効果的なハチ駆除をDIYでする方法
ハチの駆除方法
スズメバチなど攻撃性が高いハチの巣ができた場合は、業者に駆除を依頼します。
できたばかりの小さな巣などは、市販の薬剤を使い個人で駆除することもできます。
・・・でも、ちょっと待って!
ハチは毒を持っている虫ですが、花粉を媒介する、他の虫を捕食するなど自然界のなかで重要な役割を持っています。ハチが人を刺すのは、巣が危険にさらされたとハチが判断したときだけです。(巣から離れて飛んでいるハチは、普通人を刺しません)
ハチの駆除方法
1.殺虫剤を使用する方法
特殊な殺虫剤を使用して、ハチを駆除することができます。この方法は、ハチの巣が屋内や人通りの多い場所にある場合には避けるべきです。専門家が行う場合には、安全な距離から噴霧することができます。
2.ハチの巣を破壊する方法
ハチの巣を破壊することによって、ハチを駆除することができます。この方法は、専門家によって行われるべきです。
特に、大きな巣の場合は、専門家による駆除が安全かつ効果的です。
3.スモークを使用する方法
特殊なスモーカーを使用して、ハチを鎮静化することができます。
これにより、ハチが攻撃的になるのを防止し、駆除を行いやすくなります。しかし、この方法は専門家によって行われるべきです。
4.ハチを生きたまま捕獲して運び出す方法
ハチを生きたまま捕獲し、遠くの場所に運び出すこともできます。
この方法は、自然保護の観点から望ましい方法とされます。
しかし、ハチを扱う際には、専門家に相談することをお勧めします。
チャドクガ(幼虫)を捕まえたコアシナガバチ
チャドクガを捕まえたコアシナガバチは、生物学的防除において有用な存在です。チャドクガは、果樹などに被害を与える害虫であり、コアシナガバチはその天敵として知られています。
コアシナガバチは、体長が約1cm程度の小型のバチで、黒色や茶色をしています。彼らは、チャドクガの幼虫を捕食するため、果樹園や農地に生息しています。コアシナガバチは、チャドクガの幼虫を見つけると、卵を産みつけます。その卵から孵化した幼虫は、チャドクガの幼虫を捕食して成長します。
生物学的防除は、化学的防除と比較して、環境への負荷が少なく、天敵を用いることによって長期的な害虫の管理が可能となります。チャドクガを捕まえたコアシナガバチは、生物学的防除において有効な手段の1つです。
果樹園や農地で害虫の被害が発生した場合には、専門家に相談し、適切な防除方法を選択するようにしてください。また、生物学的防除を含め、様々な手段を組み合わせることで、効果的な害虫管理を行うことができます。
蜂駆除で必要な物
スプレー式殺虫剤
ハチ専用のスプレー式殺虫剤を使用してください。スプレー剤が途中で無くならないように、十分な量があることを確認してください。防護服
ハチやスズメバチなどの攻撃から身を守るために、厚手の防護服が必要です。防護服には、頭部や手足を守るフードや手袋、ブーツなどが含まれます。警告シンボル
ハチやスズメバチの巣の周辺に、危険を知らせるための警告シンボルを設置します。警告シンボルには、危険を知らせる文字や図案が入ったテープや看板があります。蜂駆除用具
ハチやスズメバチの巣を駆除するために、特殊な駆除用具が必要です。例えば、スプレーや泡、ハチヤタガラシなどを使って、ハチの巣を駆除することができます。また、巣を取り外すための専用の鋸やはさみなどもあります。保護具
防護服の上から、マスクやゴーグル、耳栓などを着用して、さらに身を守ることができます。廃棄物処理用具
巣を取り外した際に出る巣や卵、幼虫などを処理するための用具が必要です。これらを適切に処理しないと、新たな害虫の発生源となる恐れがあります。
以上のようなものが、蜂駆除を行うために必要なものです。しかし、ハチやスズメバチの巣を駆除する際には、危険が伴うため、専門家に依頼することが安全で確実です。
いつ、どんな格好で蜂駆除をすればいいの?
駆除をする時間は?
日中は巣を離れているハチがいるので、ハチが戻ってきたあとの、日没後2~3時間に駆除をおこないます(明るいうちに、巣の位置や大きさを確認しておきます。暗がりで駆除をするので足元も片付けておきましょう)。また、巣が隣の家の窓などに面している場合、あらかじめ駆除するということを伝えたうえ、窓などを閉めてもらってください。長袖シャツやジャンパー
ハチやスズメバチの攻撃から腕を守るため、長袖の服を着用します。素材は、厚手のコットンやポリエステルが適しています。防護服
全身を覆う、厚手で丈夫な防護服を着用します。防護服には、フードや手袋、ブーツなどが含まれており、攻撃から身を守ることができます。ヘルメットや帽子
頭部を守るため、ヘルメットや帽子を着用します。顔を覆うためのフェイスガードやゴーグルも必要です。長ズボンやカバーオール
足を守るため、長ズボンやカバーオールを着用します。素材は、厚手で丈夫なものが適しています。保護具
防護服の上から、マスクや耳栓を着用して、さらに身を守ることができます。
駆除の手順
巣の近くは薄暗くした状態で、足元を懐中電灯(点滅させる)で照らしながら巣にそっと近づきます。
殺虫剤をスプレーする場所を確認します。アシナガバチは巣全体に、スズメバチは巣の出入り口の穴に向かってスプレーします。あらかじめ風向きを確認しておきましょう。
位置を確認後、スプレーします。ハチは、薬剤が体に付くとすぐに動きを止め、床にぼとぼとと落ちます。向かってくることはありません。落ち着いて数秒間、スプレーをかけ続けます(途中でやめない)。
十分にスプレーし、表面のハチが落ち、中からもブーンという音がしなくなったら、棒などで巣を外します。スズメバチの場合、表面にハチがいなくなった後も穴から内部へ十分に噴霧します(穴から噴霧された薬剤が蒸散して巣内に行き渡り、中のハチを殺します。心配な場合は数箇所棒などで穴を開け、そこから再度スプレーをしてください)。
ほうきとチリトリで落ちたハチや巣の残骸を集め、ゴミ袋に入れます。袋内にもう一度殺虫剤を噴霧し、袋を密閉して捨ててください。
※巣からハチが飛び散った場合落ち着いて、懐中電灯をつけた状態で床に置き、少し離れてください。ハチは電灯に集まってくるので、集まったハチに向かって殺虫剤を噴霧します。
要注意
死んだハチに触れないでください。
スズメバチは死骸でも、体がちぎれて腹部と針だけになっても、
腹部に触れると反射的に毒針を動かし刺すことができます。
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