懸権現の深い森の中にたたずんでます。 イチイガシとしては全国で3番目の巨木として数えられている木です。

小川阿蘇(おがわあそ)神社の樟

推定樹齢約1300年  熊本県宇城市の指定天然記念物  小川阿蘇神社の樟 小川阿蘇神社の樟の言われと由来 この木は小川阿蘇神社の境内にたたずんでます。 ご神木としても大切にされているこの木には伝説が残ってます。 加藤清正という築城の名人が熊本城をつくるためにこの木を1598年に伐採しようとして神様のご意見を伺ったところ小さな白蛇が現れて「駄目だ」と意思表示をしたとか 2頭の蛟竜(こうりょう)が雲煙を吐きながらクスノキを囲んで伐採を阻止したなど数々の話しが残されてます。

拝所(おがみしょ)の大杉

推定樹齢約340年  熊本県上益城郡山都町の天然記念物 拝所の大杉 拝所の大杉の言われと由来 この杉の近くに石段があります。 そこを登ると、その昔 阿蘇家の家臣が阿蘇を拝したと言われている拝所が今でも残ってます。

大野下の大ソテツ

推定樹齢約1000年  日本の天然記念物 熊本県の大野下の大ソテツ 雌株のソテツ 大野下の大ソテツの言われと由来 この木は16代続いている蘇鉄家の庭にたたずんでます。 伝説として、家人が留守の時、ソテツの精が泥棒が入らないように音を出して守っていると伝えられています。

一心行(いっしんぎょう)の大桜

推定樹齢約400年 熊本県の一心行の大桜 バラ科のヤマザクラ 一心行の大桜の言われと由来 この桜は16世紀の末に島津軍の侵攻によって討ち死にした中村伯耆守 (なかむらほうきのかみ)という矢崎城の城主を弔うために その城主の子惟尚が一心込めて経を書き、この桜をそばに植えたことから 一心行の桜と名付けられました。 花の見ごろは毎年4月の上旬くらいです🌸

淡島のイチイガシ

推定樹齢約400年  熊本県球磨郡山江村の天然記念物 淡島のイチイガシ 淡島のイチイガシの言われと由来 この木は淡島神社の境内にたたずんでます。 子宝・安産そして腰から下の病気の平癒として知られていて、現在も願い事をする人が絶えず、願掛け穴があります。 人気のお土産に「安産の梅」梅干し漬があります。

麻生原(あそうばる)のキンモクセイ

推定樹齢約700年  日本の天然記念物 熊本県の麻生原のキンモクセイの木 麻生原のキンモクセイの木の言われと由来 この木は麻生原居屋敷観音の境内にたたずんでます。 毎年9月下旬から10月上旬に花を咲かせ その甘い香りが近くにある緑川の対岸にまで届くそうです。

相良(あいら)のアイラトビカズラ

推定樹齢約1000年 日本の天然記念物 熊本県の相良のアイラトビカズラ 相良のアイラトビカズラの言われと由来 アイラトビカズラは日本では珍しい木です。 伝説によると相良寺に平家の残党が立てこもった時に 源氏方が火を放った際に、その寺の観音様が1キロ先の アイラトビカズラまで飛翔し、難を逃れたと伝えられてます。