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九州・沖縄地区の古木

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九州・沖縄地方の古木特集 木々たちの放つ素敵な雰囲気も伝わればいいな。。。 植物からは元気になるマイナスイオンが出ています。 あなたの街にもたたずんでいるはず・・・  人間と同じ…
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2022年2月の記事一覧

蒲生(かもう)の大楠

推定樹齢約1500年  日本の指定天然記念物 鹿児島県の蒲生の大クス 蒲生の大クスの言われと由来 この木は蒲生八幡神社の境内にたたずんでます。 環境庁の1991年の調査によるとこのクスが日本一の巨樹とのこと… 蒲生八幡神社は12世紀のはじめに創建されました。 当時よりこのクスは既に大木であったと伝えられ、御神木として大切にされています。

拝所(おがみしょ)の大杉

推定樹齢約340年  熊本県上益城郡山都町の天然記念物 拝所の大杉 拝所の大杉の言われと由来 この杉の近くに石段があります。 そこを登ると、その昔 阿蘇家の家臣が阿蘇を拝したと言われている拝所が今でも残ってます。

大野下の大ソテツ

推定樹齢約1000年  日本の天然記念物 熊本県の大野下の大ソテツ 雌株のソテツ 大野下の大ソテツの言われと由来 この木は16代続いている蘇鉄家の庭にたたずんでます。 伝説として、家人が留守の時、ソテツの精が泥棒が入らないように音を出して守っていると伝えられています。

一心行(いっしんぎょう)の大桜

推定樹齢約400年 熊本県の一心行の大桜 バラ科のヤマザクラ 一心行の大桜の言われと由来 この桜は16世紀の末に島津軍の侵攻によって討ち死にした中村伯耆守 (なかむらほうきのかみ)という矢崎城の城主を弔うために その城主の子惟尚が一心込めて経を書き、この桜をそばに植えたことから 一心行の桜と名付けられました。 花の見ごろは毎年4月の上旬くらいです🌸

淡島のイチイガシ

推定樹齢約400年  熊本県球磨郡山江村の天然記念物 淡島のイチイガシ 淡島のイチイガシの言われと由来 この木は淡島神社の境内にたたずんでます。 子宝・安産そして腰から下の病気の平癒として知られていて、現在も願い事をする人が絶えず、願掛け穴があります。 人気のお土産に「安産の梅」梅干し漬があります。

阿弥陀杉(あみだすぎ)

推定樹齢約1300年 熊本県の阿弥陀杉 阿弥陀杉の由来と言われ この木は国の天然記念物に指定されていましたが1999年の台風で幹が倒壊し 壊滅状態になってしまいました。 主な幹は倒壊してしまい、幹の下の方の枝がわずかに残り、それが育っています。 阿弥陀杉という名前は卵型の樹形が阿弥陀仏の光背に似ているという理由で付けられました。 かつてはこの木の近くに阿弥陀仏も祀られていたそうです。 ところが1902年に売却され伐採されそうになったのだがこれを知った北小国村と南小国村の

麻生原(あそうばる)のキンモクセイ

推定樹齢約700年  日本の天然記念物 熊本県の麻生原のキンモクセイの木 麻生原のキンモクセイの木の言われと由来 この木は麻生原居屋敷観音の境内にたたずんでます。 毎年9月下旬から10月上旬に花を咲かせ その甘い香りが近くにある緑川の対岸にまで届くそうです。

相良(あいら)のアイラトビカズラ

推定樹齢約1000年 日本の天然記念物 熊本県の相良のアイラトビカズラ 相良のアイラトビカズラの言われと由来 アイラトビカズラは日本では珍しい木です。 伝説によると相良寺に平家の残党が立てこもった時に 源氏方が火を放った際に、その寺の観音様が1キロ先の アイラトビカズラまで飛翔し、難を逃れたと伝えられてます。

佐土原(さどわら)のヤマモモ

推定樹齢約300年 宮崎県の佐土原のヤマモモ 佐土原のヤマモモの言われと由来 この木は根本に丸太をくり抜いた小さな祠が祀られています。 工業団地が造成される時に整地されることになり、一時はこのヤマモモの存続が危ぶまれましたが、現在の場所に移植が決まり今も元気です。

去川(さるかわ)のイチョウ

推定樹齢約800年 日本の指定天然記念物 宮崎県の去川のイチョウ 雌株のイチョウ 去川のイチョウの言われと由来 このイチョウは島津家の始祖忠久が植えた木と伝えられています。 この木は1993年の台風で被害を受け、大枝の多くが折れてしまい、翌年に蘇生治療が行われてます。 現在は秋に多くの実が稔ります。

月知梅(げつちばい)

推定樹齢400年 日本の指定天然記念物 宮崎県の月知梅 月知梅の言われと由来 この梅の品種は臥竜梅(がりょうばい)で地面をはうようにして枝が根をおろし 伸びていきます。 最初は1株だけだったのが、現在は70株近くに及び、昔から名梅として知られています。 「月知梅」と名付けたのは薩摩藩主の島津光久がつけたものと伝えられてます。

清武(きよたけ)のクス

推定樹齢約900年 日本の指定天然記念物 宮崎県の清武のクス 清武のクスの言われと由来 この木は地元では八幡さんと呼ばれて親しまれている船引神社の境内にたたずんでます。 幹には戦争中に防空壕として使われたという大きな穴も開いており またこの地は幕末の儒学者であった安井息軒の生まれ故郷でもあります。

願成就寺(がんじょうじゅじ)のモクセイ

推定樹齢約300年  宮崎県 日南市の指定天然記念物  願成就寺のモクセイ ウスギモクセイ 願成就寺のモクセイの言われと由来 この木は願成就寺の境内にたたずんでます。 この寺は飫肥(おび)初代藩主伊藤祐兵(すけたけ)の時代に創建されたもので、その後改築のときに植えられたものと言われています。

上穂北のクス

推定樹齢約1000年 日本の指定天然記念物 宮崎県の上穂北のクス クスノキ 上穂北のクスの言われと由来 この木は南方神社の境内にたたずんでます。 主幹には空洞も見られず樹勢は旺盛で均整のとれた美しい形で成長しています。