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学校1怖い先生に片想いした話①


久しぶりの過去編です。

地方都市からほとんど限界集落の田舎まで
転校して生活保護ギリギリの生活で
過ごした不遇の5年間はしんどく
私にとって地元は辛い思い出の残る
土地となりました。

そんな5年間の中でも
中学3年と高校3年の時は
なぜだか少し楽しかったような気がします。


中学の方はおいおいまた触れていきますが
まずは高校3年の時の話をします。

当時進学校に進んだ私は
高校3年で文系の進学コースに進んで
センター試験を視野に入れた
勉強をしていました。

最初の2年間、とくに高校2年の時は
わざとじゃないのかと思うぐらい
自分にとって相性の悪い人ばかりを集めたクラスでした。

しかも部活も先輩にお願いされ
仕方なく入った演劇部で
そんなに好きでもなかったのです。

ただ3年生になって
2年生とは全く逆で
割と自分と気が合うメンバーの多い
クラスになりました。

3年生になると
部活をする時間はほとんど1学期だけで
あとは課外でクラスの人たちとの接点しかなくなるので
そんな中一番いいメンバーで
構成されたクラスでいられるのは
非常にラッキーでした。

担任を除いては。

新しくクラスの担任になったのは
その学校で一番怖いと噂される 
数学の先生でした。
担任の持ち上がりなどもあったのですが
ずっとその先生は3年生ばかりを担当していたので
今まで接点がなく
なんとなく怖そう
という先入観だけがありました。

しかもルックスはカンニング竹山さんを
少しシュッとさせた感じ。

(竹山さんすみません)
お世辞にもイケメンとは言えないし
吊り目でぶっきらぼうで
物腰も決して柔らかくありません。

おそらく大半の方の第一印象は
そんなに良くないんじゃないかと
思われます。

「うわー担任この人かよ」

内心そう思った私が
のちにこの人に片想いすることになろうとは
この時は微塵も予感していませんでした。

つづく

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