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マスターデュエルの「イベントデュエル」を振り返る 2022/07/14 【1815文字】

エクシーズフェスティバル(2022/02/17〜02/24)


・最初のイベントデュエル。EXデッキに「エクシーズのみ」が許された通常とは違うデッキ体系で、順当に行けば当時のトップメタは「ホープ・ヌメロン・十二獣」辺りで、鉄獣・ドライトロンで溢れていた本来のランク戦の環境とは大きく変わる。

・このルールの欠点として、「メインデッキ」には何を入れても許されるので鬼のように自爆デッキが流行した。当時は途中まで勝利して100pt、敗北で50ptと敗北した方が効率が良かったので自爆が流行した。

・そして開催期間も約1週間程度だったのもあり、途中で勝利500ptの上方修正が行われ、自爆は今後のイベントデュエルで出禁となった。私は自爆デッキ・LL・十二獣を使用した。


N/Rフェスティバル(2022/03/23〜2022/04/04)


・前回の反省を踏まえ、期間が1週間→2週間となり、レギュレーションでN/Rレアリティのカードに使用が限定された。また、一部デッキに規制が入り「真竜・メガリス・幻煌龍・時械神」などに枚数規制が敷かれた。

・この頃の問題点として「ミッションの達成難易度のバラつき」があり、相手のモンスターを戦闘破壊50など達成が難しいものがあった。

・私は身内と、この開催の1ヶ月前以上にN/Rで無限起動ガジェットを使用していたこともあり、「列車無限起動」で勝ちを重ねたが、実は「メガリス」が裏で大暴れしていた。


シンクロフェスティバル(2022/04/12〜2022/04/22)

・この頃から新弾と合わせてイベントが開催されることも増え、今回は『フルール・ド・バロネス』の収録と同時期と開催された。

・旧態依然として「ミッション関連」の不満は募っていた印象だが、良くも悪くもそれ以外はそれなりで、特にイベントデュエルはジェム報酬が美味しいのでそれで走る人は多かった印象。

・私自身トップメタの「電脳堺」を使用していたのもあり、かなり楽しく走れたフェスだと思っている。花札衛とインフェルニティにGつっぱしてライブラリーアウトされた以外は楽しかったです。


融合フェスティバル 2022/05/12〜2022/05/23

・こちらも現在の環境でも猛威を奮っている「デストロイ・フェニックスガイ」の収録に合わせたイベントデュエルで、融合を主体とするHERO・デスピア・シャドール」などが多かった印象である。

・正直な話、あまり言う事は無くて、デスフェニをどう止めるかという手段はランクマでもやっていたムーブなので、特別な思い出が無い。

・個人的には今までで一番満足度が低いフェスである。ランク戦の環境テーマにほとんど融合テーマが存在しないのに、どのテーマにも「フュージョン・デステニー」が採用され、クソゲー化していたのが最悪だった。私は「サンダードラゴン」を使用していた。


リミットワンフェス (2022/06/16〜2022/06/27)

・最新のフェス。いわゆる「ハイランダー」と呼ばれるもので、試みとしては面白かったのだが、遊戯王自体のゲーム性とマッチングはしていないので難しい問題だなぁとしみじみ感じていた。

・この頃から「ミッション問題」はほとんど解消され、勝利すればジェムが美味しいのでノンストレスにはなったが、勝てるテーマが限定されてしまうので、レンタルデッキはもう少し強くても問題ないと思われる。

「オルフェゴール・幻影騎士団」がトップメタで、私も「幻影騎士団」を使用していた。闇属性はサポカが揃っているので「暗闇を吸い込むマジックミラー」という闇属性をメタる最悪なカードも注目された。


【まとめ】

約4ヶ月間で合計5つのフェスが開催されている。おおよそ月1ペースで開催され、それなりにジェムも稼げるので私は大いに満足している。

ただ、大番狂わせというか、どのフェスも基本は下馬評通りで進むので、予想を裏切られる楽しみ自体は無いのだが、知らないテーマと戦うのは知見になるのでそういった楽しさ自体はある。

正直、リミットレギュレーションも最近はそれなりに剪定されているので精度は高まっているような気がする。私はシンクロフェスがもっとも楽しく、融合フェスがもっとも詰まらなかった。

パワーカードと同時に開催されるのは構わないが、カード1枚から出てくる強カードに規制が設けられないのは楽しみを大いに奪われる。バロネスはその辺りちょうど良かったように思える。

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