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心の不安を除き免疫力を高める禅セラピーワーク⑧

【新型コロナウイルスによる心の不安を除き】
【免疫力を高める禅セラピーワーク】
―⑧お茶を飲む行為を通し、心の安らかさが得られる「足る」作法―

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⑦回目以前のリンクは記事後半にございます。
禅セラピーワークが多くの方の不安解消、免疫力アップ、健康維持・増進の一助になればと願っております。
是非ご活用下さいませ。

zafu代表 身心堂主宰 曹洞宗(禅)僧侶
藤井隆英 拝
2020.3.27
https://bosan32000.wixsite.com/sinsindo
bosan32000@yahoo.co.jp

【心の不安を除き免疫力を高める】
【禅セラピーワーク⑧】
―お茶を飲む行為を通し、心の安らかさが得られる「足る」作法―

1.眺める
作法とは、自分と他者の双方に思いやりを持って行う実践です。「足る」作法を行うと、自我意識が減退し、本質的な安らかさが導かれていきます。まず湯飲みにお茶を入れ、上半身を揺らして緩めてから背筋を伸ばし座ります( イスでも結構です)。顔は正面を向き、視線を斜め下(45 度程度) に置き、そこに湯飲みが見えるようにします。そしてお茶が入った湯飲みを丁寧に眺めます。

2.受け取る
両手指先全体で、お茶の入った湯飲みを優しく包みこむように持ち、口元まで近づけます。湯飲みの重さや触れている感覚、お茶から湯飲みを通じて伝わる温度を指先で深く感じます。次にお茶の匂いや蒸気を鼻で感じます。大切なのは、「自分」で感じようとするのではなく、作法の流れの中で起こる事象を、自分の五感を総動員して素直に受け取ってあげることです。

3.思いやる
お茶をゆっくり飲んでいきます。湯飲みが唇に当たる感触、お茶を口に含んだ味や温度、飲み込んだのどごし、食道を通り胃に入りゆく感覚など、お茶が流れゆく先で出会う私の五感と丁寧に向き合い、全身でお茶を思いやり味わって下さい。お茶は飲むことで私の一部となります。お茶を思いやり飲むことは私を思いやることでもあります。それが心の安らかさに繋がっていくのです。

―⑦「食べる」を丁寧に行うことで、五感を深く感じ心を調える方法―
https://www.facebook.com/360443244018332/posts/2913538222042142/
―⑥身体に関する慣用句の実践により「不安感」を収め「安心感」を高める方法―
https://www.facebook.com/360443244018332/posts/2900986299964001/
-⑤調和が導かれ安らかさを築く「握る瞑想」-
https://www.facebook.com/360443244018332/posts/2894253040637327/
-④感覚を高めながらリラックスを促す作法-
https://www.facebook.com/360443244018332/posts/2887790327950265/
―③「手を慈しむ瞑想」で身体知を向上させ真の幸福感を築く方法―
https://www.facebook.com/360443244018332/posts/2879309622131669/
ー②丁寧に向き合い認め続けることで身心の苦しみを和らげる作法ー
https://www.facebook.com/360443244018332/posts/2873191682743463/
ー①安らかで調った呼吸を導く方法ー
https://www.facebook.com/360443244018332/posts/2870657876330177/

◇曹洞禅グラフ全記事まとめ◇
https://bosan32000.wixsite.com/sinsindo/blank-7
◇禅セラピーワークとは◇
https://bosan32000.wixsite.com/sinsindo/about1

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