炎のチャレンジャーはすごい 2022/04/08

今思うと電流イライラ棒で番組を成立させてたのすごくない? ウッチャンとナンチャンの司会パワーだけでなんとかしようとしてた?

ゲームとかでたまに実況者があげてたりするし、YouTubeでもたまに見るけどさ、鉄の棒をくっつけたらおしまいのゲームで盛り上がるのすごすぎだろ。原始時代ならギリ成立してそうな原初の笑いを大人たちが真面目にしてるのブラボーだろ。

でも、そう考えると同系列でも筋肉番付ってすごくない?跳び箱を何段飛べるかとか何回腕立て伏せをできるかとか、もはやマンモス狩ってた頃の娯楽なのに、明らかに面白いもんな。見て分かる面白さだし、メンツも中山きんに君とか照英とか池谷直樹とかガチすぎるだろ。バラエティーとして成立してないだろ。でも、古舘伊知郎さんがいることで一気に成立する。すごい。

2000年代前半のバラエティーってどうかしてたと思う。レイザーラモンHGとか売れようとしたキャラ付けとしては攻めすぎだし、細木数子がめちゃくちゃ出張ってたあの時代はなんだったんだよ。余談なんですが、誰か細木数子vsヒカキンのBadApple!の対決動画を作ってくれませんか?作らないとアンタ4ぬわよ。

それで言うと、ピラメキーノとか今見ると子供ってこういうのが好きなんでしょ?みたいな作り方してて「ナメてるな」と思いませんか?

ズクダンズンブングンゲームとかなんとなくやってたし、割と見てたけど、なんか全体的に子供ってこういうの好きやろ?ワテ知ってまっせ感があってあんまおもんなかったんだよな。

ただ、ひとつ評価することがあるならば、それは「GO!皆川」の存在に尽きるだろう。

はんにゃとフルーツポンチが真面目にやってく中で、ひとり彗星のごとく現れた清涼剤・カンフル剤こそがGO!皆川である。

文字で再現すると、テンテレテーンテン ウンチョコチョコチョコピ‐‐‐!と言いながら登場し、おもむろに腰を右側に90度ひねったかと思えば、その身ひとつと勢いだけでニット帽を投げ飛ばすのだ。テレビ東京の狂気とも思える采配だが、私はこれをいたく気に入って、小学生時代に真似をしていた。

10年以上経った今見ても全く要領を得ない。この行為に何の生産性を見出せばいいのか。ウンチョコ1回で風力発電の1/3くらいのエネルギーが発生していないと労力に見合わない。

これが面白いのかは、もはや分からない。誰がキャスティングしたんだ。でも、なぜか笑える。

原理は分からないがなぜか感情を揺さぶられる。もはやGO!皆川は「We are the World」とかと同じクラスにいるかもしれない。英語は分からないけどなぜか感情を動かされる。彼はこの世界を救うヒーローなのかもしれない

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?