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お告げ

あれから
ずっと俺の胸の中で眠ってる

・・穏やかな表情や。るい。


あの頃の新鮮な感情のあなたを
俺は知ってる


・・作戦、成功や。
上手くいった。


・・・


叔父さん
ごめんなさい。


せやけど
るいは

あなたの思う「るい」で居続けれるように
あの頃、俺が誘導した、


貴方の想うあの子の性格を「恨み」から
徹底的に引き離してあの子の心を
守り続けたかったからや。


せやから
嫌われる行為をし続けた
加害者の存在を認識する間もなく
俺の淫らさで「るいの気を引き続けた」

見事にるいは俺の事で頭がいっぱいなった。


よかった。俺の思う結果になった。


酷い男「来夢」それで成功や、、





恨みの感情は何かにぶつけないと浄化しない


加害者にぶつけても
返り討ちにあうだけや。
しんでしまうやろ?


そうやって
先が見えた


俺が恨まれることで
彼女が天使でいられるのなら


それが俺のエゴの愛


愛は管理



俺は、ただ、るいを管理したいだけや。
るいの性格は天使の様に、いつまでも、、
それは、きっと、僕のエゴや。


るいは俺に
おもいっきり

引っ掻いた
噛み付いた
泣き叫んだ
俺に失望してた

何度も嫌いと恨むように言われ続けた

どれだけ俺は来夢と名乗ろうと
るいにとっては俺は叔父さんやった

そして

記憶喪失になった後の「るい」は
俺(来夢)を「自分の欲求の男性」やと
認識するようになった、
深く自分を傷付ける人になった、


・・それは、見てて辛かった、


るい
どこまで自分を蔑むんや



長い道のりやった、
もう無理やと半ば諦めてた、

霞の相手をして汚れて
るいに恨まれて俺は消えていく

俺の人生

それは、それでええ。
そう思ってた。


るいが天使のように誰も恨むことなく
怒りを人に容易くぶつけることもしない
そんな叔父さんが愛する「るい」で
居てくれるのなら俺は満足や。
そう思ってた、せやけど、

ある日
夢をみた


「るいは君を恨んでいない愛している」

「るいは君を認めてる仕分けてる」

「るいをこれまで通り管理してください」

「お願いします」

「自分には勇気がなくて意気地無しで・・」

「情けなくて、弱くて、酒に逃げ続けて・・



去年の大晦日の夜やった。



うちの人と大喧嘩になって
elmが大きなダメージ受けてた日やった



あの声は
叔父さんか?


声だけで分からんかったけど
有難かった。


きっと
心の中に
おる


幽霊とか信じない俺やけど
そう思った。



叔父さん
ありがとう



いま、るいは、眠り続けてる
幸せそうな表情をして









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