見出し画像

自戦記(マッチングアプリver.)



新年始まったということでマッチングアプリ登録しました!
使ったのはPairsです。2、3月は仕事忙しくなりそうなので、有料会員1ヶ月分のみコード割引入って3000円弱課金しました。
では早速いいね数から見ていきましょう!


※もちろんスクショ時のみ登録したタグです

東京では100overが無数にいると思いますが、宮城の中では健闘したんじゃないでしょうか。
まあ、数には何の意味もないんですけど…

問題はここからどうなったかですね。
その前に自分語り、入ります。


前置き

アプリは妥協の極地・恋愛弱者の敗者復活戦・民度低い人それなりにいる・治安悪いといった、世間の一部からの評価に自分は概ね同意しています。

主な原因としては、3年前登録した際に「画像少しだけ加工してますー」と言って、アゴの骨格(時空)を歪めていた人と会ったり、急に連絡取れなくなる人多くて虚無になったからですね。
それらが精神状態の悪化を加速させたというか、最後のトドメを刺してきたと言いますか…

だがしかし、友人がアプリを通して付き合い始めたり、個人的に一人で生きていくモードも虚しいことが判明したりしたので、「奇跡を起こすためには打席に立つしかない」「宝くじも買わなきゃ当たらない」ということで登録することにしました。

まあ要するに、転職サイトに登録して自分の市場価値確認しとくか~くらいのノリです。

いいね内訳

では100がどうなっていったか見ていきましょう。
結構濁した表現使っているつもりなので、自分の性格がオワってるのは一旦スルーでお願いします。

スタート(100)


【非表示にした人】(約20名)

今後検索時に出てくると複雑な気持ちになる・効率が悪くなるということで一定数非表示にした人
ブロックと違って向こうからは見えるので、いいね数が知らぬ間に増えていくことがありました

↓ 残り80
【こちらがマッチング拒否した人】(約25名)

いいねされたものの、プロフから明らかに相容れない・色んな意味でキツい・業者っぽい人で、時間の無駄になるのが明白なパターン
ユーザー名がランダムなアルファベット4文字かつ韓流系の写真は業者っぽかったです

↓ 残り55
【一通もメッセージ返ってこない人】(約10名)

一通目は無難なことしか送らないし、逆に言えば規約でヤバイ文章送れないようになっているので、単に向こうが冷やかしでいいねを返してくれたパターン

↓ 残り45 実質これ以降から相性が問われる  
【やり取りしんどい人】(約10名)

短文返しに限らず日本語に難がある人、不良っぽい人、同じクラスにいたら絶対話さないであろう人

↓ 残り35
【話続くけど盛り上がらない人】(約30名)

適度に向こうから質問が来たり、やり取りは続く人たち
これに関しては顔写真がなかったり、後ろ姿だけのプロフだと自分のやる気が下がってしまいやすいというだけの話

↓ 残り5
【会えるなら会っておきたい人】(2名)

プロフはまあまあだけど、メッセージは楽しいので会えば印象変わるかもしれないという人
このうちの一人と実際に会いましたが、予想通りアリ/ナシのボーダー上というかんじでした

↓ 残り3
【ぜひお会いしたい人】
会話弾む&プロフ良さげな人

一人目→会おうと誘う前に唐突にブロックされる
二人目→途中でメッセージ来なくなる
三人目→実際に会う→消滅濃厚


いや、難儀すぎる。
学生はそもそもアプリやるまでもなく出会いがあるし、20代後半がおそらくボリュームゾーンのため、正直いいね数は3年前に比べて大幅に増えたんですよ。
で、100もあれば選び放題だと思ってましたが、実際はそう甘くはなかったですね。
【ぜひお会いしたい人】以外では「この人に自分の時間を費やすくらいなら一人でいるわ」と思ってしまうように、自分の許容幅にも難があるのかもしれませんが。

今回の戦略

3年前はとりあえず会う方針で登録して、同じ日にハシゴして会ったりして疲れたので、今回はプロフ良さげで会話が楽しく弾む人だけと会うことにしました。

かつては会うためにメッセージを必死に繋げてたのも嘘のように、今回は淡々と切っていきました。この点が一番成長を感じられましたね。

ただ、【ぜひお会いしたい人】からブロックされてからは途中からメッセージを真面目に返すのをやめたり、とりあえず会ってみる寄りに方針を変えたりして結果的にブレブレの戦略となりました。

マッチングアプリ概論

アプリは営業スキルが問われる(断言)

現在、自分は賃貸物件の営業をしているのですが、それは顧客の方から「この物件に住みたい」とやってきて、こちらが入居させても良いか最終的に判断するため、どちらかといえば立場が上と言えます。
でもアプリは、自分という商材を買ってください・プロフという名のカタログだけでも見てくださいと押しかける飛び込み営業に似ていると感じました。
(途中からは「いいね数」という錯覚資産を用いて、向こうから見に来てもらうように変わらないといけないのですが)

もちろん写真を加工したり、身長や年収を盛るなんてことはやってないし、ダメですが、だからこそ相手からの受け取り方を考えたうえで、素の自分を良く見せるための文章や写真選びのセンスといった要素が重要になると思います。

それらを踏まえたうえで、自分は戦略・作戦・立案・分析・傾向…といった単語にワクワクしてしまう人間のため、自己紹介文に入れるべき要素や、曜日や時間帯による反響の差異、職業・年齢等の属性がどういった人からウケが良いかを感覚的に把握するという作業は苦ではありませんでした。

また、婚活バトルフィールド37という婚活ガチ勢の漫画を愛読しているため、女性がジャッジを下す主な判断材料となるのは、職業・資格といった「肩書き」や、年収・一人暮らし・長男ではないといった「条件」だと考えていました。
しかし、途中から結婚相談所ではなくアプリにおいて女性側が見ているのは、プロフをもとにしたその人の雰囲気なんだろうなと思うようになりました。

つまりは左ききのエレンでもあったように、配られたカードで勝負するしかないということです。
無いものねだりですが、自分は週末仲間とBBQやスノボしてる写真をプロフにして陽のオーラを醸し出せる人間になりたかったし、平均的な体重があって、マッチョがタイプだという人たちからの票を少しは獲得できるようになりたかったですね。
でも、そこらへんを割り切ってからセルフブランディングをしてスタートラインに立たないと、打率の低さに絶望する可能性が高い気がします。

あと、Pairsに関しては知っておくべきシステム・心理上のコツが結構あるように感じました。
もちろん全て理解するなんてことは無理ですが、アプリは男女構成比が歪であり、世界の富の分布に似て一部上位層がいいね数の平均値を上げている以上、いわゆる弱者男性には厳しい世界なのは真実だと思います。
ただ、機能をろくに調べもせずにいいねが全くもらえないと嘆いている男性側にも多少の落ち度はある気がしました。

感想

会ったこともない人間と複数同時でのやり取りはしんどい以外の何物でもなかったですね。
誰と話しているのか分からなくなることが多々ありました。
男がラーメン好きをアピールするのと同じくらい、趣味はカフェ巡りの女性が多いので、話題や特徴で差別化を図ることは大事なのかもしれません。

いいね数に関してですが、自分レベルでもわりと疲弊したので、500+の女性たちはベルトコンベアの作業員みたいに粛々と捌いているのだろうと思いました。メッセージ付きいいねではセクハラめいた文章も飛んでくるだろうし、大変な作業と推察します。

あと期間についてですが、1ヵ月すら自分にはしんどくて、数日残して辞めてしまいました。
承認欲求モンスターと化して頭おかしくなったり、後半は良いと思える人もいなくなって、いいねが余るようになったので良いやめ時だったと思います。
何というか、自分にとってアプリは飽きるとかではなくて、返さなきゃいけない仕事のメールが溜まっていく感覚になってしまうので根本的に向いてないんでしょうね…
遊び大好き人間だったら、所属するコミュニティを破壊する心配もないため、死ぬほど効率が良いツールなのかもしれませんが…

終わってみれば、Pairsの真髄の7割くらいは分かった気がします。
ただ今回は登録してから軌道修正しまくったので、次やる機会があれば一貫した戦略をとって、もっと上手く立ち回れる謎の自信があります。

まあ、2024年はまだ始まったばかりなので、前哨戦としてはまずまずだったのかなと思います。




















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?