【司法書士試験受講生】就職氷河期世代40代ママが合格!
■執筆者情報
1.名前:キリチュウ
2.居住地:徳島県
3.年齢:41歳
4.最終学歴:大卒
5.受験回数:3回(15年ほど前にも受験歴あり)
6.専業 6歳と3歳の子育て中
7.使用教材・予備校
【択一】
オートマテキスト(憲法と刑法以外)
憲法→Vマジック、オートマ過去問
刑法→合格ゾーンテキスト、オートマ過去問
学習初期段階でLECのS式、合格ゾーンテキスト
【記述】
オートマ記述
記述過去問集
答案構成用紙をほぼ使わない!根本の解法手順
■司法書士試験受験のきっかけ・動機
就職氷河期世代だったこともあり、就職に希望が持てず、
大学卒業前後に司法書士の資格をとろうと勉強していました。
しかし、25歳くらいで一度試験から撤退し、全然関係のない仕事につきました。
その後、結婚し出産を機に退職し、それから専業主婦です。
子どもが小さく、すぐにフルタイムで働くことは難しく、
また地方に住んでおり、これといった就職先もないので、
今のうちに頑張れば将来独立開業も目指せるということで、
司法書士試験の勉強を15年ぶりに再開しました。
■学習時の環境
・専業主婦:子どもは6歳と3歳の女児
・夫は休みが日曜だけで忙しく、実家は飛行機の距離で、基本的にワンオペ育児でした。
■なぜコロ助の追い込みジムに入ろうと思ったのか
会社法・商登法のあたりで知識の細かさ、試験範囲の膨大さに圧倒され、自分だけで勉強を続けることに限界を感じていました。
試験のことに詳しく、アドバイスをしてくれる人が欲しいと思っていたところ、コロ助さんのブログとメルマガを拝見しました。
コロ助さんは司法書士試験だけでなく、日本一の難関である予備試験にも合格しているということで、勉強法に信頼性を感じました。
今は市販の教材でも良いものが出ているので、
「1回しか聴かないであろう予備校の講座に数十万円お金をかけるよりも、
学習を継続できる環境に投資したほうが自分にとっては良いだろう。」
と判断し、コロ助さんの追い込みジムに入会しました。
■追い込みジムに入る前の悩み
・合格するために何をどれくらいやればいいのかわからない。受験の全体像を把握できない。
・受験生共通の悩みやひっかかるポイントがわからず、「自分の頭が悪いのか?」と思ってしまう。
・受験について相談する人がおらず、手探り・行き当たりばったり。
■追い込みジムに入ってどう変化したか
できるだけ教材を絞って繰り返すようになりました。
過去問集を暗記するだけの勉強をきっぱりやめて、オートマテキストで理屈を重視して、ストーリーで記憶するようにしました。
後半はテキストでアウトプットができるようになったので、想起学習がメインになり、忘れにくい盤石な知識を固めることができました。
■その変化の決め手となったもの&コロ助の追い込みジムの何が良かったのか?
ジムではメンタルやマインド、健康という土台を作った上で勉強の仕方も教えてくれるので、短期的な根性、やる気に頼らず、日々のやるべきことを淡々と積み重ねることの重要さを実感しました。
最初のミーティングでやるべきことが絞られて「後はやるだけ」という状態になるので、落ち着いて勉強に取り組めました。
また、ジムのメンバーも多種多様な環境で、皆さん家庭や仕事など大変な中で勉強に向き合っています。
そんな中で切磋琢磨できたことが励みになり、苦しい時も勉強を続けることができました。
■学習スタイルや学習スケジュール
子どもの体調不良や家族の用事で勉強計画やノルマが簡単に崩れるので、
イライラせず柔軟に対応するため
「○日までにここまで終わらそう」
というようにざっくり計画を立てることにしていました。
「できる時に、できるだけ」を心がけ、ストップウオッチで勉強時間を計測して、
・通常4時間30分
・何かあったとき3時間
・どうしようもなくても最低5分だけでもやる
としていました。
記述の勉強は後回しにするとやらなくなってしまいがちなので、一日の最初に持ってくるようにしていました。
■科目別勉強法・学習時に重視したポイント
1年目にでるトコとオートマ過去問で、出題のポイントをつかんだので、
2年目からはオートマテキスト1本に絞りました。(刑法・憲法を除く)
教材を絞りこんだ分、重要ポイントに線を引いたりもせず、全部丸ごと飲み込むように読んでいきました。
オートマはストーリーで芋づる式に覚えられるようにできているため、忘れづらい知識がついて、択一の成績はかなり安定しました。
記述は足切りに2年連続引っかかり、苦手意識が強かったです。
やったことは、次のとおりです。
・オートマテキストに書いてあるひな型はもちろん、登記記録からも逆算して申請書を書けるようにする。
・オートマ記述を理解して、書けるようにする。
・記述過去問をひたすら解く。
私は記述の過去問を解いていても、どう頑張っても60分を切ることができずに苦戦していました。
しかし、根本先生の記述の講義を聴いて視界が開けました。
本試験の商登法は50分で解けて、苦手意識のあった不登法に時間をかけることができました。
自分の弱点として、記述を解いているうちに焦りが先行してしまい、何が何だかわからなくなってしまう所がありました。
しかし、焦り自体をなんとかすることは難しいです。
そのため、記述でも知識をガッチリ固めることを重要視しました。
本試験で意識不明状態になることを想定して、普段の演習でも答案構成だけで終わらせず、解答まで書くことを心がけました。
ここは自分の弱点克服のために、時短は度外視し、あえてしっかり書きました。
記述に関しては、正直コツをつかむ前に合格した感があります。
逆にいえば成績が伸びず苦しんだとしても、本番で点数が取れれば合格できるので、最後まで諦めず何とかあがくことは大切です。
■受験時代の困難・失敗談、克服方法
「司法書士試験は、努力で合格できる試験」
この言葉が私を苦しめました。
2年目、ガチの本気で戦って、記述足切りで惨敗しました。
こんなに頑張ったのに、努力が足りないなんて言われたとしたら、絶対に許せない。
でも、もうこれ以上は、頑張れないかも。私には無理なのかな・・・と弱気にもなりました。
合格した今、過去の自分に伝えたいのは、努力が点数に反映されるのには、
タイムラグがあるということ。
1日の勉強時間が少ない方は、特にその傾向が強くなると思います。
合格年度は得意の択一の勉強には時間をかけず、苦手な記述に注力することができました。
それも自分が前年に頑張って積み重ねたから、できたことです。
確かに、努力は無駄にならなかった。
とはいえ努力の方向性が間違っていると、当然結果も出ません。
コロ助さんに相談できるアカデミーのメンバーは、方向性を間違うことがないので、努力が結果に結びつきやすい分、かなり有利に勉強できるはずです。
■勉強以外の部分(リラックス法等)
2年目まではとにかく頭に詰め込むしかありませんでした。
思えば2年目が一番辛かったです・・・。
合格年度の3年目は、運転中などあえてぼーっとして、無になる時間を作ることを心がけ、頭に余裕ができるようにしました。
■これからの戦略・展望について
地方に住んでいることもあり、専門特化するというよりは、相続をはじめとする幅広い仕事に携わろうと思います。
地方は司法書士の数も少なく、まだまだ活躍できる場があります。
仕事を通じて、たくさんの人と関わり、自分の人生に幅を持たせたいです。
■過去の自分やこれから司法書士の勉強を始める方、コロ助のアカデミーを受講しようか迷っている方へのアドバイス
私はスキルゼロ、立派な職歴があるわけでもない普通の専業主婦です。
でも未来への投資として、時間とお金と労力を司法書士試験に突っ込みました。
正直家計もギリギリで、もう後がないという状態でした。
合格するための膨大な勉強量をこなすためには、生活の中の無駄な時間、無駄なことを捨てなければ厳しいです。
いらないもの、いらないことはどんどん捨てました。
これはいらないのでは?という目線で生活全体を見直しました。
そうして不要なものを捨てきった先に、どうしても捨てられないことだけが残ります。
それが、受験以外で自分の一番大切にしたいことだと思います。
つまり、いらないことを捨てることは、大事なことを選ぶことにほかなりません。
受験生活は、自分で納得した本当に大事なことと、勉強を並行していくことになります。
振り返ると、とても充実した時間を過ごすことができました。
自分の未来のために勉強したい方、コロ助さんのアカデミーには真剣に頑張る人をサポートする環境が整っています。
全力で勉強に取り組む皆さんを、応援しています!
■実績画像
2024年(令和6年)司法書士試験自己採点
2024年(令和6年)司法書士試験合格
午前32問・午後32問・記述94点