見出し画像

何故か犯罪ポケモンが2体できたアニポケシロナなりきり【ORASトリプルバトル構築第4弾】

みなさん、こんにちは。そしてお久しぶりです。しせんです。
今回は一度やってみたかったシロナなりきりパーティです。
シロナの手持ちはダイパ・プラチナ・BW・ダイパリメイク……と選択の幅が広いですが、今回は先日放送されていたアニメポケットモンスター新無印編にて描かれた最強のトレーナーを決める大会、マスターズトーナメントの決勝リーグでシロナが使用していたパーティをなりきることにしました。
結論だけ言うと、何故か犯罪(害悪)ポケモンが2体も出来上がりました。

縛り

今回のパーティはアニポケ新無印編でのシロナなりきりということで、劇中で実際のシロナが使った戦術もなりきりたいという気持ちがあったため、縛りを設けることにしました。それは、劇中(大会内)でシロナのポケモンが使った技・特性・持ち物を2つ以上取り入れることです。詳しくはパーティ紹介で述べますが、全て技2つ、特性1つ技1つ、持ち物1つ技1つのいずれかになっています。

では、以下より劇中でのシロナのセリフと共にパーティを紹介します。

パーティ紹介

「震えよ魂、ミカルゲ」

持ち物:せんせいのつめ
特性:プレッシャー
技構成:パークアウト、よこどり、さいみんじゅつ、みちづれ
性格:のんき
努力値:HぶっぱBD

劇中のマスターズトーナメント決勝リーグにて、個人的に大会MVPがこのミカルゲです。なぜなら決勝リーグ内で、唯一主人公の相棒補正がかかったピカチュウを倒したポケモンだからです。「ミカルゲ、お願い」というセリフだけで、みちづれを発動させ、ピカチュウを戦闘不能にしました。その他、さいみんじゅつ+ゆめくいでカイリューを撃破したり、ロズレイドとの戦いで消耗したゲンガーをふいうちで倒したりと、サトシのパーティを半壊させました。強すぎる
劇中でのミカルゲ使用技は、ふいうち、さいみんじゅつ、ゆめくい、みちづれです。その中で特に印象的なさいみんじゅつとみちづれを採用しました。そして、バトルの使用上、「ミカルゲ、お願い」というセリフでみちづれを発動させることは困難なので、予想できないタイミングという意味で持ち物にせんせいのつめを持たせてみました。その他は、トリプルバトルで有用なよこどりとパークアウトを採用しました。
せんせいのつめ発動は、みちづれだけでなく、さいみんじゅつやパークアウトでも利点が高かったです。なお、最遅なのは、ミカルゲは元々素早さが遅いのと、シロナなりきりのS操作は追い風が多いので、相手がトリックルーム使ってきたら、せんせいのつめ発動の有無を問わずに暴れられるといった発想からです。結果的にせんせいのつめさいみんみちづれという犯罪戦法になりました。(犯罪ポケモンその1)
特性は、私は実際にはプレッシャーを使っていましたが、しんぴのまもりを貫通するためにどう考えてもすりぬけのほうがいいです。(書いていて気づきました。)
動きとして、初手に繰り出し、奪えたらおいかぜをよこどりします。そしてパークアウトやさいみんじゅつでサポートしつつ、ここぞというタイミングでみちづれをします(できたらせんせいのつめで)。つめが発動せず、後攻みちづれになったとしても、次のターン、相手はミカルゲに攻撃してこないので、耐久無振りのガブリアスなどに安全に交代させるといった形でした。

「咲き誇れ、ロズレイド」

持ち物:オボンの実
特性:しぜんかいふく
技構成:リーフストーム、ヘドロばくだん、シャドーボール、わたほうし
性格:おくびょう
努力値:HBC

先のサトシVSダイゴ戦などで猛威を振るったゲンガーの鬼火を、特性しぜんかいふくで完封したのが劇中では印象的でした。またリーフストームで下がった特攻のリセットと特性しぜんかいふくという相性の良い戦法は思わず関心しました。
劇中で使っていたのは、技タネマシンガン、リーフストーム、どくづきと特性しぜんかいふくです。中でもやはり、上記の戦法が印象的でしたので、特性しぜんかいふくと技リーフストームを採用しました。
その他、フェアリー対策のヘドロばくだんとゴースト打点のシャドーボール、そして素早さ操作のわたほうしです。わたほうしの採用理由は、詳しくは後述しますが、トゲキッスに追い風を採用しなかったので、代わりの素早さ操作です。またリーフストームの特攻ダウン後にも仕事にもなっています。なお、努力値と道具に関しましては、良い調整が思いつかなかったので、過去にシロナなりきりをしたトリプル勢の方【秋桜(こすもす)さん】の構築記事を参考にしました。この場でお礼申し上げます。

「恵の翼ここに、トゲキッス」

持ち物:こだわりスカーフ
特性:てんのめぐみ
技構成:エアスラッシュ、マジカルシャイン、はどうだん、おさきにどうぞ
性格:ひかえめ
努力値:SぶっぱHC

劇中では、てんめぐエアスラの怯みという実際のレートでも使われ、「白い悪魔」とも言われた戦法を利用してピカチュウをひるませました。
また、「そびえよ白き翼、ダイマックストゲキッス」という口上と共に、視聴者も予想外のダイマックスを披露し、ダイジェットで素早さを上げ続けました。
劇中で使っていたのは技エアスラッシュ、しねんのずつき、ゴッドバード、そして特性てんのめぐみです。やはりてんめぐエアスラが強烈なので、それらを採用しました。また、連続ダイジェットでの素早さ上げの再現で持ち物をこだわりスカーフにしました。つまりスカーフてんめぐエアスラという怯ませ戦術です。(犯罪ポケモンその2)
他にもフェアリー打点のマジカルシャイン、対ガルーラ用にはどうだん、そして持ち物はこだわりスカーフなので、追い風を採用せず、代わりにおさきにどうぞを採用しました。みちづれミカルゲやメガ進化で素早さが下がるガブリアスのサポートになればいいなという理由での採用です。
使用感として、スカーフおさきにどうぞを使いこなすのが難しかったですが、エアスラッシュがシンプルに強かったです。さすが白い悪魔といったところです。

「波濤より来たれ、トリトドン」

持ち物:食べ残し
特性:よびみず
技構成:だくりゅう、だいちのちから、すなあらし、まもる
性格:ひかえめ
努力値:HCD

おそらく今回の大会のシロナの手持ちの中で一番活躍できなかったポケモンなのが悔しいです(一番の推しポケモン)。対アイリスではドリュウズにだくりゅうで追い詰めますが、つのドリル当てられてしまい戦闘不能、対サトシではピカチュウにストーンエッジの岩を巻き込んだでんこうせっかでワンパンされてしまいました。
劇中使用技は対アイリスがあまごい、だくりゅう、とける、そして対サトシがストーンエッジ、だいちのちからです。普通に使って強いだくりゅうとだいちのちからが使えてしまうんですよね。そのまま採用しました。
そして、メガガブリアスの特性すなのちからを活かしたいという思いがあったため、すなあらしを採用してみました。またロズレイドのわたほうしが効かないすいすいルンパッパ用でもあります。運用しているときになぜかヌケニンに刺さりました。
なお、このトリトドンは最遅ではないですが、非トリル下でクチートをだいちのちからで倒したかったからです。トリル下ならミカルゲがなんとかします。

「優雅なる水の精、ミロカロス」

持ち物:いのちのたま
特性:かちき
技構成:ハイドロポンプ、チャームボイス、れいとうビーム、まもる
性格:ひかえめ
努力値:HC

ボールから出てくる時に、鱗が輝くのがとてもきれいな印象があります。ハイドロポンプでアイリスのドリュウズを倒したり、アイリスのカイリューやサトシのウオノラゴンには、長いからだを使って巻き付いた上での至近距離のアイアンヘッドやチャームボイスがとても強かったです。
劇中使用技はハイドロポンプ、チャームボイス、アイアンヘッドです。ミロカロスは特殊で採用するので、必然的にハイドロポンプとチャームボイスを採用しました。
ハイドロポンプを主に火力を求めたので、特性はかちきで、持ち物はいのちのたまにしました。その他トリトドンとの棲み分けでこおり打点のれいとうビームを採用しました。
動きとしてガブリアスの横に並べて、特性かちきでいかくをけん制しつつ、守るじしんを通すのがかなり強かったです。

「天空に舞え、ガブリアス」

持ち物:ガブリアスナイト
特性:さめはだ→すなのちから
技構成:ドラゴンクロー、じしん、いわなだれ、まもる
性格:いじっぱり
努力値:AS

皆さんご存知シロナの相棒ポケモン。ボールから出ると、空から舞い降りてくるのが口上セリフと嚙み合ってとてもお洒落に感じていました。対アイリスではオノノクスとドラゴン対決でメガシンカを使い勝利、対サトシではステルスロック撒いて交代した後、非メガ状態でメガルカリオと一進一退の勝負を繰り広げました。安定感のある強さはさすがシロナの相棒といったところです。
劇中で使っていたのは、持ち物はガブリアスナイト、技はドラゴンクロー、スケイルショット、ステルスロック、りゅうせいぐんです。
……いや攻撃技ドラゴンタイプしかないじゃん、と一度絶望しかけました。相手にフェアリーいたらどうしたんでしょうか……。
気を取り直して、まずガブリアスナイトを採用し、技に関しては他のメンバーが全員特殊であることや、ステルスロックはトリプルバトルでは使いにくいこと、スケイルショットに関してはそもそもORASにないので、必然的にドラゴンクローの採用でした。
他の技はタイプ一致範囲技のじしん、メガシンカエースであるためまもるは即決し、あと一枠はいわなだれとアイアンヘッドの選択でした。かなり悩みましたが、悩みすぎて、雪崩で対面したポケモン怯ませればいいや、という投げやりな思考になり、いわなだれにしました。

反省点

やはりといった形ですが、ニンフィアが重いです。トゲキッスのエアスラひるみ、ミカルゲのせんせいのつめさいみんじゅつ、ガブリアスのいわなだれひるみのどれかを決めないとハイパーボイスで一瞬で更地にされます。アイアンヘッドにしたほうがよかったかな、とも思っております。
また追い風を奪いたいミカルゲによくちょうはつをされて動きが制限されることも多かったです。(シロナパーティは過去にやられた方が多いので、ミカルゲのよこどりが有名だったという理由があったのかもしれないです。)

あと結果的に犯罪ポケモンで運ゲーを仕掛けることがありました。(特につめみちづれ)
申し訳なかったです。

終わりに

初めてのなりきりパーティでしたが、ポケモンの他にも、どこでトレーナーらしさを出すのかを工夫できたのがおもしろかったです。技や特性、持ち物だけでなく、対戦前のコメントもシロナ仕様にしてみたり、かなり楽しめました。
また、この構築を作るうえでアニポケでのアイリスVSシロナとサトシVSシロナをもう一度しっかり見る機会にもなり、よい経験にもなりました。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?