明治の自由主義教育者・田中不ニ麻呂

『小説家になろう』サイト内で管理人が連載している『箇条書きで読書まとめ』に、立花隆『天皇と東大』第7章部分の新たなまとめをUPしました。

この章では、明治14年(1881 年)を境に、当時の日本が、それまでの英米仏系統の文化吸収から、一転してドイツ文化吸収へと転換し、それに伴って東大の「国家の官吏養成機関」化、および日本の学校教育そのものに対する政府の側からの統制と干渉の強化へと至る過程について述べられているのですが、まだその政府からの統制が強められる以前に、田中不ニ麻呂という尾張藩出身の教育者が、新政府の文部大輔(副大臣)として積極的に英米流の自由主義教育を導入しようと努めていた時期があったという意外な歴史についても触れられています。

立花隆『天皇と東大』→https://ncode.syosetu.com/n1736fc/


まだ記事は少ないですが、ここでは男女の恋愛心理やその他対人関係全般、犯罪心理、いじめや体罰など、人の悩みに関わる心理・メンタリズムについて研究を深めていきたいと思っています。