「電音部」は素晴らしいという話 2022/07/23 【2364文字】
皆様、「電音部」はご存知でしょうか。最近2周年を迎えたバンダイナムコ発のコンテンツでして、かなり精力的に更新が行われています。
ざっくり言うと、「アキバ・ハラジュク・シブヤ・アザブ」の4エリアごとに「電音部」があって、それぞれ特色があるのが非常に良い。
・著名なトラックメーカーが参加している
肝心の音楽性も普通に良くてですね。著名なトラックメーカーが編曲している事も多くですね、簡単に名前を列挙していくと『Yunomi』『Moe Shop』『PSYQUI』『Snail's House』『TEMPLIME』『TAKU INOUE』『GIGA』『kamome sano』などが参加している。
改めて見るとすごいメンツだ。そんで、割とブルーオーシャンというか、ビジネスとしても素晴らしい体系だよね。
ガッツリ他社の名前出すけど、『プロセカ』とかも今までボカロPとして休止してた人が楽曲提供してくれたりしてくれてるし、今までDTMとかトラックメーカーみたいなエレクトロニクスな音楽性に注目して、大々的に取り上げた企業は中々少ないんじゃないかな。
・サブスクが充実している
なんといってもこれが大きい。バンナムはアイドルマスター系など含めて、サブスク解禁しているコンテンツが意外と少ない。
その中では《Spotify・Apple Music・YouTube Music》などですべて聴けるようになっているし、プレイリストも全曲が揃っているラインナップなのも嬉しい。
特に最近では主人公の"日高零奈"がよく聴くプレイリストなど、キャラへの解像度も非常に高い。
・エリアごとに特色がある
そして、各エリアの特色についても大まかに紹介していこう。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/82933182/picture_pc_408213c07ca42744a02b13d03b75f3da.png?width=800)
《アキバエリア》
まず、《アキバエリア》は「日高零奈、東雲和音、茅野ふたば」が代表なのだが、電音部は基本的に3人組で、全員がDJをする設定となっている。
アキバエリアの雑感としては、「仲間思い」ですかね。他よりも部活として描かれていることが多く、絆はあるし、それなりにキャラも立ってる。
楽曲としては『NEW FLONTIER!』やTEMPLIME提供の『Blank Paper』などが私は好きで、東雲和音のソロ曲である『トアルトワ』・『mani mani』の編曲は、アイマスシリーズやコナミに楽曲提供を多く行う「TAKU INOUE」で、全体的に安定性が高い。
《ハラジュクエリア》
次に《ハラジュクエリア》の、「水上雛・桜乃美々兎・犬吠埼紫杏」の3人で、コンセプトとしては「インターネット」なのかな。
雛は絵師で、紫杏はゲーマー、美々兎はメンヘラ(?)みたいなイメージで大丈夫だと思います。美々兎は「自称:お姫様」のメンヘラだと思ってください。
とはいえ、ハラジュクもかなりレベルが高い。『Yunomi』『Snail's House』『Moe Shop』がハラジュクに楽曲提供してくれてるのヤバすぎだ流石に。
好きな楽曲はYunomi提供の『Distortion』・『ドキドキパリラルラ』・『Hyper Bass』で、個人はMoe Shop提供で犬吠埼紫杏の『Eat Sleep Dance』・『Good Night Baby』など。
他にはSnail's House提供の『Princess Memeism』、Nor提供の『ミルキータイムライン』なども良い。
《アザブエリア》
次に《アザブエリア》で、メンバーは「白金煌・黒鉄たま・灰島銀華」であり、中でも"黒鉄たま"はトップクラスの人気を誇るキャラ。
コンセプトとしては『お金持ち』で、特にサイドの白金煌・灰島銀華はどっちも金持ちの名家出身の設定で、黒鉄たまは白金家のメイドでもある。
好きな楽曲は『Where Is The Love』・『Love me harder』・『麻布アウトバーン』で、黒鉄たまソロの『いただきバベル』・『Cacth a Fire』、灰島銀華ソロの『ウサギとカメ』・『KOI WAZURAI』。
《アザブエリア》はソロ楽曲は強いけど、グループはなんとも言えないんですよね。グループになると、割と落ち着いた曲が多いからなのかな。
銀華がソロ4曲で、恐らくソロだと美々兎とトップタイかな? 紹介してないけど煌のソロも普通に良いですよ。『MUSIC is MAGIC』とか。
《シブヤエリア》
最後に本命の《シブヤエリア》で、メンバーは「瀬戸海月・鳳凰火凛・大賀ルキア」の《帝音国際学院》は名門校として描かれていて、作中でも最強とされている。
流石に紹介しておくと、瀬戸海月(CV.シスター・クレア)、鳳凰火凛(CV.健屋花那)、大賀ルキア(CV.星川サラ)とすべてVtuberが担当している。恐らく《にじさんじ》所属でいいのかな?分からん。
コンセプトとしては『実力主義』で、基本的にDJバトルをかなり求めていることが多い。まあ、これは特に火凛とルキアに限った話ではあるのだが。
好きな楽曲は『Let Me Know』、鳳凰火凛ソロの『Beat me!』・『Shining Lights』・『CHAMPION GIRL』、大賀ルキアソロの『NANAIRO STAGE』、瀬戸海月ソロの『メロディーの抱擁』。
特に"鳳凰火凛"は人気が高く、公式も推しているキャラなので、ソロ曲も『kamome sano』、『GIGA』、『PSYQUI』などの有名なトラックメーカーが、火凛のソロ楽曲に提供していることからも分かる。
私自身がこの中だと"健屋花那"さんの配信しか見ないのだが、本当に時間を縫って、スケジュールを工面していそうなので、あまり無理は言えない。本当に大変そうなので。
エリアに関してはおよそすべて語りまして、2周年で新しく《カブキエリア》も出てきましたので、今後も注目ですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?