音楽ライターのつぶやき 9.2

「牛丼が食べたい。」
気づけば最近この言葉を口にする機会が増えた。
牛丼とは、漢のロマンである。

思い返すと、学生時代は牛丼ばかり食べていた。
面倒事が嫌いで、自炊をする気など皆無だった当時は、
「料理の手間を一切排除できて、尚且つ安く夜ご飯を済ませる方法」を模索し、その行く末に「牛丼」という一つの手段に辿り着いていたように思える。

百円玉3枚と、五十円玉1枚。
たったこれだけで、熱々のお米と計算され尽くした自家製ダレで味付けられたお肉が堪能できるわけだから、もはや革命である。

ヤバTが『週10ですき家』というタイトルの曲を生み出してしまうのも、頷ける。
牛丼は学生の味方・安さの象徴であると共に、永遠に僕らにとってのヒーロー的存在なのだから。

実際に週10ですき家に通いつめる生活を送ってみたいと考えたことはあるが、自炊と比べるとまあまあ食費がかかるので、やめておくことにした。

よろしければサポートお願いします!いただいたサポートはより有益な記事作りに使わせていただきます。