デュエチューバーFES決勝戦:カワ vs. マッチー
この試合の勝者が今年度最強のデュエチューバーとなる。
その称号を手にするため戦うのがカワとマッチーだ。
第一回王者のカワが今回こそと優勝を目指すマッチーの前に立ち塞がる。
カワ「キングオブデュエチューバーとして王座を奪還する」
しかし、そんな真剣勝負でもエンターテイメントは忘れない。
お互いにサングラスを装着、マッチーは普段サングラスをつけていないはずだが、これは・・・?
前回大会の決勝戦、カジュアるに呪いのハチマキを渡されて負けたマッチー。今回はカジュアるから呪いのサングラスを託されていたようだ。
しかしそんな呪いは関係ない。
マッチー「今回はあってもなくても実力で勝ったんだっていうところを見せつけたいと思います」
それぞれ違った思いを抱いた、二度目の決勝戦が始まる。
先攻:マッチー
手札を見てすぐにマナゾーンに置かれたのは《「勝利」の頂 カイザー「刃鬼」》。
対するカワのマナチャージは《ヘブンズ・ゲート》。
お互いにそれぞれのデッキの核を見せ合うスタートとなった。
マッチーの操る【火水自然カイザー刃鬼】は強力なブーストカード《メンデルスゾーン》が採用されている。ここで唱えられるかどうかは大きな分岐点となるが《メヂカラ・コバルト・カイザー / アイド・ワイズ・シャッター》をチャージしてエンド。
カワが使うのは【水闇光ヘブンズゲート】で、2ターン目の動きはチャージのみ。
3ターン目、開始時のドローをして少し考えるマッチー。マナチャージされたのは《ボルシャック・スーパーヒーロー / 超英雄タイム》、マナ加速できるだけの文明は揃った。
しかしここで痛恨のターンエンド、それを見てカワの表情が少し緩む。
カワは《 「必殺!ジェット・カスケード・アタック!!」》を唱えて手札を整えていく。
マッチーも負けてはいられない。ここでトップドロー《ボルシャック・栄光・ルピア》。2ブーストを成功させ6マナに到達し、1ターンの遅れは取ったもののなんとか食らいついていく。
対してカワは《星門の精霊アケルナル / スターゲイズ・ゲート》をチャージしてエンド。既にコンボパーツが揃っていることも考えれる。
近いターンに予想される大型クリーチャーの踏み倒しに備えて《流星のガイアッシュ・カイザー》を確保しておきたいマッチーは《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》を召喚。《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー / お清めシャラップ》を手札に加えつつ自身の《ボルシャック・栄光・ルピア》を手札に戻す。
そしてやってきたカワの5ターン目、手札に蓄えられた大型クリーチャーが一気に展開される。
《スターゲイズ・ゲート》を唱え、出てきたのは《星門の精霊アケルナル 》。その効果で《闘門の精霊ウェルキウス》から《闘門の精霊ウェルキウス》、そして《「合体」の頂 アクア・TITAAANS》だ。
だがマッチーもしっかりと準備していた。カワの展開が終わると《流星のガイアッシュ・カイザー》を宣言、これでマッチーも準備完了だ。
《流星のガイアッシュ・カイザー》と「シンパシー」の軽減を合わせ出てきたのは《「勝利」の頂カイザー「刃鬼」》!
「ハンター・W・メクレイド10」で山札の上から6枚を見る。
マッチー「マジか・・・・・・」
なんと出てきたのは《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー》1体のみ。
《「合体」の頂 アクア・TITAAANS》の「ガチンコ・ジャッジ」にも2回とも敗れ、厳しい展開となってしまった。
返すカワのターン、長考の末に《絶望と反魂と滅殺の決断》で《流星のガイアッシュ・カイザー》を破壊しターンエンド。
バトルゾーンにはカワの《「合体」の頂 アクア・TITAAANS》、《流星のガイアッシュ・カイザー》も破壊されてしまいかなり苦しい状況のマッチー。
そんなマッチーの動きはマナチャージでもクリーチャーの召喚でもなく《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー》の攻撃。マナゾーンの《百族の長 プチョヘンザ》を回収し、バトルゾーンを一掃するつもりだ。
しかし、カワもその計画を易々と許してはくれない。《星門の精霊アケルナル》でブロックすると《闘門の精霊ウェルキウス》2体の効果が発動。
出てきたのは《∞龍 ゲンムエンペラー》2体!!
だがマッチーも止まるわけにはいかない。《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》の攻撃と同時に《百族の長 プチョヘンザ》の「革命チェンジ」を宣言。「ファイナル革命」で《∞龍 ゲンムエンペラー》を除くカワのクリーチャーを一掃する。
返しのターン、マナゾーンに11枚ものカードがあるカワだが出したのは《光魔の鎧》、《ヘブンズ・ゲート》を6枚目のシールドとして表向きで置く。
そして、長考。
バトルゾーンには《∞龍 ゲンムエンペラー》が2体。
当然トリガーがなければダイレクトアタックを決めて勝利だ。
見えている範囲で有効なトリガーは《「必然」の頂 リュウセイ》のみ。しかし、ここでカウンターされると自身の《∞龍 ゲンムエンペラー》とマッチーの《百族の長 プチョヘンザ》の影響で逆に倒されてしまうかもしれない。
カワ「《百族の長 プチョヘンザ》に攻撃で」
カワの選択は《∞龍 ゲンムエンペラー》で《百族の長 プチョヘンザ》を攻撃してターンエンド。ここが大きな分岐点となった。
ここからは止めるものがなくなったマッチーが大きく動き出す《流星のガイアッシュカイザー》を出して2枚のカードを引くと、《「勝利」の頂カイザー「刃鬼」》の攻撃と同時に《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》の「革命チェンジ」を宣言。
今回の「ハンター・W・メクレイド10」で出てきたのは・・・・・・
《「必然」の頂 リュウセイ》と《勝利宣言 鬼丸「覇」》!!
大型クリーチャー2体の踏み倒しと《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》による妨害を一気に決めてカワのシールドをブレイク。
そして《勝利宣言 鬼丸「覇」》の攻撃!「ガチンコ・ジャッジ」!
勝利の女神はまだ微笑んでいなかった。
シールドトリガー呪文によるカウンターを防がれているカワは《∞龍 ゲンムエンペラー》でプロック。1枚でも多くシールドを残しておきたい。
マッチーもそれを理解しているのか、《流星のガイアッシュ・カイザー》で《光魔の鎧》を破壊した後、《「必然」の頂 リュウセイ》でカワのシールドをT・ブレイク。これでカワのシールドは残り1枚だ。
「ガチンコ・ジャッジ」の勝利で一命をとりとめたカワだが、《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》の効果が重くのしかかる。《電磁魔天イエス・ザナドゥ》を出して2体の《∞龍 ゲンムエンペラー》でマッチーの《「必然」の頂 リュウセイ》と《流星のガイアッシュ・カイザー》を破壊してエンド。
ターンが返ってきたマッチーは祈りつつ召喚した。
《勝利宣言 鬼丸「覇」》!
やはり勝負を決めるのはこのカードなのだ。
マッチー「《勝利宣言 鬼丸「覇」》でプレイヤーに攻撃」
マッチー&カワ「ガチンコ・ジャッジ!!」
見事「ガチンコ・ジャッジ」に勝利したマッチーは追加ターンを獲得するが、まだ勝負はわからない。
カワにはまだシールドが1枚残っている。
カワが残り1枚のシールドを確認する。
宣言されたのは《「合体」の頂 アクア・TITAAANS》。
もう、カワを守るシールドはない。
Winner:マッチー
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