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フェスティバルブースター2024inエレドグレーマ

奇跡!
無双!
禁忌!
万花!
標!
零!
時!

一部の運命者の環境的な強さはこの際置いといて、運命が跋扈するこのDスタンダートのヴァンガードにおいて、持主の運命を試しにかかる至高のユニット、波紋震怪獣エレドグレーマはお呼びでないとそっとストレージやバインダーの中で眠らされる事が散見され始めてきた。

しかしこのプロレス会社ブシロード、エレドグレーマの事が余程お好みのようで。先日他のデッキには兎も角、エレドグレーマにとって革命的なカードがフェスティバルブースター2024にて収録が決定した。



クランクド・ベンダー!
大賑わいの観客席!

これが数多の運命に抗うエレドグレーマ専用カードだ!!多分!!

まずこのクランクド・ベンダーは要約すると『出したらSB1でオーダーの種類を一個オーダーのプレイ権利を放棄させずに増やしてもいいよ♡うふふ♡おませさんなんだから♡』
という事が書いてある。これが余りにも重要。
というのもエレドグレーマ。本人の効果のオーダー捲りヒットの期待値はオーダーのデッキ採用枚数を10で割る事で期待値を算出できるのだが、どう足掻いても2枚を超える事は出来ない。(トリガー16に対し、残り全部オーダーにするなら兎も角そんな事したらデッキとして瓦解するし必要最低限に守護者ペルソナを入れたらそれだけで期待値は3を下回る。)

実際リーサルを仕掛けたとして、オーダーの数が足りず攻撃回数が及ばず返しのターンで負ける、というのがザラだったりするのだ。まずこれが余りにもデカい。これ狙いでアインガルテンを2枚ブリッツ型でなくとも採用を強く検討するところを考えると、これの大きさというのは分かるはずだ。

それだけだったらデッキ枠を大きく食べる価値があるかは甚だ疑問に思うかもしれないが、観客席は自分の盤面をインターセプト(インターセプト扱いではないのでロクセイスルー可)のように扱い耐えの手を取る事も出来る。これが本当に強い。
残念ながらエレドグレーマ、デッキの性質上都合のいいブースター等を採用する事が出来ず、後手取った昔の超越対面に対する一手として使われていた防御を放棄してトリガーをブースターに回すなんて愚策はやりたくなく、蝕まれる月光をどんだけ捲って展開できるか、というのを狙わないと3ターン目の出力が終わっている事がかなり多かった。
が、これがあると話は変わる。

愚策のように思われていたトリガーコールがエレドグレーマにとってのみ攻防一体の一手へと変貌する。
15000券一枚で黙るパンチをしないで済むようになる。
それと世界は青き研究室の効果で盤面に出さざるを得なかった守護者ですらそういう形で再利用が可能なのだから、このギミックはエレドグレーマ界にとっては、パカパカケータイからスマホに変わった時のような衝撃がある!

クランクド・ベンダーがちゃんとデッキから出てきた時でも効果が出るのが本当にありがたい。こういったテキストは大体手札限定だったりする事が多いので青き研究室で狙って出していきたい。
使用コストがEBに関係が無いので怪獣『デスバルガン』とコスト競合しないのもポイント高い。

そうそう、物は試しと大賑わいの観客席のみ採用して試したみたが手札から張りつけるべきカードではなくしっかりエレドグレーマやベンダーの効果で張り付けに行かないとアドバンテージの観点で見てマイナス1のディスアドバンテージでしかなかったので、張り得ではあるが効果でしっかり張るのを狙うべきカードだというのは認識しておいてもらいたい。

追記・参考までにデッキレシピを置いておく。

ライドライン
エレドグレーマ
コンバインラッシャー
G1アルキテ
FVアルキテ

メイン
エレドグレーマ×3
サヴォワード×2
奔流エネルギーの研究×3
世界は青き研究室×2
虚ろなる月夜×2
ニートネスメテオシャワー×2
リファブリッシュメント・ドック×2
蝕まれる月光×4
クランクド・ベンダー×3
大賑わいの観客席×2 
ギルグランド×4
デスバルガン×2
アインガルテン×2
研ぎ澄まされし闘気 

星7前4超1癒4


エレドグレーマの捲りヒットによるドローとデスバルガンの回収ギミックを活用し耐える方向にビルド。
研ぎ澄まされし闘気のような防御に出しながらドローに還元できるオーダーも採用しなければ昨今の爆発力に対応しきれない事が多くあったのでデスバルガンと併せてエネルギーを使って耐久していく。

世界は青き研究室を使ってデッキから防御ユニットを展開して観客席で耐久に回す。これで連発ペルソナの体制を作りながら相手に圧力をかけていくのだ。

まだ机上の空論でしかなく研究を進めているわけではないので、あくまでサンプルだと捉えて貰えると助かる。

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