【WSOPの記録】参加費5000ドルのオンラインポーカー世界大会に参加してみた話

ポーカーにはWSOPという世界で最も栄誉あるポーカー大会があります。

もちろん知っているという人も多いかとは思いますが、今回は「参加費5000ドルのWSOPオンライン・メイントーナメント2021に参加した経緯や感想」について振り返って書いてみようと思います!



WSOPオンラインの参加費と参加方法

WSOPオンラインは、GGPokerNatural8より参加できます。

これら2つのポーカーアプリは、運営会社は違いますがテーブル自体は同じなので、どちらでプレイしても問題ありません。(細かい仕様の違いはありますが)

アメリカや韓国など一部の国からは参加やプレイができないですが、日本国内からのプレイは現在可能となっています。

また、WSOP2021のメイン参加費は5000ドルです。5000ドルというと、日本円では54万円ほどになりますね。(1ドル108円換算時)

1回のトーナメント参加に54万円もかける日が来るとは、ポーカー1年目の自分は想像もしなかったですし、おそらく仰天することでしょう。笑

ただ、実はこの5000ドルトナメですが、実際にかけたお金は300ドルくらいで参加できてしまっているんです。理由は以下にて説明します。


大きな大会にはサテライトが存在する

大きな大会にはサテライトトーナメントというものが存在します。

これは例えば「1000ドルのトーナメントへの出場権利を、100ドルの参加費で上位数名がGETできる」というような感じで、サテライトからであれば安くお得に高額なトーナメントにも参加できるチャンスがあります。

勿論、サテライトトーナメントが簡単に通過できるというわけではなく、ある程度のスキルは必要になるかと思いますが、それでも直接出るよりも安く出れる可能性は高くなります。

私の場合もWSOPメインのチケットはこのサテライトから獲得した形で、是非活用すべきトーナメントだと言えます。


WSOPメインの詳細について

WSOPメインの詳細ですが、Day1〜3までが存在します。

DAY1

DAY1の参加費は5000ドルです。DAY1はWSOPイベント期間中は毎日トーナメントが開催され、そこから規定のレベルまで生き残ることでDAY2へ進出できます。(チップが1でも残っていればOK)

この時点でも、100人中10人~20人しか残らない熾烈な戦いになりますし、開始からすぐ参加した場合、8時間近くもプレイすることになります。

GGPOKER(Natural8)は海外の時間で回っているため、日本時間の場合だと、深夜3時から朝(もはや昼)の11時まで打ち続けるという、まさに拷問のようなスケジュールが待ち構えています^^;

後半は21時頃から始まり、それでも5時くらいまで打つ必要がありますが、まだ時間的にはマシですね。

DAY2

DAY2に進出できると、割とすぐにインマネラインの戦いになります。インマネできなければ5000ドルは0。できれば10000ドル以上。天と地の差ですね。

Day3

Day3はFTです。世界でもトップクラスの数千人中のポーカープレイヤーのうちの9人に残ることになるわけですから、ここまで来ることができれば、それはもう快挙です。賞金面でも1000万円以上が確定します。上位3名は1億円以上。

Day1参考画像

ちなみに、実際のWSOPメインDay1のオンラインメモが残ってましたので、雑な字ですが、共有しておきます。笑

汚い字ですが、時間の感覚やチップ(アベレージ)の推移などが少しでも伝われば。

画像2


WSOPオンラインの戦い方について

Day2への進出条件は上記でも軽く触れている通り、LEVEL15まで生き残ること

世界最高峰のプロが多数参加しているだけあり、序盤は300BBの超・ディープスタックで、スキル差がかなり出ます。序盤は、本当にナッツ作りゲームのようなイメージですね。いかに上を取れるか。そして微妙なハンドをいかにポットを抑えて戦うか、といった感じ。

中盤になってもまだまだ100BB前後の戦い。オールインまで発展するケースは稀です。実力差が最も出る時間かな、とも思っています。

終盤にかけては平均30-50BB前後くらいでしょうか。場合によっては10BB前後になってしまうことになり、ショートになったプレイヤーは積極的にオールインをしてくる一方でディープなプレイヤーもいたりと、周りのスタックを常に意識した戦いが要求されます。

Day2への進出を意識しすぎたり、マネープレッシャーを感じながら打つと、3ベットで下されまくったり、リバーでブラフに勝っているハンドを下されたりと、ジリ貧になりやすい。ここのバランスが非常に難しいです。

卓越したうまいプレイヤーほど、臆病で慎重なプレイヤーを嗅ぎ分けて、積極的に3ベットや4ベットでスチールをしてきますし、ターンやリバーで判断が非常に厳しくなるような大きなブラフなどを仕掛けてきます。

個人的にも、スキル自体もそうですが、さらに人読み(エクスプロイト)に力を入れていくべきと今回再認識しました。バリュー過多で、3ベットや4ベットに降りすぎる臆病なプレイでは、インマネはできたとしても常にジリ貧で、そこから先がないなと。

世界規模の大会でFTや優勝を狙っていくなら、やはりここぞの場面で針の穴を通すようなブラフや、相手のブラフキャッチを狙ったシンバリューベットなどでチップを稼いでいくことも必須になってくるのかなと思っています。


WSOPの勉強方法

ありがたいことに、今は海外のトッププレイヤーがYouTubeやTwitchなどでポーカープレイを発信してくれてます。それを無料で見れてしまうわけなので、これを活かさない手はないと思います。

かなり長時間になるので見る側も大変ではありますが、実際のプレイ動画からは本当に勉強になることが多いです。

書籍での勉強も沢山してきましたが、実際の参加プレイヤーの質や空気感なども含めて勉強するには、今は「動画が一番良い」と感じています。


最後に→WSOPメインに参加して思うこと&結果

WSOP自体はこれまで数回参加していて、小さいものではインマネなども経験していますが、メインに参加したのは2021年が初めてでした。

結果としてインマネして10000ドル以上を獲得はできました!が、課題も多く残りました...。

やはり個人的に思うこととして、最も重要なのは「毎年コンスタントに大きなトナメに参加すること」ということです。これに尽きるというか。

もちろん、最低限のトナメのスキルは必要にはなってきますし、高額なトナメに出るにはある程度バンクロールも必要にはなりますが、先述のようにサテライトトーナメントもありますし、100ドルからでも1億円以上を掴める可能性は、常に誰にでも、僅かだとしても存在してるわけです。

宝くじと比較したらよほど確率も高いので、諦めずに今後もトライしていきたいと思います。

仮に、もし対戦プレイヤーとのスキル差が大きくあったとしても、その大会1度キリにおいては運の要素も常に大きいですからね。

あとはしっかりスキルを磨き、知識を蓄え、その日の運を最大限に活かすことができればより上の順位・賞金を目指せると思いますので、これからも沢山大きいトーナメントに出場して、精進していきます!

p.s. WSOPで同卓した際は、お手柔らかによろしくお願いします。笑


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