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キミの中ノあか

うわさ


良くない噂を立てられたことがある


どんな理由であれ
相手が私のことを嫌だったのだろう

私には友達が居なかった


別のクラスになった昔の秘密の友達の様な
存在の彼女は
私を見つけると声をかけてきた


「★★っ私と同じクラブに入らない?」

「入りません」


私は人間不信になっていて、
彼女から逃げたかった、なので、逃げた。


彼女はそんな私に何度も話しかけて来た


ある日、やけに明るい彼女の誘いを断れずに
私は彼女の家に遊びに行った、

久しぶりだった。


泊まることになった

一緒に上の空で宿題をして
ひたすら彼女の話を聞いていた

明るい彼女の話を聞いているだけで
家庭の嫌なことは忘れられた、、

晩ご飯

何かを食べる時に私は口を隠す
(なにか、いやだったから、)

何とか口を隠して晩ご飯を済ませた、
心は緊張で疲れ切っていた、(なぜ?)

そんな私に不意に彼女が和菓子を渡した

「目の前で食べて」

「いや。食べない。」

「口をどうして隠すの?
食べる事は恥ずかしくないよ?」

「いやです。たべません。
これ(和菓子)は、おかえしします。」


そう頑なに断ったら彼女は真剣な顔になり
私の口に和菓子を無理やり食べさせだした


必死に、めをそらす、
めをそらすなと、かおをつかまえられる、

わたしは、心臓が、くるしかった、むせた、
(その彼女の気配が恥ずかしくなるから?)

何故だろう、、


性は気配の方が見るに耐えなくて、、
性は雰囲気の方が、、、


きがつけば、性的に苦しい時に、思い出す、
・・強烈に残った、思い出になっている?


次の日の夕方


何かを言い出しかけては怒った表情の彼女
私に意地悪になる

「嘘じゃないなら、そのまま受身を取らずに
前に倒れてみて」

「はい」
(私は前のめりに倒れる、彼女は驚き
そんな私を抱きしめて考え込む表情をして
いた)

私は黙って彼女の言う通りにし続けていた

あの噂話のことを彼女は知っていた、
私に話し出す、怒った顔と涙目、、
見たことない表情と性的気配、、


やがて


「ビリッ」

私のブラウスを引きちぎるように、、


何度か軽く、肌を叩かれた?


すかーと、、あし、したぎ、、


きおくが、うすれる、


私はブラウスのボタンを付けながら
家から走って、出て行っている、、


なぜか、うえから、自分と彼女の姿が
みえるような、きおく、、



なにが、きっかけか、わかりません、
やっと、落ち着いて、このトラウマに
向き合える事になりました、


ただ、噂されて軽蔑されると思っていたのに
彼女はまるで私の変な噂を流した相手に
激しく嫉妬していたようでした


わたしは
うれしいやら、かなしいやら、
こわいやら、、わからない感情で、、、



・・・



・・しのうとしましたけどね、、
それは、そうされたのがショックとか、
ではなくて、、

以前から、逃げ出したくなるほどの気配に、
感覚がおかしくなりそうで、、

その得体の知れない恥ずかしさを
払い除けたくて、、


・・・


いま、おもうと、それだけの理由でした、


わたしは、変わり過ぎていて?
・・そうですね、彼女のいうとおり
わたしは、
変わり過ぎているのかも、しれない、



逃げていたこと
これで
おしまい。



春は
おもいだしますね、、



















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