占いやスピリチュアルでは人生変わらない

私は、高校卒業して8年間
自動車関連の工場に勤務し

このままで自分の人生終わって良いのか、と
2歳年上の先輩の姿やもっと年上の上司の姿を見ていたら
こんな人だけにはなりたくないなと思っていた。

当時、毎週末、通っていた料理教室が楽しくて
それだけが自分の楽しみだったから

一生、食に関わる仕事をしたら楽しいのかなと思って
安定してもらっていた給料を手放し

初めて、自分の意思で
やりたい道に進んだ。

会社の上司も、親も大反対したけれど
自分の道に進みたいという思いだけで
栄養士の養成施設に入った。

26歳で専門学生となり
同じ夢を志す仲間と出会い
クラスメイトも大好きで
毎日毎日楽しい2年間を過ごした。

大学編入して、管理栄養士の国家試験を受けて合格し
私は、就職せず、フリーランスの道を選んだ。

でも、これが間違いだった。

独立すれば何とかなるとか
資格があれば何とでもなると思っていた。

自分が得意な料理教室をやるにしても
人脈もなければ、コネも、お金もない。

毎日毎日苦しくなってきて
お金もそこを尽きてきて
アルバイトしながら料理教室をやろうとしていた。

料理教室を宣伝するときも
一応チラシを作って
知り合いの店に置いてもらったりしたけれど

SNSで宣伝する方法も
まったくやり方が分からなかったから
プロフィールだって
全然書けなかった。

自分を知らなさすぎた。

自己肯定感が海より低い私は
まず自分を知ることしかなかった。

専門学校時代に
友人が手首に
パワーストーンをしているのが気になって

そこからパワーストーンに興味を持ち
自分に合う石を選ぶようになって

色も意味があるんだと
チャクラという言葉を知り

感覚がとても敏感だねと言われて
よくわからなくて

それから
前世や過去生を見てもらったり

手相、数秘、西洋占星術、動物占い、カラー診断
六曜、タロット、オラクルカード、九星氣学など
占いという占いを受けまくり

オーラソーマ、チネイザン、クリスタルヒーリング
過去生の浄化など

スピ系のセッションもかなり受けてきた。

ストレングスファインダーやなんとか診断とか
もう覚えきれなくなるくらいやった。

もう金額にしたらウン百万超えるくらい
占いやスピにはまったんだ。

もうしまいには
オラクルカードという
天使の絵が描かれたカードでリーディングのセッションしてたｗ

この時に、客観的に
自分を知った、と言う経験から

少なくとも
自分は生まれながらどんな才能があるか知れたから
全く無駄な経験ではなかった。

でも、占いやスピリチュアルなんて
結果論でしかならない。

既に過去の先人たちが積み上げてきた膨大なデータをまとめて体系化してるだけだ。

だから感覚的には
大判焼きと同じで

外側の部分はみんな同じで
肝心な中身はカスタードかあんこなのか
割ってみなければわからないのと同じだから

自分がカスタードなのかあんこなのか
全くもって自分だけの味を自分の言葉で表面化しないとわからない。

ここまで言っていて
本当に伝わるのかどうかは分からないけれど。

占いやスピリチュアルをいくらやったところでも
自分のことは、自分でしか知らなくて

向き合うのは自分だし
自分と向き合うことで自分が何を大事でしているのかを知ることができて

自分と向き合っている仲間との話で
ようやく自分という存在が
他人にとってどんな光となるのかを知ることができる。

いくら占いやっても、結果、終わり、以上！なだけであるから
肝心なのは、それを行動に移すこと、話すことでしか
人生は変わらない。

いつだって自分の中に答えはあるのだけれど
その答えが見つからないから
占いやスピリチュアルを頼る。

そうじゃなくて自分といかに向き合うかしか人生は変わらない。
そして自分を向き合う人がいる環境でどんな人と付き合うかでしか
変化は起こらないんだ。

だから、人生変えたかったら環境変えろって話ね。