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残酷を無理矢理に愛するあやつり人形は…

少しの餌で
何倍にもなる快楽の要求…



主人は縁を切ってくれた


暫くして
私は無理だった


入院している事を知り
あの人に会いに行った


あの人は主人に嫉妬していた


こんなロクな仕事についてない男に
お前を本当に幸せにしてやれるのか


あたまがどこか
おかしくなっているわたし☄️は
病室であの人と二人になっている時に
ぼーっとあの人の言葉をきいていた


お見舞いに何度も行くわたし☄️…


後ろめたそうな表情
そして
わたしに聞き出したいことを
抑え続けている様子だった


手術も無事に終わり
もうすぐ退院


てをやさしくつかまれる


なにかをわたす


てをひらいたら
てのなかには一万円札


……ありがとう
これは気持ち……


あたまがおかしいわたしは
うれしくてすこしないた


感動してた


主人に報告した


そうか良かったね


その時

わたしのなかで
何かが、激しく、、ひび割れる音がした、


別の日
あの人は手術後で身だしなみが良くない
人に見せられない状態


わたしは気にせずに主人と一緒に
あの人に会おうとした


主人はやめなさいとわたしにいう
わたしはどうして?とぼけっと問う


人が見られたくない姿の時に
わざわざ……そんな事は昔から好きじゃない
一人にして欲しいはずだ
知っててわざと恥ずかしい姿になっている人を見に行ったり
更に辱める事をする奴らっているだろ?
そんな奴にあなたはなりたいのか?考えろ


・・・☄️


とおくで
かすみさんが嘲笑う



すこしのえさで、なんばいにもなる、
じぶんのためだけの、無意識に仕組んだ
搾取の快楽の餌食は…………



物音や気配すこしも感じない存在が、いた、
無いと思ってた気配は浮き上がる気配に
変わり始めたとおもう今更の自覚症状の私……

それは
静かな優しい
ぞっとするような気配

私の身体を幽体離脱的な浮遊感へ




残酷を無理矢理に愛そうとする
親の洗脳の中のあやつり人形



そのあやつり人形は親のコピーの主人を慕う


それは
わたしのこと













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