消えたい私を知る

今日は琉生の婆ちゃんの命日やな。

婆ちゃんがおったから

るいのなかの来夢の中で
ピケさんが寿さんが創られていった…

雪の中で諦めようとしてる琉生に
掛け算の仕組みを伝えに来た寿人形…

その操り手はピケであり
ピケの生みの親は来夢であり
来夢の欠片を心に宿したのは琉生

誰も信じなくていい

誰もスキなんてしなくていい

来夢

来夢、ミナト、elm、サク、ピケ、魁、陽炎
ノゾミ

「彼等の心を全て私」

そう思っている他人の心とは
話が噛み合わないと心から実感しました

…そうだから、わたしだけ消滅したかった

わたしは来夢さんとして生きないと
受け入れてもらえない

私の身体だから私の心と特性は
消えないから

具合が悪くなると私の心に戻る時間が
長くなる

そうなると主人が気付いて
イライラしだす

性格が違うから

来夢さんは
会話も伝え方が分かりやすく配慮があり
余計な言葉を言わない回りくどくない

誤解のない会話をする
やり取りをする

私よりテキパキしている

来夢さんが私だったら
彼等の性格が私だったら

死にたいとは思わなくなるかも知れない

彼らの活躍を端で見る私が嫌になり
死にたくなる

そして私の良さを無理やり出して
人に攻撃的な人を理解しようとする
理解ではなくて庇う

自分が来夢さんのやったことで
その攻撃的な人に指摘されているのに？

私は何をやっているんだろう？

こんなわたしだから
わたしだけの消滅を無意識に願ってしまう？

死にたい私を知る