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しうフォーマーズちほうカップ熊本2024レポート

僕はあいしう。
うだつのあがらない長男坊だよ。

以前投稿した大阪レポートを拝見してくれた方は多いと思うのだが改めて事情も簡単に記載すると、チームなるけんという鹿児島のチームで時々トリオに参戦されているしょーかさんからの誘いを受けて。
実家に帰るついでにちほうカップ熊本に我らがしうフォーマーズとして参戦することを決断した、というわけだ。

三人目はしょーかさんの提案もありしうフォーマーズとしてレイアさんをお誘いしたところ、了承を頂き、今回熊本での戦いに相成った。

レイアさんは九州を中心に活動されている白帯会のメンバーだ。
白帯会はどうやら運営に所属している出雲さんから話を聞く限りでは自分達で大会を開く関係かは分からないがかなり組織的で統率力と責任感が強く競技的思考のプレイヤーが多く集まっていると聞いている。
ある意味本家本元のユニフォーマーズみたいなあり方になっている底知れない恐怖をあいしうは感じている。
そこリスペクトでしうフォーマーズで同じ事やったら絶対内部崩壊するか、それこそ宗教団体のサロンみたいな扱いを受ける未来しか見えないのでやりはしないが…チームを本気でやるならそういう事も必要なのかもしれない、とは思い知らされる。

想像してみて欲しい。しうフォーマーズを完全に組織化した姿を。

定期的に開催される教祖あいしうの説法サロン!
しうフォーマーズ外部交流と称する謎の勧誘行動!
合言葉は『究極の一戦を始めるでしう』
これによって開かれる開かずの扉!
あいしうの分身ともいえるしうボールの顕現の祭壇!

教祖しう「団員モフール…!
しうフォーマーズ大阪支部拡大計画はどうなっているでしうか」
団員モフール「教祖しう殿、しうフォーマーズ大阪支部の人口は
先日のサロンにより少数ではありますが、増えて来たところでモフよ」
教祖しう「しーうしうしうwwww
これでいよいよ我々の目覚す究極の一戦に近づいたって事でしうなあ!」
団員コーゴリ「教祖しうさん!しうフォーマーズグッズの
製造ラインが安定して来ました!稼働率80%をキープです!」
教祖しう「流石だ団員コーゴリ!しうフォーマーズグッズは
団員のモチベーション向上に繋がるでしうからな!
しーうしうしう!!しーうしうしう!!」

メガテン世界みたいな宗教団体の出来上がりだ!
やってたまるか!!
第三勢力に潰されてしまえこんな宗教!!


まあそういうわけなので、我々は絆はドラえもんズ並にとてつもなく太いが統率力は悲しい事に皆無に等しいのだ。
相反する存在、それがしうフォーマーズと白帯の関係と言ってもいい。こう書くとカッチョイイネ!

それと実際耳にしてるから言うのだが我々の事を敬遠しているだとかいう白帯の方も一部いるというのが事実としてあるようだ。
我々は変にファイト外で悪目立ちしてこういう形で悪ふざけしてるからそういう人もいるのは仕方ない、とは受け取っているが、今回熊本にて白帯の人らと何人か直接お会いするわけだから、そういう誤解を今回を機に解ければいいな、とは思ってはいる。

ワタシタチ!

コワクナイヨ!

ホントダヨ!

シンジテヨ!

ソレカラ!

ワレワレ!

シュウキョウジャナイ!

話を戻す。
当たり前のようにあの人妻しょーかさんからは『note、楽しみにしてるねっ☆』という一文も添えられた。別にそれはいいのだけれど、最近ぱちもん系ヴァンガード大型大会レポライターみたいな扱われ方をしている気がする。トランセル種市みたいな…
ヴァンガード界のマフィア梶田ポジにあいしうがなっちまってぇコトかぁ…と考えるとある意味畏れ多い。
有難い悲鳴ではあるのだが、参加直後に結構催促される事があるんだけど、これ書き上げるの思い出し作業もある関係でマジで数日普通にかかるんだゾ!ちゃんと書いてるんだから圧かけんなバッカモォン!

まあ無いとは思うが、株式会社ブシロードさんから怒られが発生しない限りはこういうちょっと悪目立ちするタイプのささやかな悪ふざけは続けていきたい。


環境考察

宿命者が追加され、運命者達も相応の強化を得たわけだが、全体的に見て宿命者は秤以外大半がミッドレンジのデッキばかり台頭して来ているように見受けられる。
過去のデッキ達の強化は全体的にはされたが根本的なところは変わっておらず、結局相手のミッドレンジに対して押し付けるデッキが軍配の上がっていく環境下であると予測する。
具体的には秤の宿命者やブラグドマイヤー、毎度お馴染みシラヌイ猩々ヴァルガ辺り。
秤に関しては押し付ける能力は高い反面、環境が進むと使い手が減りそうな印象があるが。

このあいしうはまたまたダイユーシャを選択。
インバルディオとかいう妙に固くなる苦手なヤツも増えてきたが、初週なら環境も固まっておらず、前回の環境をベースとして使いたいもん押し付けてくる印象がある。
秤対面を考えると札が比較的薄いのでダイドラゴン込みで一発耐えて返しでそのまま押し切れるし猩々ブラグド対面ならマウントを取り返して強引に轢き潰せる。
中堅にそういうのを置いて横がやりやすい状態を作るチームが
多くくると踏んでの判断だ。

僕個人が思う事だが大型大会でダイユーシャ持ち込んで上を狙えるタイミングは宿命者環境初週であるここがラストタイミングだと思っている。
流石に相手の盤面に触れないデッキで攻撃の最終出力が平均値四パンしか出せないのは運命&宿命組の中速の強い環境が進むとそろそろ怪しいものを感じる。

ダイドラゴンで最低限の耐久が担保されているとはいえいよいよ周りのアドの取り方が大きいせいかダイユーシャそのものの決定打不足が身に沁みてきたところだ。
更に言えば相手のヴァンガードがG3以上の時に使えるスキルのインフレが強く先行の利点を奪って襲うだけでは勝ち続けきれないのは否めないが。

それと僕個人の移動日と仕事の関係でデッキ丸ごと新規のカードを使うのが難しいかもしれないな、いう事情もある。
(金曜日にレイアさんが必要な新カード軒並み揃えてくれてたのでそれは杞憂だった)



大阪の構築の違いはセイファードを辞めてダイマリナーを補強する事でスペライの再現性の向上と(先日回したらスペライ失敗して負けに繋がったのでこれを機に増加させた)、オールデンや凌駕やリアノーン対面においてインセプを封じて横を置き物に変えてそのまま押し切って勝ちやすくさせる為の編成だ。
秤対面を想定し序盤の点を最低限に抑える為にヒールは全てバニラに変えてある。

余談だが一応他の択として焼きがあって一番押し付ける能力の高い上にやたら強めの新規も貰ったのでヴェルストラか、ミッドレンジに対して超越で強くなれるメサイア、縦引き依存&じゃんけん依存になってしまうが瞬間爆発力でブリッツインセプを黙らせ対面を破壊するアーヴァガルダを想定していたが上記の思想により秤の存在に怯えメサイアとアーヴァガルダを引っ込める。
そういうわけで僕の中ではヴェルストラとダイユーシャの二択だったが猩々対面想定した際にじゃんけんで負けた時にヴェルストラでは環境初週という事もあり飛んでくる確率がそれなりに高く、悲しい結末を迎える可能性が高い点が気にかかったのでヴェルストラを引っ込めた。
それに今回は練習する時間も多く取れそうになかった為、一番慣れてるという意味でダイユーシャでいこうと判断。

しょーかさんは新規でラグラスが追加された事でヴィヴァーチェのアクセスが容易になった事とブロッコリーの両立により序盤の耐久を担保してキルまで持っていきやすくなった事からリアノーンを選択。先行依存の高さが気にかかるところではあるが。


レイアさんは幾らか候補を出してくれたが、その中で僕個人的評価が最も高く再現性と安定性が高く出力も申し分無く退却持ちにもそれなりに強く出れるところからオールデンをお願いしたところ快く承諾。
練習段階で攻めはいいのだが終盤の札の薄さが気になるという事でジェルメントの採用を提案、細かいところまで話し合って微調整をかけ話し合いとファイトの調整を重ねた結果丸くなるように完成。


…リアノーン…オールデン…

これが意味する事はただ一つ。

羽根山ウララと向江ジンキの二人が両翼に立つ。
実質ユニフォーマーズだ。

じゃああいしうはなんなんだって?

そんなもんお前、AIギィに決まってるだろバカモン!

(ギィのデッキであるグリフォギイラやエレドグレーマをこの環境で大型大会に持ち込む勇気は僕にはありません)

羽根山しょーか、向江レイア、
ダイユーシャのコアに埋め込まれたAIしう…!

完璧だぁ!
なんて完璧なユニフォーマーズ…いや、
しうフォーマーズなんだぁ!!

スリーブもしょーかさんの提案で
しうフォーマーズ&ユニフォーマーズに統一!!完璧だあ!


大会前日


毎日のように質の高い練習と検討会を延々と繰り返す。
環境初週と言うこともあり、何が飛んでくるかわからない以上は如何にして現状の札で出来る事を突き詰めるかにかかっている。

新環境のプロキシを擦って使用感の経験値と使われる側の対面経験値獲得。
お互い手札を公開し、攻撃する手順、切る札の選定、採用する札の理由掘り下げ等濃密な時間を過ごしてきた。
そして時々くだらない児戯みたいな話もしてきた。

例えばだが…

レイア「僕の択としてはレザエルに、クリスレイン、オールデン、ブラグドマイヤー、アルグリーヴラ…まで考えてますね」
しう「どれも強そうだな…我々リアノーンにダイユーシャだから、ゴリゴリ脳筋…」
レイア「オールデンでもクリスレインでも脳筋になっちゃいますよ」
しう「好きなゴリラを、選ぶんじゃぞ!」
レイア「ああ!」
しう「ミラクルゴリラ!カッコイイゴリラ!うつくしいゴリラ!ドラゴンゴリラ!俺には何もゴリラ!」
しょーか「わかった!択全て練習して!当日の朝このゴリラだな!っていう勘に任せる選択肢で行こう!」
しう「レイアさんが寝不足になるだろ!
忘れてるかもしれないが、レイアさんも僕もしょーかさんも非常に残念ながらいい歳なんだぞ!無理するタイミングちゃうぞ!
しょーか「私まだハタチよ!!!」
しう「性懲りもなくサバを読むな!!!」

…こんな感じだ。
これこそがチームプレイの醍醐味。
こういうのだよ。こういうのがしうフォーマーズでやりたかったんだよ。
大阪では仲間内の環境の都合もあり自主性に任せた以上組んだ仲間とは全くやれなかった。
昔ディメンションゼロというカードゲームで僕が調整グループにいた時の空気感によく似ている。
あの時の青春の空気感だ。僕はトリオで本気でやる時はこういう空気感を吸いたくてたまらない。
シンナーを吸わなきゃ落ち着かないインドの僧侶みたいな心持ちなのだ。

そういう事ならしうフォーマーズなどというぱちもんとんちき宗教まがい集団なんか作らずお前自身が調整グループの輪の中にもう一度入りにいけばいいのではと思うかもしれない。
だが、その後のエキシビジョンや撮影等の悪ふざけ、こういった身内感満載の体験レポートなどが大体が許されないところではあるところが多いし今更後に引けない。
そして何より僕自身、そういうのを全部許してくれてあいしうとバカやるのを心から楽しんでくれるコイツらがいいのだ。

この仲間と今度こそしうフォーマーズの名を公式に轟かせてみせようじゃあないか。やろう皆!
この一週間で引きずるレベルの上司のえぐめの説教を頂いて僕のMPはすっからかんだけどな!

宇都宮出発前に、ディヴァインズを視聴。
半年前に宇都宮餃子祭りで直接見たロンドンを拠点にしている女の声がするのを見届けて意気揚々と新幹線に乗り込んだ。

…お盆前の土曜日。予想はしていたが人がごった返している。
指定席は全て埋まっていて、自由席という名のデッキに詰め込まれて旅立つことになった。色々ごたついてて予約が取れなかったのだ。
しょーかさんに渡す為に領収書を切る。宛名はこういう時は上様にしておくといいらしいと何処かで聞いたので上にしておいた。

出雲さんとしうフォーマーズへのお土産を買っている最中、ツイッターを見たらば、麒麟杯の運営をされているみすとさんも同じく熊本に向かっている旨を目にする。
だがあちらは鈍行旅でかなり快適な旅を堪能しているようだ。あいしうはデッキに詰め込まれている。
デッキというのはカードの束の事ではなく、新幹線と新幹線を繋ぐ通路の事だ。そこにぎゅうぎゅうに押し倒される。

東京に到達し、乗り換えを行おうと動くと入場規制が入ったとかで駅員さんに誘導されて、改札口の付近で待たされる事になった。

こんな事だったら飛行機予約しとけば良かった…と自分の詰めの甘さを悔いる。
ふと同じように待ってる人達を見たらば…斜向いにヴァンガードの過去会場や愛知の公認などで何度も見た事ある人を目にする。

…SHUNSUKEさんだ。
ネタバレになるが今回の熊本トリオの優勝者だ。
だが僕だけ一方的に知っているだけであっちは多分知らないか、もしくは僕と関わりたいとは思われてないかのどちらの筈なので声はかけなかった。
だが偶然の産物であるが故にnoteに書く事だけは許してもらいたい。

みすとさんもだが、僕と違って実家がこっちの方ではなさそうなのによくこっちに来るなあ…それほどまでにこのカードゲームが好きなんだなあ、全国の切符とかエネルギージェネレーターとか物販限定品とかが欲しいんだなあと感嘆させられる。
折角熊本来たんなら可能であれば終わったら色々観光して楽しんでくれよな、そう思いつつ僕は新幹線に吸われていった。

夕方18時、熊本駅到着。

熊本といえばやはりあの世界的なニュースになった大地震が印象的だろう。
何を隠そう、あいしうは当時の被災者だ。
ベッドの下に身を隠し、投稿予定の動画のデータの入ったパソコンを胸の中に抱きしめ、家具やカードに埋もれたあの時のことはまだ思い出せる。あの時は…死を覚悟した。
自衛隊の人達に助けられ、実家は取り壊しになり、紆余曲折あり無事再起が出来たわけだが、そういう事態があった事すら忘れさせてくれる程度には完全に復興した姿を目の当たりにしている。
黒熊支配国家は伊達じゃない。

到着直後、すぐにあいしうの父親と母親が出迎えてくれた。

今年の夏は実家に帰る気は本当になく、家でRiJ見て、あいしうの友人が走ってたり、運営してたりしてるのを遠くから応援して過ごすハラであったが、両親の顔を見る為に帰ってくるという実家帰省のイベントというのは本当に悪くないものだ。
いやその、実家帰省の交通費って往復を考えると洒落にならんレベルで高くてですね…うだつの上がらない長男坊にとってはなかなか帰省に踏み込めなくて…
交通費片道出してくれたしょーかさんには感謝しかない。

ただちょっとうちの両親は、結構過保護なところがありまして…

ママしう「あいしう君が喜ぶと思って買っておいたわよ!たまご煎餅!」
パパしう「あいしう君の為に新しい靴も買っといたぞ!」
ママしう「喉乾いた!?コーラ、あるよ!
それともあいしう君の好きなおしっこが黄色くなるデカビタいっとく!?」

しう「うわぁすっげー過保護…」

流石にそこまで気にしなくても良いんだぞ、とは言っておきたい。が、あたたかい。
最近仲間内のトラブルや仕事上での事でかなり精神が摩耗していたのだ。人との関わりを暫く断ちたいと思った程に精神がすり減っていたこの身が染みるのを感じる。

パパしう「そういえば明日あいしう何やんだ?」
しう「えっと、カードゲーム…ヴァンガードの大会に仲間と参加すんだ」
ママしう「あ、キスマイ兄さん(宮田君)に会える!?」
しう「あの人はコミケです!会えません!」
パパしう「だったら今日は酒飲むか!?」
しう「明日に響くから飲めないよ」
ママしう「あいしう君えらーい!」
パパしう「馬刺し買っといたぞ!食え!食え!」
しう「やりぃ!」

家族の暖かさが身に染みる。
だが、身に染みてばかりはいられない。
明日使う予定のデッキを新型のエレドグレーマ含め確認し、
旅の疲れを取るべく熟睡した。

新型のエレドグレーマは対みすとさんを皮切りにあいしうとフリーファイトを望む方全てにぶつける為に、今回こっそり再開発をしていた隠し球だ。
本番の練習を重視した為エレドグレーマの方の実践はほぼやっていないのが気になるが、なるようになると信じた。

大会当日


しうフォーマーズの作戦会議とマリガンの最終チェック。
念の為一人回ししてデッキの動きを再確認していたのだが、あいしうの父親からこんな言葉が。

パパしう『あいしう!
パパが桜町バスターミナル(今回の会場)まで車で送ってあげようか!?』

しう『勘弁してください!!!!!』

こんなのしょーかさんに見られたら確実にバカにされる。

しょーかさんなら絶対「パパに送られちゃって、お兄ちゃんよかったねえ??パパしうのブーブー快適でしうねえ????」って確実に煽ってくる。

あの女なら絶対やる。もう長い付き合いになってきたし、
確信を持って言える。

ただでさえしうフォーマーズのリーダーとしてのメンツがここのところ尽く潰されてるのにそこまでされたら僕は二度とヴァンガードというカードゲームが出来なくなってしまう。
しうフォーマーズTシャツを身にまとい家を出ようとすると、あいしうの母親が話しかけてくる。

ママしう「何そのTシャツ!?かわいい!何処で買ったの!?」
しう「ぴ、pixivプレミアム…」

感性が同じで助かる。

他所のご家庭はどうなのかは知らないが、やや過保護が過ぎるところがあるせいでなんか妙に手厚く接してくれている。
ありがたいのだが、あんまりそういうことされてしまうと両親に対しては申し訳なさというのが湧いて来てしまう。僕もいい歳なのだ。

バスが思ってたより早く到着したあいしうは一番乗りで会場入りを果たす。
目の前には大層なシャッターが会場を阻んでいる。

最初ホールが分からなくて熊本城まで行こうとしてたがすぐに見つかった


電光掲示板を見たらば確かにヴァンガードの予選はここでやる、と言った旨の表示がされてあった。

公認ジャッジの研修も同時にやるみたいだ。
研修で一体何をやるのかわからないが、個人的意見としてはコンプライアンス面の脆弱性が見られるところと。そちらが努力してるのは分かるのだが、トラブル時の迅速な対応をしきれていないせいかユーザーの信頼をあまり得られていないところが公認ジャッジを名乗る方達から多々見受けられるのでそこは強くやってほしいところだ。後者はすぐには難しいと思うが前者は何とかした方がいいのでは、と僕は考える。
頼むぞブシロード。

…待っている間に近くの景色を撮影する。

今回の熊本城ホールはバスターミナルと完全に繋がっており、一つの観光地として形成されている。
近くには巨大なクリスマスツリーが設置されてあり。

今は夏だが気にしてはならない。

バスターミナルをイメージしたジオラマも設置されてある。


四方向から撮影しましたがこういうクソデカジオラマってイイネ

九州の観光地としての頭角を見せているのが熊本という地の強みだ。
マスコットのくまもんの人気はメディアが勝手に祭りあげてるわけじゃないらしい。

今回のしうフォーマーズの目的は、そんなくまもんをAIしうが精神汚染…しうもんに変えてその写真を撮るのが主目的にしている。
早速くまもんらしき物がある散策してみると、

あるではありませんか!くまもんフォトスポット!


過敏に動く方の本物は、別の仕事がある為本日不在でした

早速彼をしうもんに変えるべく、しうフォーマーズプレイマットを出すが…支えてくれる人が、いない!!

くまもん『しうフォーマーズは一人では有象無象の雑魚だもん!
くまもんを汚染したかったらもう一人連れてくるんだもん!』

と無言の圧力を黒熊がかけてきているのが分かる。今に見ていろ、仲間を連れてチャレンジしてやるからな。

チャレンジした結果、しうフォーマーズではないが、あまつ貝さんの協力の元出来上がったのがヘッダーのしうもんってわけだが。

会場に入るとくまもんと熊本城の水墨画が僕を出迎える。
何から何までこの黒熊は自己顕示欲の高い事で。
熊本の承認欲求モンスターTier1の名を欲しいままにしている。
人によっては支配国家扱いまでされているのは納得のそれだ。


豆知識。熊本に熊はくまもんしか存在しない。

電光掲示板の扉の前まで辿り着く。
今回のちほうカップの会場は大きな会議室。
東京、大阪、名古屋とWGPの会場に何度か殴り込ませてもらったがそれらと比べるとやはりなんというか狭目に感じてしまう。
ちほうカップだからまあこれぐらいで規模としては充分ではあるが。

開場まで暇なのでブラブラしていると、
大阪会場内で見た事ある方々が散見して来た。
そして、中でもとびきり目立っていたのが、麒麟杯の運営のみすとさんだ。

みすと「でっでーで!ででっでーで!!」
しう「でれっでーで!でれっでーで!!
でぇーん!!でれれでれれでででぇーん!!!」

みすと「あ!野生のあいしうが現れたぞ!!」

ポケモンのライバル戦みたいなBGMを声を高らかにあげる僕とみすとさん。やはりコイツは同類。

流石にこのノリで長くやると横の仲間内の方を困らせてしまうのでお互い早々に落ち着いた。

みすと「なんだその服と缶バッチは!!!」
しう「あいしうの証明!しうTとしう缶バッチぞ!?
ところで今日は物販の参加ですよね」
みすと「その筈なんだけど、隣のヤツからマスターボールを
投げつけられて、トリオに急遽出る事になっちゃって

しう「お疲れ様です…!」

自分の事をやせいのデデンネだと思い込んでいるみすとさんが妙に値段の高いルーテシアとコーラルのデッキを取り出し、デッキログを登録していく。
横に座り入手の為の金額の生々しい話を間接的に聞いているとここだけバブル世代ではないかと羨望の眼差しを向けてしまう。

しう「そうだ、後で時間を作っていただいてもいいですか。
本邦初公開の僕の新型のエレドグレーマをお持ちしましたので…」
みすと「うむ、いいだろう!何で行けば良いかな」
しう「ただ、幾ら新型とはいえ、結局中身としてはエレドグレーマですので実際デッキパワーそんなに高くないのでそこんところ忖度していただけると…

それを聞いてた周囲とみすとさんから笑いが出る。エレドグレーマはもう時代についていけてないのは分かっているが、現代ヴァンガードにおいて他のデッキじゃやりたい事を優先するが為に入る事のないカードがこっちに回される影響を受けて強化と言い張って無理矢理チューンして使っている
ハッキリ言って大型大会で使えばゲームメイクの都合で時間切れ起こすし、ぶっちゃけそんなに強く無いのはわかっているがコイツがあいしうを取り巻く縁を結んできたあいしうの相棒なのだ。
波紋震怪獣と銘打っているが、
実際コイツがやってるのはあいしうの仲間の縁結びだ。縁結び怪獣だ。
対戦相手と、観客を笑わせ、楽しませる事に特化した…僕の最高の相棒なのだ。幾らでもバカにしてくれ、幾らでも笑ってくれ。だがちゃんと理詰めして組んでるので時々変な事して勝つドラマも見せてくれるので油断したら叩きのめしてやるが。

離れ際に、『麒麟杯にしうフォーマーズのチームとしての参加を心よりお待ちしております!』と言われた。
いや色々な都合上無理っす…いけたら行きたいが…。

レイアさんとしょーかさんが遅れて到着する。
レイアさんにはヴェルストラ用のフェンリッタ、アーヴァガルダ用のサビネ、波紋震怪獣エレドグレーマ用のブリッツサーバーキャルティーナをそれぞれ4枚買ってくるように指示していたのだ。

さて、新型のエレドグレーマというのは察しのいい方は分かるだろう。
旧ブリッツライドラインでプロダクトを複数展開し、キャルティーナの発動条件を満たし、使用機会の無かったエネルギーを全て彼女に託し、25000盾を確保し、相手の猛攻を強引に耐え抜いてペルソナライドを恒久的に叩き込みアドの差を広げて息切れを狙って押し付けて勝つ。というものだ。
ヴェルストラには稼働要因やフェンリッタなど枠の都合上採用の余地は少数しか無いが、エレドグレーマなら何の遠慮もなく大量に搭載が可能というわけだ。
昨今相手の攻撃一発一発がデカ過ぎる割にこちらのやれる事が同じゲームスピードでやろうとするとどうしたって相手に劣る以上、相手の息切れを誘う、というのが最適と見た。

カードを頂き代金をレイアさんにお支払いすると共にしょーかさんに領収書と今回の交通費を頂戴する。

しょーか「領収書切れて偉いねえ」
しう「腐っても大人ですから」

上様ではなくチームなるけんって駅員さんに書かせてやるかどうか悩んだけどやめておいて正解だったようだ。

流石にしょーかさんに僕の交通費片道全額出させたのは何かと悪いので今回のちほうカップ参加費は全額レイアさんの分まで僕が持った。

しう「そういえば、出雲さんはどちらに?」
レイア「出雲さんならあそこでファイトしとるよ」
しう「よし来た」

宇都宮で買って来た土産を腕に抱えて、出雲さんのとこに満点の笑顔と迫真の人差し指を向ける。

しう「うわーー!!出雲さんだ!!出雲さん出雲さん出雲さーん!!!!」(ぴょんぴょん周りを飛び跳ねながら)
出雲「お、しうさん、ようこそいらっしゃいましたー」

出雲さんの仲間内からコイツとは他人のふりをしたいという視線を感じ取るが知ったことでは無い。

しう「というわけでいつもお世話になっております、これ皆さんで分けて食べてください…」

そう言って手土産に宇都宮で買っておいたいちごのプチケーキを丸ごとぽんと出雲さんに渡すとおもむろに脇の下…というか懐に仕舞い込む。

出雲「コイツは俺様のだ!誰にも渡さねえぜ!」
しう「ちゃんと!白帯やアマルガムの皆と!分けろーー!!!」
出雲「わかってますよやっだなぁ!」
しう「コイツ油断も隙もねえ!」

最近出雲さんの化けの皮が剥がれて来ているという噂が出て来ているがまあそういう茶目っ気のあるところこそ彼の魅力なのかもしれない。

開場までまだまだ時間があるので、みすとさんの元に二人を連れて行く。
道中に名前を聞いた事ある方や顔だけ知ってる方がいっぱい目にする。ここ熊本であいしうの故郷だよな?一応その筈だよな?

しう「というわけで、しうフォーマーズ揃いました!」
みすと「出たな宗教法人しうフォーマーズ!」
しう「宗教じゃねえよ!!!」
みすと「#宗教法人しうフォーマーズ」
しう「ハッシュタグにすなーっ!」

ユニフォーマーズもアニメで描かれてないところではそんな扱いを受けていたのかもしれない。

色々な方にしょーかさんとレイアさんが挨拶回りやデッキ入れ替えを行ったりしているといよいよ開場入りの合図だ。

席順の最終確認、使用デッキの確認を終わらせて、座ってマッチングを待つ。
…ふと気になったことが一つある。

テーブル、デカすぎない????



テーブル二個くっつけてファイト卓を無理矢理使ってる感じでした


本戦開始


一戦目 ダイアフルドール

対戦相手はあのMisterトモさんだ。(以下ミストモさんと略称)
noteで過去に簡単に引用させてもらった方でちょくちょくCSに参戦されていて、今でも時々上位入賞報告で名前が挙がる。
要するに、大阪と同様の、『あ!あの人ツイッターで見た事あるー!』ってヤツだ。ぶっちゃけお互い様だと思う。
レイアさん曰くこの人は捲りがバグってると聞いている。ほんまか?

しう『こんなところで対戦する事になるとは思いませんでして…』
Misterトモ『いえいえ、こちらこそ正直会う機会絶対無いだろうな、と思ってましたし…』

この説は大変お世話になった旨をお互いにお話して、デッキのカットを行う。
相手のチームとレイアさんが過去のお話を展開している。どうやら面識のあるチームのようだ。平たく言えば身内か。
完全にアウェーになった僕としょーかさんはお互いに些細な話を展開し時間を潰す。

テーブルがデカいだの、自分の身内もここに来てるだの、私はハタチだの、この人はどこまでも自由奔放な人だ。


ふと話をしていると…ここにきて長旅の疲れと緊張のダブルパンチにより手が震え出した。
対戦相手はネームバリューのある方で、こちらはただのよくわからない悪ふざけ集団。あっちが雲ならこっちは泥。
多分彼の事だからきっとアーヴァガルダかダイアフルドールかの二択で、まだ猩々多い読みで猩々への強い解答になる事から後者を握るだろうな、とファイト前に予想は立てた。
因みにダイユーシャ的には硬い相手というのは突破手段が捲りに完全に依存する事になるので、一応勝てはするが出力の都合上時間切れを起こすので、あんまり当たりたく無い。

ダイバトルスを戻す許可を貰う為と、1ターン目の行動を確立させ、簡単に仲間と相談し、スタンドアップを待つ。

姿を見せたのはダイアフルドールとにあ。やはりそうだ。
対面の想定を外したのは痛い。ヴェルストラにしとけばよかったとか考えてしまうがその考えは所詮たらればの結果論でしかない…やるしかない。

いつものようにスペライして襲いかかるもトリガーを噛まれて黙ってしまう。ミストモさんはライドライン効果をしくじり、トリプルドライブの構えに入る。
なんかお互い立ち上がりが少し下振れている。
本当にこれミストモさんの捲りがバグってるってんなら、物見山がてら見せてもらおうか、トリプルクリじゃないなら死なないし。
というわけでノーしてみるとクリ、クリ、ヒール。
捲りがバグり散らかしているのは本当のようだ。
途端に悲鳴を上げることに。

やめてくれよ、初戦の知ってる名前と当たった時の緊張と長旅疲れのダブルパンチで手がぶるぶるしてるのにそんなことしないでくれたまえ。

ダメージドローを経由してしっかり抑え、ペルソナ込みでゴリゴリに殴りつけるもダイアフルドール特有のスキルで止められてしまう。ダイユーシャ札薄い相手に襲って勝つデザインなのでこうされて長いゲームにもつれ込むと出力に底が出てしまうのが割と良くない。
そういう事を延々とターンをお互いにパスしながら繰り返していたらレイアさんと併せて相談しながらやっていると相手もガードをどう切るか相談に時間を使った影響もあり時間切れ寸前。頭がパニクる。エネルギーを動かす手がぶるっぶる震える。
長いゲームになる事を見越して入れていたあいしうの切り札、円盤銀河も投げつけてゴリ押しに挑むもダイアフルドールの硬さで受け止められ硬さを実感する。
てんやわんやして15券と間違えてオーバーをガードに切ったり、切ったはいいがその為のエルバードエクストライカーをパンス経由で呼び出すまでのリソースが枯れている為そこに踏み切れなくなってるなどこちらの噛み合いも悪い。平たく言えばプレイミスというヤツだ。
僕がアセンブリードドラゴンの採用に踏み切れていれば…と一瞬だけ悔やむがすぐ振り切った。どうせピンでサーチ手段無いなら引けないしコイツいても出力が足らん。

相手の攻撃を受け止めて、こちらの攻めも耐えられ、タイムアップ。チーム両負が決定した。

両負を起こしてしまった旨を仲間とミストモさんに謝罪する。大体17分から20分、早ければ13分でいつもケリをつけるからこういう時間切れをダイユーシャで大会ではやった事無かったのだ。

お互いがお互いに雲の上の存在みたいな扱いをしてたような気がする。また何処かの機会があったらぶつからせて欲しいモノだ。

チーム両負 時間切

二戦目 リシアフェール

緊張で吐きそうになっているのを落ち着く時間もないまま次の対戦に移動する。
対戦相手は九州勢。ツイッターで僕の事はおすすめ欄に流れて来たぐらいの認識しかないらしいが、ふと別の卓の対角線上から「あ、しうフォーマーズだ!」って声があがる。やはりこのプレイマット、視認性が強い。流石だよかげとらちゃん。
この対角線上で声をあげたのがまさか今回のトリオ優勝チームからだとは思わなかったが。

僕はすかさず「しうフォーマーズ、熊本に遊びに来ましたよ!名前だけでも覚えて帰ってくださいね!」と返しておいた。
芸人の営業じゃねんだぞ。

対戦相手と軽くお話して、我々は何者なのかを簡単に紹介しつつ、緊張が解けたところで気を取り直してファイト開始。
ダイユーシャ特有の動きのスペライをかますと相手から何ソレ!?と困惑の声が上がる。
ちょっとファイト中に軽く聞いてみたらばまさかダイユーシャ本当に嘘偽りなく初見だったらしい。
ちなみに僕もリシアフェールは想定してなかったのでアニメ以外では完全初見だ。お互い様だね☆

リシアフェールのディヴァインスキルで永続18000星2で襲われ悲鳴をあげそうになるもぐっとこらえ、恒久的にダイユーシャでテンポよく攻め立てる。
リシアフェールの18000という点とリリモナ特有のアド稼ぎによりダイユーシャの一撃が思ってたより入らなくて真顔になる。
だがそういうのを見越して入れていたエルバードエクストライカーがそれを解決!
ドロップのオーバートリガーをゲームから除外して前列にパワー上昇を付与し、豪快に札をむしり取り…時間スレスレで無事勝利した。

この対戦相手の方こと、カオスさんとは何度かファイト後に会う事になり、僕にとっては熊本での良き出会いの一ページになるわけだが、これはまた後で記述しよう。

チーム勝 あいしう勝

三戦目 レヴィドラス

出雲さんにプロキシで以前ぶつけられ、僕のV裏のハナダが花粉症になりマジギレしそうになった事がある対面だ。ダイユーシャは比較的横の依存が少ない為横が殴らなくともVさえ直撃させればいいと考えると割と有利な相手ではある。
ファイト前にやや遠くにいた出雲さんに、出雲さんの身内と同じように拝み倒してみた。
頼む!勝たせてくれ!勝たせてください出雲様!!
この偽ユニフォーマーズ編成ならライドライン選抜マジで余裕で抜けるのでここ勝てば高確率で柵超えられるんですぅ!!

結果は…
その…


初手だけはペルソナと守護者がない以外凄く良くて、(マリガンで初動レディ以外戻した結果がそれ)スペライして、手札稼いでターンを返してみたらば。


ディヴァインスキル発動!レディのラインに大量のマーカーを与えられ、黙る!
ツインドライブ!オーバートリガー!!

何とか耐えるも…
あいしう!ここに来て!!
ペルソナ引けない!!捲り返すための一撃が!足りないっ!!

マーカー使わせない為横のマーカーダブルでくっついてるレディのラインは殴らずターン返す!こっちの手札少ないしね!ペルソナ引かれない事を祈る!

返し!持たれてたペルソナ!Vパン!
手札に守護者が無い!数値受け!二枚貫通を張ってみる!
ダブクリじゃなければ死なない程度の手札!
後一ターンでいいからくれ!とお願いのガードを投げつける!

ツインドライブ!
クリ!効果全部横!クリ!効果全部横!パワー8万超え星3横パン!!

あいしうはヒールも引けず耐えられず溶けた。
オーバートリガー捲られた辺りから頭の中にイチローが地球壊す曲が流れており…守護者無いまま攻め超&ダブクリ&ペルソナ絡まない、は流石にダイユーシャでは無理がある。
殴ってマーカー使わせて札を引かせてデッキの上が変わっていたら可能性はあった?とか考えてしまうが、それは流石に結果論が過ぎる。

やはり宇都宮から来たよそ者では色んな人が拝み散らしていた出雲さんの加護は受けられなかったところで…。
そんな中しょーかさんは勝利報告。残るは…レイアさんに全てを託す。
オールデンの恒久的5パンで小気味よく手札を引き摺り出した返しのターンからレイアさんの様子を伺う。時間切れを考慮しあいしうは何も言わずに任せる事にした。

相手はドレスアップルーテシアで、ペルソナは無し。
相手の初動のVを2枚貫通で札を投げて、ガードを止めて2回目のVを受けた途端に発動したオーバートリガー。
効果をVに振って残りの攻撃を黙らせていったが、後々レイアさんが振り返りを行って聞いてみたらば、これはプレイミス。
次のペルソナで倒さないといけないのと、スタンド対象のテイスファルトを守る必要があったのと、その確殺の為に使えるCBを1枚表にしたかったため、それを失念してしまった。
横が1ラインしかなかった為、ヒール二枚と5000札一枚で横のテイスのパンチを防ぐ事に。そこで僕もミスに気付く。後1ターン買うつもりで行くのかと思ったので僕はこれでいいかと思っていたのだが違ったようだ。

返しで追い詰めるも倒しきれず、生き残る部分を模索するが手札に前を含めトリガー4枚ほど、守護者無しでペルソナルーテシアの4回攻撃を防ぐ事に。
1番火力高いリアがいないのは安心だが、遂に三列揃ってくる。
Vが要求値低いので2枚貫通を張ってみるも、イドスファロを捲られて貫通して5点に、Vスタをされ…守護者が無い為防げず、治も3枚ドローしてしまってる為このまま負けてしまった。

チーム負 あいしう負

本戦終了後


エキシビショントリオや他チームとのスーパーチーム戦の予定も特に無かったので、レイアさんとしょーかさんは各々やりたい事をやってもらう為に一時解散。
あいしうは宇都宮のしうフォーマーズのおかわりさん(新春大ヴァンガ祭からファンボーイ扱いしてたが紆余曲折ありメンバーに入れた)にお土産を買ってあげる為に、物販に並ぶ事にした。

そのついでにみすとさんに事情を話す。

しう「ごめんねみすとさん負けましたー!」
みすと「草!うちは選抜お祈りタイムだ」
しう「キィー!」
みすと「そんなことより今RiJやってんよ!ディアデイズであいしうは出ないの!?」
しう「実はこっそり過去応募しようとしたけど色々な都合弾かれたんすよ」
みすと「タイムどれぐらい?」
しう「最速で三時間以内!電光石火で絶対先行を奪って、ミカ前までリアノーンで走ってそこから極光にデッキをスイッチするのが結局今のところ一番早いよ!

今のヴァンガードにおいて恐らく一番要らない知識を植え付ける。

物販目当てで遠征してきた方達により、メインの商品は全て売り切れ。リルファのスリーブと運試しに一パックだけ買って物販を後にした。
閉会式目前でパックを開封すると、パックの中身はヴェドロークドラゴン。早々に当たりを引き当てた。これの使い道は追々決めるとしよう。

結局みすとさんのチームは選抜抜けが出来なかった、という事で時間の空いたみすとさんをとっ捕まえてファイトを挑むことにした。
使うデッキは先述したようにエレドグレーマだ。

アルキテFVから旧ストラーザが出て来てみすとさんから変な笑いが出てくる。
いつでもアルキテコンバインのライドラインに戻せるようにFVはどの型でもアルキテ固定になってるとこがあるのがうちのエレドグレーマだ。

ノートリアが複数展開され3パンされるので、こちらもまけじとユーバに乗っかり、アインガルテンを稼働させ、蝕まれる月光を駆使して3パンで襲い返す。旧ブリッツライドラインだとユーバ単騎で攻撃回数を稼げるので相手に序盤に干渉しやすいのが利点だ。…がしかし、みすとさんは順調にアドバンテージを稼いでいく。
何とかいなしてこちらのターンに疲弊しきった状態で迎え…エレドグレーマにライド。

フライハイツを置く予定だったのだが、何故かダメージに送られているので。リューベツァールをセット。

しう『これ、ヴァンガードが残念ながらブリッツって名前ではなく、波紋震って名前なので効果出ないんですよぉ』

キャルティーナの関係でプロダクトを3枚張る事を目指した結果、リューベツァールはG2ターンに手札からプレイしてユーバで稼働まで狙える点とフライハイツがダメージに送られたことを想定しケアの為に効果は殆どでないがピンだけ入っている。

そこから先だが、ライド時の捲りの効果をことごとくミスる!最大値の掠め取りを期待して入れていたユニット達が手札の中でことごとく腐りだす!

覚悟は出来たか!!との声と共に襲ってくるルーテシアをトップヒールで全て解決し、トップドローのペルソナライドで無理矢理ゲームを作ろうとするが、流石に手札と詰める手段がまるで足りておらず、結局あいしうは敗北。

改善案の為のデータは取れた。
次やったらもっといいゲームに出来るはずだ。


激突!バフォルメデスvsエレドグレーマ!


みすとさんについていく形で8人トーナメントを受付の終わる時間まで周回してアーヴァガルダとロートバイザーを回して散って帰ってきた。

フリーファイトでみすとさんのご友人らしきゆうきさんという方とエレドグレーマで戦ってヴェルストラの簡単なティーチングをしながら戦っていると、喜多見みかんと組んでた頃から知る、あの男が姿を見せた。

あまつ貝さんだ。

彼はあいしうと同じで大会レポートを書いている方で、特に目を見張るのがバフォルメデスを筆頭にしたマイナーオブマイナーのデッキの研究をされている。
ちょくちょく柵越えを成しているのでそういう意味ではあいしうより凄い人だ。
あまつ貝さんもnoteを書いてくれたので併せて読んでもらいたい。


あまつ貝「しうせんせー!あーそーぼー!」
しう「勿論!やりましょう!」

最初出会ったのが一年ぶりなせいで、あまつ貝さんだとは分からなかったが、話していくうちにこの人はあまつ貝さんだ、とすぐに分かった。
ところでなんでぼくそんなつよくないのにせんせいっていわれてるんだろうか
ファイト前に早速みすとさんの敗北から得たデータを元にあまつ貝さんにプチ相談をしてみる。

しう「実は先程みすとさんとファイトしてて、今回新型を組んできたんですけど、敗因としては最大値を掠め取りを狙いすぎたが為にちょっとエレドの成功率と動きの気持ち悪さが目立ちまして…」

今までエレドグレーマを支えていたサヴォワードに、クランクドベンダーをいっそ思い切って抜いてシュルガダルクとアドを取れるタイプのオーダーの補強の提案をしてみるとあまつ貝さんも同意。
早速デッキを改善する。クソデッキの医龍と名高いあのあまつ貝先生と医療チームを組みデッキを治療する。
例えていえばあいしうが小児科医ならあまつ貝さんは整形外科医。

K2という漫画でやっていた。
専門医の垣根を超えて連携をすることでより迅速で確実な治療が出来るようになると。ギュッ
これはヴァンガードでも多分一緒だ。

早速改善を行ったあいしうはファイトを執り行う。
手術(ファイトオペ)を開始する!
あまつ貝さんが取り出したるわ、バフォルメデス!

熊本というあいしうの故郷で、あいしうの魂ともいえるデッキとのクソカード頂上戦争が幕を開く!

(真面目な話エレドグレーマは酔狂寄りとは言え僕自身擦りまくってるから分かってるのだが思ってたよりちゃんと形になるし、勝ち筋も明確にあるし、デッキ構築が毎回毎回新弾出る度にアップデートが入り続けたり人によって構築思いっきり変わるのもあり。
外野から散々便宜上クソカード言われてますけど言われてるより全然使い続けて楽しいグッドデザインカードだと思ってます。念のため書いておきます)

偶然近くに来ていた本戦二回戦目の相手の方も興味津々で、このデッキ見たかったとのことだが流石に閉会式と表彰式を優先したため離れる事になったのが残念だ。
だがこれを廻しているとみすとさんやレイアさんがわらわらと集まってきた。エレドグレーマは観客を呼び寄せる。

あいしうの先行!

ストラーザ⇒ユーバに順当にライドしてアインガルテンを引き込む。
今までエレドグレーマは怪獣型を使い続けてきたが、ここに来てブリッツ型への原点回帰をしている。
個人的には序盤のアグロへの返しが出来るのでこっちのライドラインの方が好きだ。その分手札は増えないのだがね。

あまつ貝さんも負けじとホロウラプターからヴェイカントファングにライドし山上3枚をしたり顔で見せつけてきて公開してG1以上を全てソウルに吸い込む。ペルソナと形代がソウルに入り、流石のあいしうも思わず笑顔になってしまう。
とはいえG3がソウルに入る、という事に関しては大当たりなのは間違いない。

バフォルメデスはソウルのG3が6枚を超えると3枚のガード制限を押し付けてくる。そうなるとエレドグレーマではVノーを強要され続けてしまうのと同義。
となれば序盤の安いパンチは確実に蓋をせねばなるまい、という事でトリガーを投げてV単騎はせき止め続ける。

あいしうのG3ターン。

しう『皆大好き!エレドグレーマに、ライドッ!!!』

エレドグレーマの効果を解決する前に、盤面のアインガルテンを一回ぶっ飛ばして、フライハイツを持ってくる。
プロダクトを3枚張るのを優先するならさきに捲っておくといいが、流石にここはアド捲りがしたい。札の増えるセットオーダーが上5枚に来ることを願ってシャッフルをする。

しう『さぁ、エレドグレーマの捲りをやる前に!
後腐れのないようにカットを頼むよ!!
あまつ貝『い、いいだろう!』

ブリッツライドラインでエレドグレーマを使うとこうやってエレド発動タイミングで相手にカットさせることで相手に圧をかけることが出来るのが最高の強みだ。

しう『そうそう…エレドグレーマの登場時で置けるオーダーの枚数の期待値は『デッキに採用しているオーダーの総数÷10』で計算が可能なんですよ!これを「エレド算」って言います』

エレド算と勝手に呼称しているが、これはエレドグレーマを擦り続けている男、はいね氏からの受け売りで、デッキ内のオーダーの枚数/50で出た値をaとして5枚×aで出た値がヒットする枚数の期待値として算出することで、オーダーの採用枚数のボーダーを設定することが出来る、というものだ。
まあ現実問題としては大体20枚に近い数字を目指して組む事になる。のでエレドグレーマ構築あるあるの、ユニット入れすぎて捲り失敗したでござる。のミスを踏まないようにするための戒めみたいなものだと僕は思ってる。

当たったのはメテオシャワーと蝕まれる月光とリファブリッシュメントドック。メテオシャワーの効果でソウルチャージと1枚ドロー。(ヴァンガードの能力で置かれてるのでドローが可能)。ドックの効果で更にドロー。蝕まれる月光によりトークンが湧き出る。
乗っただけでノーコストでこれ使えるのは破格のそれだ。

エレドグレーマは超が出ない限りは急いで殴りこむ必要は無い。
ここでV⇒トークンと殴ってターンを返す。

しう『ここでエレドグレーマの効果!オーダーを望む枚数選び、選んだ枚数次第で何かいい事があるが選んだ枚数はさておき山札をシャッフルする!
因みにアタックした後の効果は強制発動だから1枚もオーダーを選んでなかったとしてもアタックした後絶対に山がシャッフルされる!!

ここでギャラリーとあまつ貝さんから笑いが出てくる。
リリースされてからずっと使い続けてますが、何でこんな手間かかる効果にしちゃったんですかブシロードさん!別に選ばなかったらシャッフルなくてよかったじゃないですか!

あまつ貝『本日の重症患者…バフォルメデスにライド!』

ここで双方手を止めスマホを取り出し、ついでにみすとさんが撮影会を始める。この対面現代ヴァンガードじゃなかなかお目にかかれないぜ!


エイリアンvsプレデターみたいだぁ!

正直この対面が出来ただけでちほうカップ熊本に来て本当に良かったと思っている。

横の火力が低すぎるのでそこをさっくり止めて、Vをノー出来る状態を作り、さっくり対処。

返しの僕のターン。エレドグレーマにペルソナライドし、フライハイツの効果で、殲滅機動要塞フライシュッツマクシムが出陣する!!
因みに出陣するだけで別に稼働はしない!!!!
流石にどうかと思ったので後日稼働ギミックを申し訳程度に一枚入れました。
その後、アインガルテン、奔流エネルギーの研究がヒット!キャルティーナの条件は満たされた!!ついでにギルグランド(怪獣7000守護者)をキャッチ!

ここで嬉々として大賑わいの観客席とシュルガ&ダルクアージュを展開。
シュルガは他のデッキで使うと正直他のカードで良くないか?と疑いのかかる入手方法の関係ってだけでちょっと値が張る程度のカードなのだが、エレドグレーマなら話は別。

しう『デッキトップを上から9枚確認し!好きなカードをソウルに送る!!』

なんか妙に質のいい最強のデッキ圧縮のカードに変貌する。
そして追加効果で、CB1使えばソウルにあるG2以上のカードを手札に加えられる。という事はだ。

しう『俺は…しうフォーマーズのリーダー!!あいしうだ!!

しうフォーマーズのライドラインスリーブをあまつ貝さんに見せつけ!
それをひっくり返し!

しう『エレドグレーマを!手札に戻す!!』

I am しうフォーマーズ。
しうフォーマーズライドラインスリーブを手札に加えるこのファイトシーンはアニメでやってくれても差し支えの無い程度には結構気に入っている。
盤面にギルグランドを叩きつけ、エレドグレーマの火力補強と、バフォルメデスの攻撃を止める体制を作る!!

だがまだキルターンではない、ゆったりと殴っていつものようにシャッフルしてターンを返す!

ミロスラヴァでソウルに入ったバフォルメデスを手札に戻す。同じことをしてきている。このロングゲームに対応するために耐久ビルドしたエレドグレーマに同じゲームを挑んだ事、後悔させてやろう。

あまつ貝『3枚制限で、バフォルメデスでアタック!』
しう『バフォルメデスの3枚制限は…手札からだけですよね…!?
あまつ貝『何ッ!?』
しう『大賑わいの観客席の効果!ギルグランドをガーディアンサークルに移動させ!完全ガード発動ッ!!』

焼きがなくて本当に良かった、と安堵している。

あまつ貝『だったらリアの25000要求で!!』
しう『今だ!行けぇ!キャルティーナ!!』

ここで満を持して、ブリッツサーバーキャルティーナを投下!
これがエレドグレーマの新型の真骨頂!これ1枚で5枚分の防御札の役割を担ってくれる。エネルギーの使用先が以前はデスバルガンか研ぎ澄まされし闘気ぐらいしかまともなものがなかったのだが、これにより恒久的ペルソナの為のターン稼ぎが容易になったのだ。

返しの僕のターン、ペルソナライドして、オーダーを探すも見つからず。

ここであまつ貝さんのデッキ枚数が少ないことに気付く。無理矢理点を入れてデッキを壊しにいくため、エレドグレーマの効果を使って、7回攻撃をけしかける!


…が、今のエレドグレーマ、耐久に厚めに振っているせいで出力が足りず、バフォルメデスの耐久でもあっさり耐えられてしまう。稼働ギミックの採用が出来ていないのが尾を引いたか。

あまつ貝さんのデッキが残り三枚、攻め手には欠けたがこちらの手札は鉄壁。もう何されても負けはしない。

3枚ガード制限の攻撃をあっさりと止めて、あいしうは勝った。

見てる人も、対戦した人も、皆が笑う究極の一戦だった。
なかなか機会に恵まれないが、またやらせてほしい。そう願うあいしうであった。

閉会式アフター


閉会式も終わり、あいしうは色んな人に顔合わせにいっていた。
ざっくりハイライトで伝えさせてもらう。
ハイライト文章の都合上時系列が前後しているのはご容赦願いたい。

まず、ライトさんという九州勢の方。しょーかさん経由で僕のnoteを知ったようで、楽しかったと言われた。
凄く有難い。毎回毎回いろんな人巻き込んで思い出しながら筆を数日かけて走らせて楽しかった思い出を叩き込んだ甲斐があったというものだ。
作ったものが、こうして評価される。
この気持ちが満たされるからこそこうして続けている。プラスの言葉は励みになります。
皆!いいなって思ったならちゃんとその気持ちは作者に伝えるんだぞ!!作り手にとって、それはガソリンになるんだ!!


次にさと。さん。
以前アーヴァガルダの記事かなんか書いた時に引用させてもらった事がある。
平たく言えば本人から長すぎるので出来れば身内要素のレポートと、考察とで記事を分けて欲しいと意見を賜った。恐らくこれは何人か思ってるかもしれない、と思ったのでこの場を使って返答します。

僕達しうフォーマーズが何かしらの形で上位入賞したなら兎も角、そういうわけではないので参考資料としてはそうやって分けたところで見るに値しないのではと僕個人が考えているのと、見てる人が過去のログを見ようと考える時に手間を与えてしまうと考えると二つに分けるというのには仲間内に持ち帰って軽く相談しましたが踏み切れません。
上から下までどばーっと読んで一話完結物にしちゃえれば僕自身が文章も書きやすいしそれでいいかなと思ってます。公式のユニットストーリーもそんなもんですしおすし
ただ、僕のnoteはどうしたって文章的に長くなってしまうので、また読み返す時に飛びやすくするために、今回から目次を小出しにしておきました。
これで今は勘弁してほしい。
その意見がさと。さんから直接僕に向かって出た、という事は僕のこの拙い文はちゃんとその方面でも需要があるんだな、と勝手ながら自信につながりました。感謝します。


そして高坂サトシさん。
ちょくちょく公式の上位入賞や柵越えで名前が挙がる人だ。僕にとってはMisterトモさん同様に雲の上の存在だと思っていた。
話を聞く限り僕のことは認知していたようだ。
僕よりも一回り若い身だが、彼はシーズン1の全会場をフルコンプしたと言っていた。その行動力は称賛に価する。僕は影ながら彼の事はこれからもひっそりと応援していこうと思う。
昔僕もディメンションゼロでやろうとしてたんですが、金銭と部活の都合で断念した思い出が蘇ってきました。無理はしないで頑張って欲しい。


それから、地方カップ熊本二回戦目で戦った、カオスさん。
8人トーナメントを優勝してユナのプレイマットを取って帰ってきた。すげぇ。
ダイユーシャで戦った時もそうだが、彼からとてもいい反応を頂けたので、折角ならこの僕の愛機…エレドグレーマの事を知ってもらおうと思って、デッキリストを広げてみせてみた。
本当はファイトしたかったのだが時間の都合出来なかったので仕方がない。

エレドグレーマのリストを広げてみせると驚嘆の声を貰う。

カオス「わ!わぁ!何これ!ぐちゃぐちゃだ!!」

カオスさんの友人らも集まってくる。
こんなんでも一応ある程度は理詰めして構築しているのだが(エレドグレーマで捲って当てた時に強い札は3~4、役割被っている物は2以下に抑えて散らしてエレドグレーマが発射しやすい状態を作る、残りは最大値の掠め取りの為のピン採用)、こう直接言われてみると確かにぐちゃぐちゃだな、と思うところはある。
組む時の参考になれば、と思いデッキを広げておいておいた。

ただ残念ながら環境食える程には強くないので強さを求めて組むと後悔する。
こういう反応を貰えるとデッキ作って、擦り続けてよかったなって毎度のことながら思うのだ。
くまもんに承認欲求モンスターとか言っちゃったけどあいしうも大概だった。

大会アフター

ナックさんから直接エネルギーカードを頂戴したあいしうはほくほくしながら会場から撤収。しうフォーマーズとナックさんの対面だ。
それから、先述したようにあまつ貝さんに協力してもらい、
くまもんをしうの精神汚染…しうもんを作った。
写真はnoteのヘッダーにしてるヤツだ。

出雲さんに連れられてしうフォーマーズとあまつ貝さんその仲間内のすたっくさんは中華料理店に足を運ぶ。
その途中で出雲さんたちが車に荷物を置いてくる間にツナ缶さんという何度か柵越えの時に名前を拝見する方がツナマヨネーズ握りを食ってた。
本人曰く『共食い!』って言ってた。体を張っていらっしゃる。

しう『出雲さんどこに連れてってくれるんです?』
出雲『自分が餃子が食べたいので中華料理店に行きます』
しう『この餃子Tier1の宇都宮から来たあいしうに!
餃子をわざわざ食わせようってか!!』
出雲『知らんな!!!!
てか餃子ってぇ、どこで食ってもあんま変わらんっすよ』
しう『否定、できねぇーっ!!』

青源とかそういうガッチガチの専門店じゃなきゃ多分あんま変わんないのは…仰る通りです…。

中華料理店で、各々思うがままに飯をかっくらった。
大量の焼き餃子、麻婆豆腐、小海老の姿上げ、焼き豚チャーハン、よだれ鶏などなどワイワイガヤガヤ騒ぎながら飯を食っていた。
いやもう、クッソ美味かった。

くらえ!飯テロのトリプルドライブ!

そこにいた杏仁豆腐を両手に抱えて独占していたミネルヴァさんや以前喜多見さんと組んだ時にトリオで対戦してくれてた蕾さんなどにもう引退してしまった彼に代わって改めて挨拶をかわしつつ、それを横目に同調圧力でしうフォーマーズを宗教にさせられた話を皮切りにそういった取り留めのない話を飯を食いながら目の前の緋彗さんに色々と聞かせながら過ごしていた。

終わりがけに九州でCSやるから、是非!と出雲さんに圧をかけて言われたが、僕は今しょーかさんの力で少しだけ実家に帰省してるだけなので無理を言わないでください。

翌日。

今まで着ていたしうTシャツだが洗濯はちゃんとしたのだがいよいよ本格的に漂白した方がいいと言われ母親にその洗濯を任せてみる。男の洗濯だとどうしたって雑になりがちなのだ。
スマホ片手に今回の執筆作業を行いながらのんびりしていたのだが。

ママしう『なんか縮んだんだけど!!』
しう『うわーーー!!僕のしうボールがーーー!!』

長い事愛用していたから覚悟はしていたが…今度機会使って新品の再発注をかけようと思う。

帰宅後確認したが母親の気のせいだったのでかなり安心している。
今振り返るとしうフォーマーズはちょくちょくプレイマットの圧が凄い、とかツイッターで見た事ある!とかよく言われるようになった。しうフォーマーズの活動は熊本でも浸透しているようで嬉し恥ずかし聖徳太子やね。

さて、次は東京か、名古屋か、大阪か、はたまたプロレスリングの上かは分からないが…そろそろあいしうに人生の転機というのが訪れてきている。
ぶっちゃけあいしう自身がヴァンガードどころではなくなりつつあるのだ。社会人の辛いところだね。
どうにか機会を作ってまたこうして大型大会に向かってレポートを書きたいが、あまり期待はしないで待っていただけると幸いだ。


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