オンラインポーカーで死ぬほど負けた時のメンタル対処法

今回は「ポーカーで死ぬほど負けた時のメンタル対処法」について書いてみようと思います。

主に、KKPOKERやPOKERSTARSなどのオンラインポーカーや、カジノなどのリアルマネーですね。ボロ負けをしてポーカーを引退する前に、一度見て欲しい記事になってます。

「死ぬほど負けた」という定義や金額は人によって異なると思いますが、
個人的にも直近1ヶ月は、過去最大のドローダウンを食らってしまいました。（AOFという闇ゲーで捕まってしまったのが主な要因の1つ）

ALLIN-EVで明らかに下振れてしまったのはそうなのですが、スキル的にもっと詰められる部分は沢山あるなぁ、という反省は強くあります。

というわけで、あくまで個人的な観点からにはなりますが、参考になれば幸いです。

月単位で、過去最大の大敗

7月は、月初にいきなりとんでもない負け方を食らいまくって、最悪のスタートでした。毎日のように1000ドル単位で溶けていく。

最上位のレートで、勝率8割だろうが平気で連敗する、アウツ2枚も引かれまくる。AOFでストレートに15連敗なんてことも。内容自体はそこまで悪い感じもなかったのですが、何かおかしい...という違和感を抱えながらのプレイでした。

ひとまずここで、1週間ほど休憩を入れてメンタルを立て直し、再度プレイ開始。中旬は小さく勝ちは積み重ねるものの、なかなかマイナスが減らず。

月の終盤になっても調子は戻らず、挙げ句の果てにはさらにドカンと食らってしまい、メンタルを崩してしまいました。

誰にでも必ず起こること

ドローダウンは長くやっていれば誰にでも必ず起こることですが、もしトータルで積み重ねられているEVがマイナスであれば、当然、長期的に増えていくこともない。

ここについては「下振れた」という一言で済ませるのではなく、本当に正しくEVを積み重ねられているか？を深く考える必要がありますね。

もちろんレーキ負けという要素についても忘れてはいけない。

大敗した時の自分が、本当の自分

調子がいい時は心にも余裕があるので、人に優しくしたり良い顔できるってのはありますよね。誰でもそうだと思います。

でも、コテンパンに負けた時こそ自分の真骨頂というか。この時にどういう風に思考や行動するか。周りの人への当たりも含めて。

これが本当に大事だなぁと痛感しています。

こうやって追い詰められた時に、残念ながら入金詐欺なんかをしてしまったりする人も中にはいますね。（これだけは、どんなに追い詰められたとしても、やってはいけないこと）

死ぬほど負けた時のメンタル対処法

・一度、距離を置く（そのまま続けても、いい結果にはなりにくい）
・気分転換をする（旅行や温泉など）
・振り返りをする（どこが悪かったか、自分なりに反省）
・座学をする（本やYOUTUBE、他者の考え方に触れるなど）
・アドバイスを受ける（自分よりちょっと上手い人が理想）
・ムキになって取り戻そうとしない（焦らず確実に）
・マネープレッシャーを受けるステークスで打たない

上記のような感じになると思います。

「一度立ち止まる→反省する→勉強する→再始動する」というサイクルですね。実際に私も大きく負けた時は、このようにしています。

休憩すべきサインとしての筆頭は、「オカルト思考に走り出した時」だと個人的には考えています。この卓やこの人相手はダメ〜とか、運営に確率を操作されている〜とかですね。

この必要な休憩期間は人によって異なると思いますが、あまり長すぎるのも考えものなので、「1週間は反省と座学に充てる！」「その間は実際のポーカープレイは我慢する！」などと決めてやるのが良いかもしれないですね。

こういうタイミングは成長のチャンスでもあると思うので、打たない期間中のお勉強タイムは必須です。自分で振り返るだけでなく、客観的なアドバイスをもらうことはとても大切になるかと思います。

ポーカーが本当に好きなら、一定期間打たないと打ちたくなってソワソワしてくると思うので、そうやって自然と打ちたいと感じてきたタイミングが、復帰タイミングになるでしょう。

また、再始動する際は、マネープレッシャーを感じない安いステークスから徐々に感覚を戻していくのが良いと思います。メンタルがちゃんと整ったかどうかを確認してから、徐々にまたステークスに引き上げていく形ですね。

ポーカーを打つ目的を再設定する

ポーカーを打つ目的は人によって違うと思います。

・とにかく大きく勝ちたい人（専業）
・生活できるくらい勝ちたい人（半専業）
・マイナスにさえならなければ良いという人（趣味）
・楽しければ負けてもいいやという人（趣味）

楽しみ方や心構えは人それぞれなので、自分の目的に沿ってやれば良いと思いますが、一番勿体無いのは、完全に辞めてしまうことだと思っています。

もちろん、上にいくほど日々しんどいことも増えるし、ポーカーをやっててしんどいと思うことが増えるのであれば、向き合い方を変えるのもありかなとは思います。

ただ、自分もこれまでの数年間、長い目で見て「諦めさえしなければ良い」というスタンスでポーカーをやってきて少しずつ上達して階段を登ってこれた実感があるので、これからもこの姿勢で向き合っていきたいと思います。

まとめ

人間は悪い事ばかりフォーカスして考えがち（元々そういう性質がある）で、逆にすごい上振れた時とかは都合よく忘れてたりするんですよね。

自分もこれに漏れず、都合よくバッドビートだけフォーカスして愚痴を漏らしてしまうことがあるので、これは気をつけないとなぁと思っています。

とにかく、「長期的に見てプラスアクションなのかどうか？」をさまざまな観点から鑑みて確信を持てることが何より重要なので、大きく負けてしまった時は一度冷静になって時間を起き、原点に立ち返って再開するようにしたいですね。