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話が上手な人の話し方

コロナが落ち着いて
飲みに行く頻度が増えたこのご時世で
私は以前通っていたバーに
飲みに行くことも増えました。

そんな中でふと感じたのが
話の聞きやすさに
接客業の経験有無が影響することを
まぁ当たり前と言ったら当たり前なのですが
改めて感じることがありました。

逆にそうでない人は
なんで聞きにくかったり
頭に入ってこなかったり
途中で飽きてしまうのかなぁと思った時に
5W1Hが抜けていることに気付きました。

5W1Hとは
what (なに)
who (誰)
where(どこで)
when(いつ)
why(なぜ)
how(どのように)
を指し示す言葉のことです。

一番ありがちなのが主語(who)が
なかったりすることです。

ただ接客業の人でなくても
話の聞きやすさがある人がいて
そういった人は共通して
みんなより多様な人間関係を行き来している
という特徴がありました。 

要は自分の業界の共通認識や
前提条件が通じない環境で
話さと言う経験があるかどうかです。

自分の業界や周りの人間関係で
主語が省けるようなところでしか
話してきていない人は
5W1Hを使って適切に話すという
訓練ができていません。

「誰が?」「どこで」とかわざわざ
説明しなくても
「ああ、あれね」と周囲の人がわかってくれる
からです。

これはプログラミング思考に
近いものかと思います。
あいにく私はプログラミングはかじったことがないもののなんとなくイメージしてる定義としては

何もわからないニュートラルな状態の機械に
 一から細かく指示を出していく作業

なのだろうと考えています。

また子どもの頃どんくさいと言われていた私は
自分が経験していないことに関しては
全く加減がわからず
「そこを適当に掃いておいて」
と言われても
「何をつかって?」
「どれくらいの所要時間で?」
「どこまで?」
「どの程度?」
という疑問を感じながら実行して
いつまでも丁寧にやり続けて

「普通わかるでしょ」
と怒られていました。

この経験から私も新人さんに指示を出す時に

出来るだけ具体的に
「普通」という言葉は使わずに
と意識して指示を出していました。

あなたの「普通」や「いい塩梅」
まして「あれ」や「それ」は
万国共通ではないことを
案外知らずに大人になっている人も多いのです。

私は接客業で鍛えられたのもありますが
それ以上にいろんな年齢層や職種の人たちと
接点を持ってきたのが多いと思いますが
今では
これは一から説明しないと
 相手はわからないかもしれない

と想像しながら話を展開することが
出来る様になりました。

自分が上記のことを意識してから
話が聞きやすい人とそうでない人に
このような違いがあることを気づきました。

今後日本がグローバル化していくにつれ
この能力はどんどん求められていくと思います。

今のうちから
自分と同じ共通認識のない
いろんな立場の人と話していくといいですね。

少なくとも
noteは私にとってその練習の場に
なっています。

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