完璧を求めてしまう
こんにちは、中の人たぬきそばです。
さて有名な落語の話の中に『寿限無』というものがあります。
寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行末…
というあれです。
生まれた子供に「寿（幸せ）が限りなく続くような人生を送ってほしい」と名前を付けていたら長くなっちゃった。というお話ですが、演じる方により見え方が違ってくるのが落語の面白いところ。
テーマが「親の過剰な愛」になることもあれば、純粋に、長い名前を何度も暗唱して笑わせるという場合もあります。
私が聞いた中で「完璧な幸福を求めてしまうと止まらなく人間の浅ましさ」を笑おうのようなテーマが見え隠れした『寿限無』を聞いたときは実に感動したものです。
話がかなり落語に偏ってしまいましたが、今回はこちらのお話。
完璧を求めて結果何もやってないのと同じ結果になりました、というのは
ひょっとしたらよくあることかもしれませんね。
私も注意しなければ。
ゆうメンタルクリニックのスタッフが、ニュースや一般的な出来事や考え方をマンガを用いて心理学的に考察してみます。