『うつらうつら移りける辞』#3
晴れ間と雨を行き来する中で、日常も様変わりしている
久しぶりになってしまった 3日以下坊主だ、もはやスキンヘッド
前回のnoteからだいたい1ヶ月経過していた
コロナによって生活意識をハックされ続けているのは言うまでもない 外に出る目的を失いつつあることにはもはや疑いを持たなくなった
今ある私的空間が約束された物ではないという恐怖を感じて生きている人もいるはずだ 経済的であれ、物理的であれ
緩く広がる日が昇って沈むだけの夜半に、呼吸を浅くしてはいけない
同じ反響に曝されたまま、アンビエントに脈が動くことを感じ、繰り返しという喜びを甘受していく
誉めそやされていた官吏は丸腰になり 彼に後ろ指を指されていたはずの亀が追いついた もはや寵愛を受けるは彼だけに尽きるのだが、ひと時に過ぎないのだろうか
剥がされた官吏の鎧を亀は侵奪するのだろうか??
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