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ゴミの王国、一周目。

発売日に届けてくださったAmazonさん、配送会社さん、本当にありがとうございました!

ただ、忙しかったのと体調をぶち崩してしまったので読むのが遅くなってしまったのが悔やまれます…
せっかく発売日に…届けてくださったのに……

ようやく拝読いたしました。

心が痛え〜〜となりつつ、やっぱり一気に読みました。

感想はまだちょっと何とも言えない。

素晴らしかった、本当に素晴らしかったです。

3周くらいしたらここがこう良かった、ここがこう痛かった、あーでこーでここで泣いたみたいな言語化ができるかなぁと思うのですがまだちょっと。

安西先生、バカは…不便です…
(スラムダンクの推し、誰?私の推し、あやちゃん♡)

付箋だらけで失礼します。きもいですね。


朝倉先生はすごい目を持ってるなと、改めて思いました。

バーのマスターとかも向いてそうやなぁ
(私は下戸なので、朝倉先生にはくれぐれもこれからも小説家であってほしいのですが。)

ここまで人間が見えてて苦しくないんかなとか、めちゃくちゃ余計な(失礼な)ことまで考えてしまったりして。

友笑ちゃんのキャラクター性とか、
もう絶妙なんです。
解像度が高過ぎるとしか…

朝倉先生の作品では、主要な登場人物の家族達は「彼らにとって都合のいい存在」にはなってくれない事が多いのです。

よくあるじゃん。

心配しなくて済むほど仲の良い両親、的確なアドバイスをくれるきょうだい、優しいおじ、おば、おじいちゃまにおばあちゃま。

もしくは「都合よく財産を残し早逝した家族」

そういう、ことばが悪いのは承知の上なのですが、都合のいい家族って、物語にはよく出てくるやん。

朝倉先生の物語には、実体感がある、都合の良くない家族がしっかり存在するんです。

それが本当に困ったひとである時もあるけど、

そうでなくて、お互いの不器用さゆえ、向き合えなかったゆえに目を背けてしまう、主人公にもいわゆる「勇気」を持てなかったゆえの都合の良くなさといいますか…

あぁ、難しい…もどかしい…
ゆえって言い過ぎ…

頭が悪くてすみません。
私は読書するタイプのアホなんです。

で、それがね、いつもとんでもないなと思って

痛くても苦しくても読まされてしまう力がもう凄まじいんですよね。

なぜこうも色々なことを見ていられるんだろう、朝倉先生の見る力はすごい。

やっぱり人生1000周くらいなさってますよね?

もしくは朝倉先生の心の中にはとんでもなくでっかいタワーマンションがあって、一部屋ずつにこれまで出てきた膨大な登場人物ひとりひとりを住まわせているとしか考えられない。

ケースワーカーの滝本さんの部屋も、
地道に守ってきた居酒屋を潰してしまって、くさくさしちゃってる佐和木さんの部屋も、
朝倉先生の心の中にはあるんじゃなかろうか。

一瞬出てくる登場人物の割に、絵が浮かびすぎなくらい浮かんでくるんです。

痛い、苦しい、ごめんなさい、ありがとう、
ひとり残らずどうか幸せにと思える。

私は幸運です。

朝倉先生のファンで本当によかった。

今この瞬間も、朝倉先生に心をかき乱されている同志がいるんだなと思うとすごく尊いことだなと思います。

僕たち私たちは朝倉宏景先生尊い芸人です!
(唐突なアメトーーク)


そしてですね、
脱線するんですけどね(今更感)
あのー、ね、

ネットで朝倉先生のゴミの王国のインタビュー記事、読んだんです…

そちらもすごくよかったです‼︎

で、あのー?ん?ん〜⁇

あの、次回作になるのでしょうか?

ホラー?だとか……⁇

あのーーーーーーー、

え?いいんですか?

いつか読める⁇
朝倉先生の⁇
ホラー⁇
いいの⁇
ホンマに⁇
ファンサ凄ない⁇⁇

やばー、めちゃくちゃ楽しみじゃんか…

朝倉先生は人の影の部分を丁寧に描いてくださる方なので、絶対ホラーもおもろいて…

かー…すみません、ちょっと楽しみすぎる

4月には紙魚の手帖もあるし、生きるの‼︎楽しい‼︎イエスイエス‼︎‼︎

では私はこれからゴミの王国へ2回目の入国をばさせていただきますね。

興奮を叫ぶだけ叫ばせていただいて失礼いたします。

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