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ニップルピアス初日

ニップルピアスを開けた当日の話をしたい。
ニップルピアスを開ける予定を立て、実際にピアスを開けるまでほんの数日しかなかった。ピアスを開けている友人から頻出する「ピアスは勢い」という標語のようなものが指すものも、多分こういう状況なのだろうと思った。

ピアスを開けるまでは、どの程度痛いのか想像もつかないし、乳首だし、叫んだり泣いたりするほど痛いかもしれないと思っていた。
開けてしまえば肩透かしを食らったような簡単さだった。これで叫ぶやつはおらんやろ、と思うくらいに痛くなかった。ニードルを刺した瞬間は最も痛みがなく、強いて一番痛かった瞬間を記載するなら、ピアスを挿入してキャッチをつけようと少し皮膚が引っ張られた時だった。ピアスを開けた直後の感覚に近いものとしては、乳首をつねった後のじんじんした痛みがある程度だった。気になる人は今すぐ自分の乳首を服の上からでも素肌を晒してもどちらでも良いので、爪を立てて強くつねってみてほしい。その程度だ。

ただ、出血がかなりあった。開けた当日はコットンを貼りつけて止血を試みた。心臓に近い部分だし、と変に納得していた。

友人からずっと「乳首で遊ぶことが常習になっている人間の『ニップルピアスは痛くない』はもはや嘘」と言われているので、あまり鵜呑みにしない方が良いかもしれないが、私はあまり痛みを感じないまま終わったよということだけお伝えできれば良いかなと思う。

この記事が誰かの背中を押し、より多くの人の乳首が可愛く飾られることを祈っています。

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