「改悪」ではなく感謝を忘れているだけ

中田敦彦さんのインボイス制度の導入についての
動画をみて思ったことがありました。
↓

私自身は会社員なのであまり関係はないのですが
周りに個人事業主が多いので
この動画は勧めてみようかと思います。

年間売り上げ1000万以下の個人事業主の方
(とくに仕入れが多くある方)
は避けて通れない問題なので
私からも試聴をお勧めします。

文脈としては
上記に当てはまる方々が
2023年10月から損するのではなく
(国曰く)
「今まで得していたからそれながなくなる
　だけでしょ？」
というスタンスのようです。

ただ中田さんも
いち個人が国に逆らうことは
リスクでしかないので
受け入れるしかないと仰っています。
怒ってもしょうがないと。

話は違うのですが
これと似たような改革は
私の働く通信業界でもあったなぁと
思い出しました。

ここ数年の通信料金の値下げに伴い
逆に今まで得していた
キャリアを頻繁に乗り換える方々が
以前ほどの得点や端末値引きを受けられなく
なっていきました。
(そうは言っても今も法の掻い潜り合戦は
続いているのですが)

割とITリテラシーが中途半端な方は
それ自体に怒り出したりします。

私も昔自分が何もわからないあまり
目の前の関係のない店員さんに
怒ったりしたことはありました。

そう考えると
知識が増えていくにつれ
いろんなところが合理的に繋がり
理解も早くなり
腹が立つことも減ってきました。

「改悪」したのではなく
今まで得だったのを
知らなかっただけなのです。

基本的に多くの人に採択される法案が
理不尽であることはほとんどないのです。

「改悪」「改悪」と騒ぐくらいなら
今まで恵まれていたことに感謝し
勉強不足を反省し
今当たり前に受けている恩恵が
実は当たり前ではないという
ことを考えられたなら
それだけで幸せな人生を送れると思うのです。

仕方ないことは忘れましょう。
自分が変えられることだけで
どれだけ楽しめるのかが人生の醍醐味だと
思います。