スキマスイッチの好きな曲を語る日 2022/04/20
私はスキマスイッチを結構聴きます。一番有名な「奏」とか「ボクノート」とかも良いんですが、もっとディープで良い曲もあるので紹介していきます。今日は真面目です。よそいきです。好きなものを紹介する時はよそいき。
大体5~10曲前後くらい紹介していきます。ちょこちょこ追記するかもしれないです。
1.View
2003年発売の「View」はデビューシングルの曲で、失恋をテーマにした曲が多い初期スキマスイッチの代表曲。
初期のスキマスイッチは失恋を割り切るか、なんとか寄りを戻すか、未練タラタラになるかだけど、これは未練タラタラに近い。
簡単に言えば、失恋したから海に行くけど、やっぱ忘れらんない…って曲で、とにかく最後の方が怖いけど、曲調はすごいポップなのも面白い。
2.螺旋
2004年発売の「螺旋」は初期スキマスイッチの中でもかなり未練タラタラだし、割と歌詞はキモい。でも、すごい良い曲だし、誰にでもこういう部分はあると思う。安易に責めれない。
ストーカー化するとか嫌がらせするとかの暗い陰湿さは無いんだけど、ずっと後悔してて、明るい陰湿さみたいなものはどこかに存在してる。連続で、未練タラタラ系を紹介してごめん…私メンヘラオタクかもしれん…
こうすればよかった的な前向きなことがあんま無くて、ずっと過去に縋ってる感じは結構好きかも。失敗とか恋愛って多分こうだから。知らんけど。
時代を追うごとに復縁系とか自分を反省とかは増えてくから安心して!!!!!!そこは大橋さんも分かってるから!!!!!
3.雨待ち風
2005年発売の「雨待ち風」はついに未練タラタラから吹っ切れて、ちゃんと前向きになれた曲で、失ったものが雨待ち風=涙が降りしきる心の中とリンクしている。
「君を追っていけばいいのに」というネガティブな歌詞があったり、亡き人への思いごとその涙を入道雲が消し去ってほしいという描写はあるものの、最後にはその感情は入道雲が晴れるように少しづつ晴れていく様子が描かれている。
序盤~中盤は全体的にモノクロな映像だったのが、過去の思い出とかを遡ってったりして、ラストが快晴で終わるシーンが印象的で、隠れた名曲としてぜひ紹介したいです。
4.アーセンの憂鬱
2006年発売の「アーセンの憂鬱」はボクノートと同じアルバム「夕立ブレンド」に入ってる楽曲で、スキマスイッチが一躍有名になった時期とも被り、流石にもう独特の重たさは少しづつ無くなってきて、今のスキマスイッチみたいにポップな雰囲気で楽しめるはず。
タイトルの「アーセン=アルセーヌ」で、要するに大泥棒アーセンは色んなものを盗めるけど、唯一盗めないものがあって、それは…あなたの心です 的なこと。
ルパンのカリオストロの城でこのセリフがあったし、意識はしてるんだろうけど、全体的にオシャレだよね。野暮ったさが無くて綺麗にまとまってる。
5.ガラナ
これも同じく2006年発売で夕立ブレンドのアルバムに収録されている「ガラナ」で、後述する「ゴールデンタイムラバー」と近い感じ。
一歩勇気を出して前進することを応援しているけど、それだけじゃなく奮い立たされるような感じ。言葉がスッと染みてくる感じが好き。
あと、YouTubeのコメ欄のトップにあるんだけど「後悔するなって背中を押してくれる曲なのに、ガラナがオリコン1位取った時 めちゃくちゃ嬉しかったのにカッコつけてあんまり嬉しそうにしなかったの後悔してるってエピソードが好き。」ってコメントが面白かったです。
6.雫
2009年発売の「雫」だが、私個人としてはNHKでやってた「獣の奏者エリン」で聴いたのがきっかけで好きになった。
タイアップでかなり寄せてる珍しいパターンで、「背中にあった翼は君と共に無くした 飛べた頃の記憶は擦り傷の様には消えてくれない」とか、かなり考えさせられるような内容。
カラオケに行ったらなんとなく選曲してる。奏よりも全然選曲した回数が多いと思う。毛色が違うけどカッコいい。奏もいいけどね。
7.ゴールデンタイムラバー
同じく2009年発売の「ゴールデンタイムラバー」はアニメ鋼の錬金術師とタイアップした楽曲で、手に汗握る勝負で勝つために必要なものを手に入れる 大体そのような内容。
MVでは野球選手の投球やチェスやフェンシングなどアスリートを意識していて、「太陽も勝負運(ツキ)もなんも完全にこっち向いていないが」など太陽⇔月などの言葉遊びも入っている。
鋼の錬金術師でもバトルシーンが多く、内容としてはかなりまとまっている。内容的にギャンブルっぽくも聞こえるので、カイジの映像と合わせたMADも作られてた記憶。あと、ハガレンの曲は大体良い。ラルクかポルノも今度やるかも。
8.アイスクリームシンドローム
2010年発売の「アイスクリームシンドローム」は、我らがポケモン映画「幻影の覇者ゾロアーク」のED曲。すごい爽やかで良い曲。
夏の曲といえば海辺とかひまわりとか花火とかを想像するかもしれないけど、この曲はすごい清涼感がある。恋愛感情とアイスクリームで気持ちが溶けそうになることを掛けてるのがオシャレ。
オシャレすぎないし、等身大っぽい感じが良い。
9.ユリーカ
2012年発売の「ユリーカ」は、宇宙少年のOPでもあり、ギリシャ語ではEurekaと書き、アリストテレスの「見つけた!」という感嘆符が由来。
歌詞には宇宙と絡めたものや自分の心の中で葛藤する様子が描かれ、最後には自分の中で解決していく歌詞となっている。
「…心の中に住み着いている女々しい 寄生虫が僕の行く手を遮っていると思っていたんだけど それすらも自分が作り上げた幻想だと気づいた時 胸の淀みがスーっと消えた音がしたんだ」というスキマスイッチでは珍しい語りパートが入っていて、それが個人的にはかなり刺さる。
10.トラベラーズハイ
2014発売の「トラベラーズ・ハイ」ですが、先に謝っておくとこれライブ音源しかありませんでした。でも、ライブ音源のが好きだから都合が良いかも。
テーマは「ドライブ」で、楽しくて陽気な歌詞が多い。高速道路とかでもこれ聞いてたら多分眠くならないと思う。
歌詞に「風を切って ウィンドウ開け放して Tomorrow never knowsなんか流して」と、大橋さんが好きなミスターチルドレンのTomorrow never knowsが出てきてたり、すごく明るく聴けるのが特徴。
【まとめ】
桜夜風とか君の話とか全力少年とかAh Yeah!とかも聴いてほしいけど、もう疲れちゃったのでまた今度。なんか喉痛いし、それなりに調べたので許して。
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