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SIW2023 StudentAmbassadorレポート〜西島和来〜

SIW2023では、8大学23名の学生を「SIW2023 Student Ambassador」として認定し、アイデア会議のプログラム実施や感想の発信や、学生ならではの感想の発信、豊かな学びの場・新たなつながりを作れるような学生向けプログラムを実施しました。

こちらの記事では、SIW2023 Student Ambassadorによるイベントレポートを配信していきます。


1.今知ろう、オールジェンダーのセクシャルライツ

イベントを聞いて感じたこと

「世界の女の子(15歳〜19歳)の最大の死因が妊娠・出産である」という事実は衝撃的でした。妊娠や出産と聞くと、私には真っ先に「おめでとう!」が浮かびますが、安全が確保されていない国の女性たちには、私が想像し難いほどの恐怖がよぎるだろうと思います。出産や妊娠に対するネガティブさを消すにはどうしたら良いかを考えさせられるイベントでした。

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イベントを通して今後に活かしたいこと

イベントを言い訳に、身近な人とセクシャルライツについて話したいです。家族や友人との会話で、いきなり話題にするには違和感がありますが、その日あったことを共有するイメージで、「SIWでこんな話を聞いてさ、」と話せたら、ハードルも低くなると思います。

また、性犯罪の被害者を責める「Victim Blaming」という言葉や日本にない避妊具など、知識をたくさん得られたので、「知ってた?」と会話を広げて身近な人に教えてあげたいです。

Next Generations〜次世代が活躍するまちづくり

イベントを聞いて感じたこと

渋谷の街づくりで「子どもたちをトップにして権限を与える」という提案に共感しました。

私は学習塾でアルバイトをしていますが、そこで触れ合う子どもたちにはいつも刺激を受けています。
ニュースをすらすら解説する賢さや現実性のある一面と対照的に、その直後にはとてもファンタジーなアイデアを披露してくることもあります。

子どもたちの奇想天外な発想があれば、さらに画期的でユーモアに富んだ渋谷の街が実現するかもしれません。そう思うと「早く見てみたい!」とわくわくしてきました。

イベントを通して今後に活かしたいこと

自分以外の新しい視点から街を眺めてみようと思います。例えば、子どもや外国人、高齢者などの視点を取り入れたいです。私はSIWを通じて、渋谷に訪れる人々の利便性向上やゴミ問題などに取り組みました。そのアイデアや経験から得た知見を広く社会に発信し、渋谷の人々へ「どう思う?」と投げかけてみたいです。

3. 渋谷芸術祭 〜都市とアートの新しい関係〜

イベントを聞いて感じたこと

多様なカルチャーが散乱しているのは渋谷の面白みではありますが、それらがアートとして一点に集中した姿も見てみたいと思いました。

渋谷の芸術性は、その混沌さから生まれてくると思います。渋谷にアートの場を創るなら、その姿を自由に表現でき、アート同士が混ざり合うような相互作用が生まれたらいいなと妄想が膨らみました。

イベントを通して今後に活かしたいこと

長谷部区長の野心的なお話を聞き、渋谷の街ともっと関わりたくなりました!

渋谷区の大学に通う私にとって、渋谷の街は大学時代を最も長く過ごした場所になると思います。放課後の遊び場であり、研究対象であり、サークル活動の場でもある渋谷は、まさに大学生活の舞台です。そんな渋谷が、この先もいつでも誰かの土台としてはたらくよう、貢献する存在でありたいです。

SIW2023 StudentAmbassadorとして

活動内容

私はAmbassador活動の広報とアイデア会議に参加しました。

広報の主な活動はインスタグラムのリールを制作で、会議中にカメラを回し、Ambassadorメンバーの真剣な表情や楽しく交流する様子を撮影しました。

アイデア会議では、渋谷におけるタバコのポイ捨て問題を解決するプロジェクトをチームで発表しました。チームのメンバーは共通して渋谷のゴミ問題に関心があり、中でも渋谷で顕著にみられるタバコの吸い殻に焦点を当てました。発案から発表までの約一ヶ月間、放課後や夜に話し合いを重ね、スピード感ある試行錯誤の経験ができました。

Ambassador活動の感想&今後に生かしたい事

広報の活動には非常にやりがいを感じました。自分を通じてSIWを知る人がいたことが嬉しかったです。制作したリールは想像以上に多くの人に観てもらえ、魅力を広く知ってもらうという広報の醍醐味を味わうことができました。

身近な人に広めることが一番の目標だったので、いいねをしてくれたり、直接話しかけてくれたり、会場に足を運んでくれた友人の存在は本当に嬉しかったです。

貴重な経験をさせてくださったSIWの皆さん、StudentAmbassadorの皆んな、応援してくれた友人に心からの感謝を伝えたいです。


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