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面白いマンガほど、完結しない

ども、しおです。

面白いマンガほど、なんかしらの理由で休載が続いていたり、完結せずに終わってしまうことってありませんか?

マンガ好き・アニメ好きの方はよく推しほど死ぬ、といいますが、ぼくの場合は推しマンガほど完結しない。です。


今回はなかなか終わらない、もしくは未完で終わってしまった惜しい作品を紹介します。


1.HUNTER×HUNTER

もはや終わらないマンガ・連載始まらないマンガの代名詞ともいえるHUNTER×HUNTER(ハンターハンター。以下「H×H」)

H×Hはマンガ好きなら誰もが知っている作品と言えるでしょう。

冨樫義博さんの作品で、1998年から週刊少年JUMPで連載しています。


簡単なあらすじは以下の通り。

くじら島に住む、主人公の少年・ゴン=フリークスがまだ見ぬ父親のジンと会うため、父の職業であったハンターとなり、仲間達との絆を深めながら成長する様を描いた冒険活劇。

しかし作者の体調の都合により度々休載しており、現在でも休載しています。

そのため連載が始まるとTwitterのトレンドにのり、界隈を騒がせます。またTwitterで「○○の連載が始まる!」「連載再開!」というトレンドが沸くと、なぜかH×Hまでトレンド入りすることも間々あります。もちろんH×Hは連載再開しません。

ですが連載再開と聞くとは人はH×Hを想起するようで、それだけH×Hを皆が心待ちにしている作品です。

かく言うぼくも例外ではなく、大好きな作品なので早く始まって欲しいとは思うものの、話は冒頭に戻り、推しほど再開しないもの…
待ち遠しいですが、作者の体調を考えると無理してほしくもない気持ちもあります。


2.宇宙兄弟

宇宙兄弟も完結しなさそうな、休載の多いマンガです。

『宇宙兄弟』(うちゅうきょうだい)は、小山宙哉による日本の漫画作品。講談社の漫画雑誌『モーニング』にて2008年1号(2007年12月6日発売)から連載されている。

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あらすじは、以下の通り

謎のUFOを目撃した南波六太とその弟の日々人は、「一緒に宇宙飛行士になろう」と誓い合う。それから19年後の2025年、夢を叶え宇宙飛行士となった日々人は、第1次月面長期滞在クルーの一員として、間もなく日本人初となる月面歩行者として歴史に名を残そうとしていた。一方兄の六太は、勤めていた会社の上司に頭突きをしたのでクビになってしまい、鬱屈した日々を送っていた。そんな六太の下に、JAXAから宇宙飛行士選抜の書類審査通過の通知が送られてくる。それは、共に宇宙を目指すという夢を諦めない日々人が応募したものであった。いつの頃からか、宇宙飛行士になることを諦めていた六太は、再び宇宙を目指すことを決意する。

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最近は読んでいないのでもうどうなっているかもわからないのですが、軽く調べたらちょっとずつ進んでいるようです。

年に2巻ほどは単行本も出ているようです。このまま完結まで完走できることを願ってます。

完結したら読みなおそうと思います。

アニメも好きで、子どもの頃録画してみてました。そう、アニメがやってたのはもう子供の頃なんだよね~。


3.あひるの空

あひるの空もずっと休載が続いているバスケ青春マンガです。

休載が続いている理由としては、調べた限りでは作者の体調不良のため、とのこと。ネットでは「鬱なのでは?」「アニメのできがひどすぎて描く気力が失せた」などの噂がありましたが、噂の域を出ません。

個人的にアニメはOPがピロウズだったので見てましたが、言うほどひどいかな?と思います。しかし作者の思うようにキャラを動かしてくれなかった点や、某異能力バトルマンガ「黒〇のバスケ」のゾーンの目が光るような表現を、あひるの空のアニメでもやってしまい、それが作者もファンも怒らせる大きな原因になったようです。同じバスケマンガ(一応)だったことや、原作に無い表現だったことが理由のようです。

ぼくはアニメのその表現を覚えていなんですが、作者が制作会社?アニメ?のTwitterのつぶやきを引用リツイートで批判したことで、かなり大きな話題になったようです。

そんな理由からネットでは「もともと表現に繊細な人だったから、それで鬱になった」「アニメがひどかったから、描くモチベが下がったんだろう」などと言われています。

真相はわかりませんが。

何はともあれ、ぼくは好きなマンガなので完結まで読めたら良いな、と思う次第です。


4.D.Gray-man

D.Gray-man(以下、Dグレ)は、2004年から週刊少年JUMPで連載しており、何度かの休載を挟んで、かつ雑誌を変えつつ、今も連載しているマンガです。

今は「ジャンプSQ.RISE」という雑誌で連載しています。ダークファンタジーものです。

ぼくは紙のコミックスを小学生くらいの時から買っていました。
今ぼくは社会人です。

時が流れるのは早いですね…

休載の理由は公式では明かされていなかったか、体調不良か何かだったかと記憶しています。ネットでは作者が女性?らしいことから、結婚した、妊娠した、子育てのため、などと噂されていましたが、今となっては不明です。まあ、ぶっちゃけ読者からしたら休載理由よりも書いて欲しいだけの気持ちなので、頑張ってほしい、としか言えないですが。

さておきそんなDグレは今でもコミックスが出ると買っています。今は電子で読んでいますが、もうそろそろ完結するんじゃないかと思っています。

伏線もほとんど回収されており、広がった風呂敷は徐々に閉じつつあるのかなと、そんな印象です。

どうまとめるのか、最後まで楽しみです。

話は小難しくなっていきますが、ちゃんと物語の軸というか、矛盾点があまりないので好感が持てます。作者さんには最後まで描き切ってほしいと願います。


5.エレメンタルジェレイド

エレメンタルジェレイドは、東まゆみさんによるファンタジーマンガです。

作者の東さんがRPGゲームが好きなこともあり、ファンタジーとしても完成度が高く、世界感がよくできていると思います。

王道のストーリーですが、ぼくは当時小学生だったので十分楽しめました。

あと女の子がたくさん出てくるのですが、みんな可愛いです。
小学生の時、ヒロインのレンに恋してました。未だマンガの女性キャラで一番好きなのは?と聞かれたらエレメンタルジェレイドのレンと答えます。

そのくらい好きです。見た目ももちろん性格も好きです。あとだんだん主人公と良い関係になっていく点も推せます。幸せになって欲しいです。

さておき、エレメンタルジェレイドは一度完結しています。
しかし東さんの思惑では3部構成になっているようで(2部構成だったかも…)、完結しているのは1部だけです。確かに1部だけだと消化不良なところで終わり、2部へと続く、という流れになっています。

この2部が途中で、2015年から休載のまま止まっています。

そして残念ながらもう続きが描かれることはないでしょう。

というのも東さんは緑内障を患っているのですが、その緑内障がひどくなり、視力が低下してしまったようです。漫画家にとっては手の次に大事であろう視力です。これはなかなか続きは描くのが難しいでしょう。

個人的に1部の主人公とヒロインが幸せになった姿を見たいですが、叶わない夢となりそうです。


6.井上雄彦作品

言わずもがな、でしょう。

バカボンド、リアル、終わらないでしょうね。

井上雄彦さんは「スラムダンク」の作者さんです。まあ説明不要でしょう。かずかずの作品を書いており、マンガ以外の書く仕事も多くしており、おそらくもう上記の作品は完結しないと思います。

しょうがないですが、完結まで読みたかった…


7.ベルセルク(未完)

ベルセルクはダークファンタジー作品で、三浦建太郎さんによって描かれていた作品です。

ベルセルクは未完で終わっています。

三浦さんが2021年に逝去してしまったことで、未完のまま終了となってしまいました。ご冥福をお祈りいたします。

世界感、ストーリー、すべてが壮大でおもしろかっただけに、悔やまれる結果となりましたが、よくここまで描いてくれたと作者を賞賛すべきでしょう。黙とう


まとめ

作者の体調不良により休載が続く作品は多くあります。
最近再開したワールドトリガーも、作者の体調不良(首だったか?)でよく休載しますが、しっかり体調を整えてから描いて欲しいですね。

もちろん、体調優先で。

ただぼくの好きなマンガほど完結しない傾向にあるので、ワールドトリガーも完結しないかもしれません。

嫌いになろうかな…

冗談はさておき、好きなマンガほど終わらないという話から、好きなマンガで休載が続いている作品・未完の作品を紹介しました。やっぱりそう考えると、最後まで描き切るっていうのはすごいんですね。すべての作品の生みの親に敬意をはらいたいと思います。


ご愛読ありがとうございました。しおの次回作にご期待ください。

コーヒー代を投げてくれると、大変喜ぶ習性があります。