『同担拒否』に疑問的なオタク 2022/07/31 【1700文字】

アイドルグループ等で「同担」を、すなわち、担当(特に応援)しているメンバーが自分と同じ他のファンを、あまり絡みたくない対象として遠ざけると宣言する言い回し。当該メンバーを応援する「担当」は自分だけでよいという感情に根差した考え方といえる。

https://www.weblio.jp/content/同担拒否

私はそもそも、長らくこのステージにすら立てていなかった。

要するに、『推し』という概念を持ち合わせていなかったのだ。

今も『推し』として認知している人はいないのだが、応援しているキャラクターもといアイドルはいる。これが世間一般で言う所の『推し』なのだろう。

その『推し』はアイドルマスター シャイニーカラーズの《田中摩美々さん》、その人だ。

携帯の待ち受けもホーム画面も、《田中摩美々さん》なので、立派なオタクの完成という訳だ。


具体的に言うと、今年の2月上旬からシャニマスを始め、その開始時から一目惚れして今日まで至る訳だ。

そこで最近ふと1つの疑念が沸いた。オタクになった現在、今まで理解の外にあった『同担拒否』について考えてみよう。

調べてみた結果、元々は《ジャニーズファン》の間で使われていたものなので、狭義的に見れば違うものだとは思うのだが、そこはご容赦いただきたい。

前フリはこんなもので、なぜ《疑問的》なのか?を掘り下げよう。

そもそも論として、自分は1人でアイドルやキャラクター等を占有できるものでは無いと思ってるし、『同担拒否』に関しても、個人の意見としてその理念を通してる分にはセーフだと思う。

というより、他の人の余計な妄想や発言によるノイズを受けたくないのだろうな、と容易に想像出来る。

それについては理解出来る。自分もPixivで《大崎甜花さん》の不愉快なSSを見て隔靴搔痒とも言える気分になったことがあるので分かる。ちゃんとその人もブロックしたし。

そうなのだ。感性が合わないことはある。でも、それはその人とのフィーリングの問題で、《同担拒否》は自分の『推し』を否定することになってしまう。そんな気がして止まないのだ。

私は好きな物は誰かと共有したい派閥だし、《田中摩美々》さんについても同じ心持ちだ。

二次創作、どんと来い。『同担拒否』の意志とは別に世界はファンやオタクの気持ちでどんどん上昇していく。

ただ、嫌いなもの・不愉快なものは受け入れたくない。そういうものを極力弾きたいのは分かる。

要するに私が求めているものは、『同担拒否』ではなく、『嫌なものを拒否』したい。

至極当然のことを言ってしまったが、本質は似て非なるのでは無いか?

そもそも、私に『推し』というのは門外漢だと思っていたので、今でも不思議だが、周りから見て私を見た時に『オタク』や『ファン』と言われて差し支えないのだろう。

もっと言えば、『推し』および《田中摩美々さん》には私の頭の範疇を超えて、もっと人々を豊かに幸せにして欲しい。

むしろ、それを自分の中で腐らせておくのは勿体なすぎる。

だからこそ、自分の中で有害なものをゾーニングして、プラスの情報だけを吸い取りたい。これが理想だ。

分かりやすく言おう。プラスの情報、マイナスの情報を受け取ってしまう恐れが無くなるのが『同担拒否』の最大のメリットだと思う。

自分がその『推し』に関する情報をしっかり追えて、SNSやインタビューまでチェックしていくならば、『同担拒否』をするメリットはあると思われる。

自分はそこまでは難しいので、SNSやYouTubeなどから情報を仕入れることも厭わないと思っている。

そこで、《田中摩美々さん》に関連せず、シャニマス関係であまり良い思いをすることは少なからずあるが、それも次からは見ないようにする判断材料だと思っている。

自分には『同担拒否』や『リアコ』という概念は存在しないので、反駁してみた次第だ。

これについてどう思うかは分からないが、あくまでも個人の意見ではあるし、多少はご容赦いただきたい。

今回の記事は多少なりとも爆弾を抱えているので、少しだけ堅めの文面ではあったが、以上となる。

それじゃバイビ〜! 限定サポSSR人魚摩美々で海賊王に俺はなる!!!

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