9月の私

見ないふりをしていた進路活動にようやく向き合い始めたとたんに熱を出して、本調子に戻るまで2週間かかった。きっとバチが当たったんだね。
小学生のころから将来の夢を強く持っていなかったのが、いまになって大事になってしまった。
当時の私よ、「そのうちやりたいことがでてくるから大丈夫」を信じちゃいけないぞ。未来の自分を信じちゃいけないぞ。

私は何がしたいんだろう、どうなりたいんだろうかと自問する毎日。
答えが出ないまま今の高校に入ったけど、次の進学はそういうわけにはいかない。

就職ではなく進学を選んだからには、この優柔不断な考えから1日も早く脱さなければ。

将来の夢や憧れる職業がない私はできるだけ多くの職業を知る必要がある。
少しでも気になったものには首を突っ込んでみることを意識しているけど、私の将来と結びつけてみると現実味がなくなってくる。
だからといって立ち止まっている場合ではない。つまずいては立て直して、つまずいては立て直して、たまに転んでも起き上がるくらいの根性でやっていかなければ。私こそが『最近の若者』の根性の平均を下げているんだ。間違いない。

一日の中で後回しにすることはあっても、日をまたいで、年をまたいで後回しにすることはもうやめよう。未来の自分はあてにならないことがこれでわかった。ようやくわかった。

いま私がいる環境には友達がいない。
友達を受け入れられる私になるには、性格や振る舞い方を変えなければならない。その変化した自分を友達の前で維持しなければならないのが不安でしょうがない。実際これで失敗して、通学や休み時間を共にするような、いわゆる友達が私にはいない。
その結果同年代と話すのが苦手になって、コミュニケーションが苦手になって、それがより友達作りを難しくさせている。

友達でなくとも、同じコミュニティに属している人とは情報交換をしたい。それを意識して、交流のある同級生に挨拶をしたりちょっとした雑談を交わしたりする。9割は別れてから反省会をする。でも反省会ができるということは行動できたということ。
これを懲りずに続けて、反省会を減らして話し相手を増やしていきたい。そこでようやくスタート地点に立てる気がする。

ちょっと前まで同級生と比べては落ち込んでいたけど、今では比べることがほとんどなくなった。共通点があるからといって、人と自分を比べる理由にはならないと思ってる。年齢、性別、趣味とか地位とか。
はじめから持ってるものが違うし、過ごしてきた時間も全く違うから。

とは言ってても癖っていうのはなかなか抜けないよね。ゆっくりやっていこうよ。