20200919深呼吸学部講義の振り返り
1.ふりこ
日常と非日常のふりこ
具体と抽象のふりこ
ふりこは行ったり来たり
その間時間が経過している。行って帰ってきた私は前の私ではない。
2.ふたつの時間史
私たちの中には時間が流れている。
一番短いレベルが人生だ。(一番短くて人生とは、もっと果てしないものが私たちには流れているのだな)
社会の時間も流れている。これまでの風習は社会の時間の流れだ。
人間としての時間
存在、生命の神秘、生命としての歴史の流れも自分の中に生きている。
人類の発生から流れてきた時間は自分の内部にある。
2つの時間
個人の時間の流れと人類・社会の時間の流れ
この流れが交差し交わるとき。その瞬間は幸福な時間だ。(真崎・守)
だから橘川さんは、その瞬間を追いかける。そこに止まらず何度も「幸福な時代」をキャッチしてきた。
「幸福な時代」をキャッチするには?
個人の時間の流れだけでなく、社会の時間の流れが見えていなければならない。時代はまっすぐに進んでいるから、そこに止まらず、どこに向かうのか見定めて、また個人の時間と重ならせる。そんな生き方を橘川さんはしてきたのだ。
「ビジネスは、『幸福な時代』に城を作ること。」
つまり、通常はその幸福な時代にあったら、幸福を守ろうとする。「城」を築いて、そこに止まり時代が進んでいってしまうとは思わずに、そこの止まることを維持しようとするのだ。
しかし時代は動いていく、時間は動いている。「幸福な瞬間」をとらえたものの、そこに城を構え止まるということは、時代の流れに取り残されるということだ。
城が大きくなるとなんとかそこにとどまろうとする。
それはその時代の流れをなんとか止めようとしていると言うことなのか?・・・
時を止めることはできないのに。止めようとしていたのかな?もしくは時が流れていることを忘れてしまうのか?
橘川さんは「時代を生きる」
「今」は変化し続けている。
「今」は生物。時代という生物。自分が変わらなければいけない。
学ばなければならないし、時代とともに習得しなければならない。
3.川の時代から海の時代へ
70年代は川の時代が終わると思った。(橘川さん談)
川の時代の方法論は男の方法で競争の時代。海の時代の方法は女の方法であり・共生の原理である(「インターネットは儲からない」(2001年日経BP )橘川さん)
「「ポンプ」はポンプだけ売れたらいいと思わない。
自分だけ栄えて、他を蹴散らす気はもうていなかった。
書店そのものを参加型にしたかった。」
橘川さんは、「自分だけ栄えて、他を蹴散らす気は到底なかった。」
つまり、橘川さんは、すでに海の方法論だったということ?
誰かだけが栄える川の時代を生きる気がなかった?
川の時代ならば、その先の流れを予想することはできるが、海の時代はどうやって予測するのだろう?
海の時代のモデル
教育業界
YAMI大学が実験
これまでは箱に集まって授業をしていた。
城が壊れたら「生徒」と先生の「関係」だけが残る。
関係が主役
出版業界
放送業界
新しい海の時代の「超ビジネス」を橘川さんは描いている。らしい・・・
「私が見つけたのではない。
私が見つけられたのだ。」
メディア「海」で人と人が出会うためには
自分のことを表現するものを持たないと情報の海の中では出会えない。とのこと。
「表現の想いが繋がれば仲良くなれる。」
だから私たちは表現力を「深呼吸する言葉」道場で磨こう!
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