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タイ・ベトナム周遊ツアー 5日目

【2023タイベトナム周遊ツアー】5日目


起床は7時。今日は11:20の飛行機でホーチミンシティに向かうので、9時ころに空港に着くように出発する。

バンコクで買ったものはムエタイトランクスと歯磨きセットと普通のタオルだけだが、もともとリュックの容量の95%程度を使っていたため、その3つの買い物だけでついにリュック容量が105%になってしまう。これがゲームなら移動速度が遅くなったりスタミナの消費が激しくなったりとペナルティが発生するだろう。それくらいパンパンだ。

背中に圧迫感を感じながら、マッカサン駅からエアポートレールリンクでスワンナプーム国際空港に向かう。


さらばバンコク、また逢う日まで…

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9:20頃にチェックインがあっさりできたので、調子に乗ってフードコートで朝ごはんのカオパット(炒飯)を食べる。蟹肉入りで70THB。おそらくこれが最後のタイバーツ使用になるだろう。そこからのんびり出国審査に向かう。


かにチャーハン お味は普通

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ここでうっかりミスによるトラブル発生!!

いつもならトイレを済ませてから列に並ぶところだったが、気の緩みからあまり考えないで出国審査の列に並んでしまう。15分くらい待って手荷物検査をやり過ごし、出国審査へ向かうがここでも大行列!!便意が差し迫っていたわけではないのだが、たっぷり20分はトイレに行けないという状況から、寛解したはずの過敏性腸症候群が再発してしまい、冷や汗ダラダラになってしまう。パスポート用のウエストポーチに抗不安薬を入れていたので飲み込んで落ち着くのを待ったが、前に100人以上の列がある中でこの精神状態では無理だと判断し、係の人にトイレへの案内をお願いするが、「出国審査中だから無理だよ、このゾーンにトイレ無いし。」と冷たくあしらわれる(当然)。だが、こちらの精神状態も限界に近かったので、「emergency stomacache!! please help me!!」と泣きついたら、「こいつ哀れなヤツだな」という目で裏道から通常エリアに戻してくれた。

そこから急いでトイレを済まし、再度入国の列に並ぼうと思ったが、一連のトラブルで時間が押しまくってしまった。


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出発予定時刻は11:20、集合時間は10:30、現在時刻は10:35…これは詰んだか…?と半ば諦めかけたが、ここで諦めてしまうと予定もクソもねーぞ!!と気合を入れ直し、係の人や先に並んでいた人にお願いをしまくって、長蛇の列をショートカット(実際は一人ひとりにお願いしながら列に割り込ませてもらった)しながら、なんとか出国審査が完了。この時点で時間は10:55。これは間に合ったな!!と安堵したが、出国審査から乗り場のF3まで、歩くと10分の表示を見て再度絶望する。

でもここで諦めたら試合終了って白髪鬼が言ってたな!!と思い出し、空港内を引くほどダッシュして、11時ちょうどくらいに乗り場に到着。最終案内の最中で、本当にギリで間に合った形だ。ハァハァ言いながら機内に滑り込み、とりあえず事なきを得る。

国際線は時間がかかるのは当然承知の上ではあったが、「俺は旅慣れているから大丈夫」という根拠のない自信からくる慢心が招いたトラブルだった。これは今後の教訓として強く胸に刻もう…。

ちなみに、長蛇の列を猛スピードで追い抜いていくとき、ほとんどの人は快く・もしくはちょっと文句を言いながらも列を開けてくれた。文句も「次はもうちょい早く来とけよジャパニーズ🤣」くらいで嫌味っぽい人がいなかったのが救いだった。みんなありがとうm(_ _)m


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飛行機は2時間くらいのフライトで、あっさりホーチミンのタンソンニャット国際空港到着。タブレットにダウンロードしておいたベトナムのガイドブックなどを見ていたらあっという間だった。

ちなみにホーチミンには学生の頃にバイト先の研修旅行で連れてきてもらったことがあり、観光するのは20年ぶりになる。ちなみに3年前のタイ旅行のときにトランジットでハノイとホーチミンに一晩滞在したが、ホステルで寝ただけなので観光はしていない。

空港に到着後、すぐに少額の両替(残った500THBをVNDにした)とsimカードを購入し、最低限の準備を済ます。

バンコクではどこに行くにもgrabのバイタクだったが、さすがに20年ぶりの土地では勝手がわからないので、お馴染みgrabで車のタクシーに乗り、ホーチミン1区にあるホテルへ向かう。料金は122,000VND(680円)。ベトナムドンと日本円の関係は、10,000ドン⇔55円とのこと。タイでは1バーツ約4円だったから計算しやすかったけど、ドンは即時の計算がちょっと難しそう。

このアプリ超便利

ちなみにgrabはクレカを登録しておけば現金支払いがいらないのが、空港到着してすぐのようなシチュエーションにはとても便利だ。皆さんもアジア旅行の際はマストアイテムとしてご用意ください😇


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今回の旅行のメインはタイだったため、ベトナムについては本当に下調べほぼゼロだ。行き当たりばったりが信条の私でも流石に準備不足の感は否めない。ホテルだってagodaのレビューだけを信頼して、地図もろくに見ないでブッキングしちゃったし。

しかし、3年前のタイでも「こんにちは」「ありがとう」「トイレはどこですか?」の3つのタイ語と中学英語だけで乗り切った実績があるので、今回もきっとなんとかなることだろう。

ちなみに機内でガイドブックから「シンチャオ(こんにちは)」、「カムオン(ありがとう)」だけは覚えたので、あとは出川イングリッシュに毛が生えた程度の私の英語力でもどうにかなるだろう(希望的観測)。


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さて、今日のホテルは観光名所のベンタイン市場に近い中級ホテルだ。agodaのスコアが高かったからという理由だけでブッキングしたが、受付の態度は良かったものの、肝心の部屋の衛生面がまあまあ終わってる…1mmくらいのちっさい虫(アリなのかな?)がたくさんいるし、大きなプラスポイントであるバスタブは、周りのタイルに黒カビ生えてるわ…マジ勘弁してくれよ…。虫に関しては極小サイズだから気にしなければなんとか大丈夫、黒カビもまぁ見ないことにできるといえばできるが…。この部屋だけが悪いってことはないと思うので、単純に衛生意識が低いんだろうな。5点満点で★2.5だな。


不衛生!😡😡😡

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16時ころ、身支度をしてとりあえずホテルを出る。まずはお金が1,500円分くらいしかないので、日本円をベトナムドンに両替するのと、小腹を満たすために何かを食べることが目的だ。

兎にも角にもまずはメシ。グーグルマップ大先生に教えを請うと、近くに高得点のレストランがあるらしいので歩いて向かう。

メニューを見ると、ガイドブックなどで名物とされていたベトナム風お好み焼き「バインセオ」がメニューの最初にあったので、素直にそれをオーダーしてみた。手持ちのベトナムドンでギリ足りる価格だ。ということは、物価の安いベトナムでは結構な高級店だったのね。

運ばれてきたバインセオは、大きめの木の皿の半分くらいにバインセオ、残りの半分は草がたくさんw紫蘇やレタスとともによくわかんない草が山盛りで、結構なビジュアルだ。バインセオは卵が入った薄い生地の内側にもやしや海鮮などの具材が入った、広島風お好み焼きに近い感じ。山盛りの草と一緒に食べると中々旨い。コーラも注文し、会計は178,000ドン(1000円)だった。


草山盛りバインセオ

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腹も膨れたし、次は両替だ。バンコクのように電光掲示板でレートが表示されているような近代的な両替所はなく、街角で金商品を売っている店で両替もやってます的なスタンスが多いようだ。またまたグーグルマップ大先生に伺ったところ、近くに高得点の両替所があったので、3万円を537万ドンに両替する若干やっぱりゼロの数が多いとイマイチ把握しづらい…だが、とりあえずお金の工面ができたので、近くにあるベンタイン市場に向かった。


めっちゃ並んでる両替所

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ベンタイン市場は巨大で、洋服、小物、ブランド品(多分全部ニセモノ)、土産物から食品に至るまで、ベトナムにありそうなものは全部あるぜ!!くらいの市場だ。

市場を歩いていると、とにかく声をかけられる。ニイハオ→アニョハセヨ→コンニチワの順で声をかけられるのは、旅行客の多さの順なんだろう。東アジア人はあんまり見分けつかないしね。その中で英語で話しかけてきた可愛いお姉さんがいたので、少し英語で会話してみる。アメリカ人のように早口で喋らないので、聞き取りやすい英語で会話がしやすい。お姉さんにスーツケースが欲しいと伝えたら、「私が案内してあげる!値段交渉もしてあげるわ!あなたは日本人なのにちゃんと英語で話してくれるから気に入ったの❤」と嬉しいお言葉。もうリュックがパンパンで何も買えない状態だったので、まずは小さくて安いスーツケースを50万ドン(2,800円)で購入し、自分ストレージを増設する。これで好きなだけ買い物ができるぞ!


機内持ち込みサイズより一回り小さめ 一番安いやつって言ったらこれが出てきた。十分。

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さっき案内してくれたお姉さんはコーヒーの店の人だったので、感謝の意味も込めてコーヒー屋さんと交渉を始める。日本では超高級品のコピ・ルアク(ジャコウネコの💩から出てきた豆のコーヒー)がお安く買えますよ!とのこと。店員のお兄さんとの話も弾んだが、コーヒーよりもお茶派なので、日本ではあまり見ない「ジンジャーティー」の葉を購入。袋いっぱいで50万ドン。まあまあ高い気もするが、英語でのコミュニケーションがとても楽しかったので、笑顔で購入した。

いい写真😇

そこからは旅行に行ったときに必ず買うクソTシャツや、竹製のランチョンマットなど、合計で1万円程度の散財をする。楽しい市場ではあったが、やはり衛生的には疑問が残るので、お菓子関係は買わないでおいた。

買ったばかりのスーツケースをガラガラ引きずりながら、近くのコンビニのミニストップで、水とビールと鶏のモミジを購入し、一旦ホテルに戻る。


海外旅行に出ると必ず買うこのデザインのクソT。台湾、香港、マカオ、バンコクに続きコレクションに加えるw

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時間は19時。せっかくホーチミンに来たので、カジノでひと勝負することにした。

まずはホテルから一番近いニューワールド・サイゴンホテルのカジノに向かう。残りの手持ち日本円の2万円を145USドルに両替し勝負開始だ!………と思ったら、私の大好きなブラックジャックの卓が立ってない……というか、他のカードゲームテーブルも全部デジタルで、リアルにカードで遊べない……カジノでのギャンブルは形式も楽しみたい派の私としては、全く味気ない……とても残念…。テキトーなビデオスロットで20分くらい遊んで、マイナス45ドルでフィニッシュ。

カジノを出てスマホを覗いていると、バイタクの運転手が近寄ってきて、「トモダチ!!ラッキー掴んだカ?スペシャルマッサージ、キレイナオンナノコたくさんネ!!」と日本語で下品な誘いをしてきた。品のある無しはともかく、こういう輩についていくと絶対にろくなことにならないので、語気を強めて追っ払う。そもそも俺ラッキー掴んでねぇし!!(# ゚Д゚)


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せっかくカジノで遊ぶと決めたことだし、ブラックジャックでどうしても遊びたかったので、カジノフロアが広いカラベルホテルのカジノに向かう。バイタクを使っても良かったが、今日はさほど歩いていなかったので、町並み見学も兼ねて1.5kmくらいの道を歩いていくことにした。

カラベルホテルのカジノは大盛況で、ビデオスロットはほぼ満台。バカラ満台。ブラックジャックは1席だけ空いたので速攻で着席し、100ドルをクレジットに替え勝負開始だ。

座ってから気づいたのだが、ブラックジャックのミニマムベットが25ドルという、中々のレートでの勝負ということで、100ドルしかない私は4回負けると即終了という厳しい勝負になる。ブラックジャックのストラテジーは頭に入っているので、ある程度のヒキさえあれば勝てると踏んで勝負に挑んだところ、結構な勢いで連勝し、100ドルがすぐに300ドルに増えた。「今のドル円レートは1ドル130円くらいだったな、じゃあ400ドルで5万円くらいになるな」と脳内計算し、400ドルをゴールに設定。あと一歩で400ドルという勝負を3回逃し、波に揉まれながらなんとか2時間くらいでゴールの400ドルに到達し即ヤメ。プラス250ドルの勝利を掴んだ。これで明日以降もお金の心配なく買い物ができるぞ!


日本人の俺がベトナムに来ていてUSDを持っているという不思議感覚

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気がつけば時間は24時。お腹が空いたがレストランは軒並み閉まっている。最悪、買っておいた鳥足とビールで済ますという選択肢もあったが、ホテル近くまで戻ると繁盛している屋台店を発見。フォーなのかなんなのか判らないが汁そばっぽいものを出すようだ。時間的にも重いものは避けたかったので、エビの春雨スープを注文。7万ドン(390円)でやさしいお味を楽しめた。5分くらいでサッと食べ終え、ホテルへ帰着。

夜のルーチンの旅行記を書いて2時前に就寝。


なかなかのお味

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本日の出費

交通費:ざっくり11,000円くらい(航空券込み)

食費 :ざっくり3,000円くらい

遊興費:プラス32,000円くらい

買い物:ざっくり10,000円くらい

宿泊費:4,100円


VND表記は分かりづらいので、ベトナム滞在中は日本円表記にします。


また明日\(^o^)/

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