【猫だって生きづらいかもしれん】一般社団法人プラス・ハンディキャップの理事に就任しました。
地域活性、起業家育成、ネコワーキング、ダイバーシティ&インクルージョン。「相変わらず何やっているの?」と言われるかもしれません。
でも私の中では連続性があります。
ネコワーキングをやっている時、
「可愛い動物だけ助けるのは気に食わない。」
と陰口を言われたことがあります。
(キングとココは捨て猫でした。保護施設より譲り受けました)
可愛いから、キング(雄)とココ(雌)を
ネコワーキングに招いたわけではないのですが、
果たして本当に「可愛いものだけで助けられているのでしょうか?」
(ちなみに、猫好きでネコワーキングを開いたわけでもありません。
これはまたどこかで。もちろん、キングとココは愛しています。)
むしろ、逆で愛玩動物だからこそのひどい扱いも多々あると思います。
猫殺処分数は20万匹です。(平成19年時点)
引用: http://www.conoass.or.jp/situation/
人間の「可愛らしいものを愛でたい」という欲望に振り回され、
強制繁殖をさせられたり、飽きたら捨てられたりします。
愛玩動物は愛玩動物なりの悲劇があるのです。
見た目の可愛さだけで判断されるから、
上記のような批判をされるのだと思います。
ちょっと強引かもしれませんが、
差別とはこういう所から始まると思うのです。
多様性へのボトルネックはここ。
「相手を知らないで、勝手にあーだこーだ言う。」
決めつけたりしないで、
相手と話をし、
お互いに知り合うことが出来れば、
そうしたものは解消され、むしろ強みになる。
私がプラス・ハンディキャップでやりたいことは、
ひとつがこうした互いに知り合うことです。
一人一人もそれぞれ多様なのに、
そうした互いに知りあうことがあまりなされていないと感じます。
表面的な会話どころか、自分自身さえも理解しようとしない。
そうした時に、わかりやすい生きづらさを持っている人
(例:障害者、うつ病、家出、離婚)は、
「互いが知り合う対話のための
良い取っ掛かりになるかもしれない」と思っています。
なぜなら、生きづらさを持っている人は、
それを自己開示せざるを得ない場面があるからです。
出来ないものは出来ないと言わざるをえない。
見えない、聞こえない、歩けない、
理解できない、集中できない、じっと出来ない、
グラデーションで考えられない、起きられない
などなど。
でも健常者だって、
シンドいものや自己開示したほうがいいものは多かれ少なかれあることです。
・家庭内が上手くいっていない。
・持病がある。
・親の介護が大変。
・将来に対する漠然とした不安。
・リストラ、離職。
生きづらい人と話すことで、
周りの人達もつられて自己開示や対話を始めるのを、
何度も見ています。
生きづらい人のお陰で、対話が促されることがあるのです。
それは
・地域の中だったり、
・ネコワーキングだったり、
・作業日だったり、
・家入さんの都知事選事務所だったり。
傷の舐め合いではなく、
自身の不幸を肯定するためでもなく、
自分を持ち上げるために相手を下げるでもなく、
自分自身や他人や社会を理解し、前に進むための対話。
それをこのプラス・ハンディキャップを通じて、広げていきたいと思います。まさに今できたばかりですが、今後とも宜しくお願い致します。
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クラウドファンディング
【マイノリティは生きづらい?「日本生きづらさ大全2014」を作る】
https://readyfor.jp/projects/plus-handicap
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【プラス・ハンディキャップ 設立パーティー】
9月11日 19時半〜 @神保町 多様な人達の交流ナイト!
https://www.facebook.com/events/316750761860273/322559611279388/?notif_t=event_mall_comment
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※現在ネコワーキングはございません。
※株式会社小石川も並走しています。潰れてませんw
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