出逢い

あの夜の朱い月は
君を見ていた

流れる夜景

月は隠れては現れる

まるで、追いかけるように、、

それは藁をも掴む
君の願いの心理
届かないSOS

濃霧の中に黒い影
キミの中は
キミだけ
解凍し
露出
氷

やさしくするなら
すべてをくれ

あなたは雫になり
捧げようと
した、
虚

瞳の中に朱い三日月

キミを再び冷凍庫へ保管

見える姿は

キミのみえるすがたは

朱い三日月

朱い男

キミの瞳に映る人は
朱い僕になった

人間は最期を悟る時
脳が自我を救うようになっている

最期まで
幸福感を
諦めない

心の命が薄れる意識の中
キミは

あの濃霧の中の黒い影の人と
現在のように

脳内物質を出し続けて
幸せに終わろうとした
あの日々が
脳内に
過る
夢

僕は
あの夜

二人の関係を知った

知っていたけど
黙っていたかった

知らないフリは
心の命を救うから

知らないフリは
心の薬にもなる

・・・

こんな出逢い方、、
誰も望まない、、

爽やかな出逢い方を
キミとしたかった、

キミの好きな青空の下で⋆°｡✩

それが、僕の夢物語の希望、、
何時までも心に抱いている、、

あの夜

キミの碧の中へ、、
入った、、

（行動と態度とは真逆の心の会話をした）

終わりが分かり幻滅の予感
今宵は誰と密かに絡まる、、（歌う僕）

貴方はだれ？（キミ）

君はこの曲、
街角で立ち止まって聴いていたね、
僕の気配の為に、、

僕は、魁。

・・・
いいえ、ちがう。
目の前にいるのは、、
・・・

（キミを強く抱き締める）
僕は、魁。
目の前にいる。

いいえ、
ほら、わたしは
いま、さけんで、、

（キミの口を塞ぐ）

・・・（キミ）

僕は、魁。

カイ、

かい、

朱月 魁、、

朱い光に包まれた貴方に
わたしは
心を

最期まで
何かに
興じて
幸せに

それが性

生まれつき
ポジティブ

きづいた、