読解力/書出力

2024年5月から木下斉さんの「狂犬の本音」のメンバーシップに参加。
今までもvoicyで木下さんの放送を聞いていたのだが、文字情報の方がじっくり考えるのに適していると考え参加。
その中でも木下さんの提唱する「ジブン株式会社」という自分自身を株式会社のように捉え、どのように事業・投資を行うべきかという考えるべきか、という点に注目して記事を読み、自身のキャリアの参考にしたいと思っている。
早速、#ジブン株式会社マガジン のタグがついている一番古い記事を読んでみた。
読書力を高めるためには、書く力を鍛えよう。|木下斉

この記事で木下さんが書かれていることを、3点に要約すると
①文章を読んだだけでは、それを十二分に理解はできない
②自分で要約を書くことで、読んだ内容が整理され、理解につながる
③要約の上で、自身の意見を書くことで思考が深まり、自身の論も構築することができる。
(④要約を書いたとしても、読み手のバイアスがかかるので、書き手の意図と異なった内容となることもある)

このnote記事を読んで感じたのは、「読んだ文章の要約を書く、というのは英会話学習における復習に似ているな」ということだ。
似ていると感じた点は、
A. 文章を読むこと ≒ 英会話で話すこと
B. 要約を書くこと と 英会話を振返 は両方とも理解を深めるのに役立つという点
C. そしてどちらも、意外と厄介で面倒であること
さて、記事でも推奨されている③の「自分の意見を書く」を行なっていくと、
全面的に同意の上で、どうすればより良い理解や、自分の論の構築に役立つかを考えると下記の2点が有効だ。
④ 「書き手」と「自分」の意見の違いを認識すること
⑤ さらに、その違いが「なぜ」生じているのか考えること
例えば、簡単な例を出すと、
Aさんは、自己居住用の住宅は購入すべきではなく、賃貸で十分と考えるのに対して、
私は、資金計画が立つのであれば、購入すべき。
という意見の違いがあったとする、Aさんが賃貸派なのは昔、親が買った郊外の住宅が今では二束三文の価値しかつかず負動産になっているのに対し、私は若くしてマンションを買った友人の家が2倍ほどの価値になっているのをみているから、という背景の違いがある。
他にも、余剰資金は銀行に預金で貯金するのが一番と考える人や、積極的に投資すべきと考える人、などなど。
これらの違いは年代、周囲の環境、属性という背景によって生じていることが多々ある。
それらの背景を知ることで、じゃあ自分は?今の社会では?これから先は?日本では?海外では?と、考えを拡げるきっかけになる。
仕事では様々な分析や検討をし、決定を下していく。
ただプライベートになると、「何となく」で考えを流してしまっていることが多い。

プライベートで触れる全ての事象に対して、仕事と同じようなスタンスで臨むのは疲れてしまうが、せめて自身の将来や、重大な事項に対してはアウトプットもして考えてみるのは「ジブン株式会社」の社長としては当然すべきことですね。

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