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SIWAのファスナーと糸、色の話

山梨県の和紙メーカー大直の一瀬です。私は毎日使える和紙ブランドをテーマにしたブランド「SIWA | 紙和」を運営しています。
本日はSIWAブランドのファスナーと糸についてお話いたします。

SIWAの製品で使用している素材ナオロンはもともと障子紙として開発をした素材です。障子紙は一般的には白色ですので、ナオロンの元の色は白で、製紙しています。

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その白い紙をSIWAブランドのオリジナル色に染めています。
色は、ブランドのデザイナー深澤直人さんが決めてくださいます。
カラーチップや色の現物のサンプルなどから指示をいただき、何度もテストをして希望の色にしていきます。
現在では、ブランドカラーとしては8色で商品展開をしています。


2008年にブランドが立ち上がってからずっと変わらないブラウン。

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定番のブラックとグレー

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その他、毎年色々な色を発表してきました。

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この色を出す方法は企業秘密なのですが、その特殊な色に合わせた様々な製品パーツは他のメーカー様のものを選んで使用しています。


その1つがファスナーです。

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ファスナーのテープ、スライダー、エレメント全てを共色にしています。

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その後、製品を使っていくごとに、ナオロン自体は経年変化して色が変わり、最初は全く同じだったパーツとの色の差が出てきます。

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パーツは元の色のまま、ナオロンは経年変化により色が薄くなりますので、色の差が広がっていきます。

同じく糸の色味も同色のものを使用しています。

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ちなみにブラウンは上の写真で見ると糸の方が薄い色に見えますが、
縫ってみると縫い目の影ができるので、ちょうど同じくらいの色に見えてきます。

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丸手のバッグには取っ手のパーツに布を巻いているのですが、その布も同様に共色となっています。

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使っていくごとに取っ手だけが濃く色が残りツートーンのようになっていきます。またブリーフケースは取手の交換ができますので本体の経年変化が進んできたタイミングで取手だけを新しく交換するとさらにツートーンとなり、それもまた楽しんでいただけるかと思います。

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本日はSIWAの色味についてのお話でした。
SIWAのユーザーさんをご紹介しているI Love SIWAマガジン
使い方により色の変化は様々で、それぞれの使い方や経年変化の様子などを見ることができますので、こちらもチェックしてみてください。

時間の経過を共にして、製品も変化していく。
それがSIWA製品の使い方で楽しい点でもあると思います。
SIWAの使い始めの色味の様子と、時を共に過ごした際の経年変化の様子を時間をかけて、ぜひお楽しみください。





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千年続く和紙の産地、山梨県市川三郷町にある和紙メーカー大直と工業デザイナー深澤直人さんと一緒に作った毎日使える和紙製品ブランドSIWAの公式noteページです。 https://siwa.jp https://www.instagram.com/siwacollection/

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