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日本の雑誌って業界のおじさんとおばさんのモノ感強くない?

 去年くらいからポロポロと見るサブカル系雑誌の復刊だけど、あれってすごい自己満だと思うんだよね。名前出しませんけど、おそらく今仕事で結構中心になってやってる人達の「あの時のあの雑誌良かったよねーっていう」感がすごい出てなんか気持ち悪いなって思う。(大手出版社じゃなかったらそうでもないのかな。)

 大体僕が大学位の時に、その辺の雑誌がバタバタと消えていったと思うんだけど。確かに中学とか高校の頃は、スマホなかったし家にもインターネットなかったから、海外では◯◯◯が流行ってるとか、東京では、◯◯◯がイケてるっていうの知る術がなかったからすごい情報としての快楽性が強かったと思う。

 でも、今のこのご時世で『復刊』で喜んでんの業界のおっさんとおばさんだけじゃない?当時のその雑誌のファンて、もうほとんどそんな情報に興味ないと思うんですよ。やっぱり芸能人の不倫とかアイドルの解散とかの方がよっぽど興味ある訳で。
タダでさえ雑誌売れねーっす。業界シンドイっす。ってなってるのになんであえて収支も立たないし、どうせすぐ辞めるんだろうしでそういう企画やるんだろうという疑問なんですよね。

 クウネルくんのリストラ問題が最近バズってましたけど、&プレミアムの2015/11月号もすごい酷評されてるんですよね。まあ前者は、リニューアルで今までのファンが怒ってるって話なんだけど、『クウネル』をバーっと見て『&プレミアム』のあたりに寄せてきたのかなと記事を読んでませんが雰囲気は思いました。(僕はリニューアルした方が好きです、というか待合室とかに置いてあったら読んでみたい。)で2015/11月号に「紙面にライターさんの取材の熱意は感じられますが、それも読んでもらいたい対象は服飾やデザイン関係者に向けてであって、夢やあこがれを抱かせてくれることなく何も残らないカタログ誌でした。」ってレビューあるんですけど要するにこういうことなのかなって。

リニューアルした時に同じライフスタイル・カルチャー誌クラスタの『&プレミアム』あたりを結構意識していて「なんかこんな感じ今良いよねっ」て。「きら☆きら」って。でもその雑誌買う人は代官山の蔦屋でコーヒー飲みながら本読んでる意識高い系の人達しか買わないんだよ。でもクウネルは、マイルド主婦がターゲットだったから『お金を払って読むには価値のない大仰で空虚な内容でした。』ってリニューアルしたのはなっちゃう。業界のおじさんとおばさんのきゃっきゃしたのがマスに出てきちゃったから炎上しちゃった。

廃刊と部数減少して困ってるはずなのに、誰が読むんだろうという。

この、困ってない感。

 海外だと大きい出版社がそういうことしてなくても、インディペンデントのマガジンが大手のやろうとしてる、新しいカルチャーを生み出している感じがする。KINFOLKとかあるじゃない?日本だとインディペンデントのマガジンでそういうトレンド産んでるの今はあるのかな?新しいの見つけても「あー。はい。へぇ。」ってなっちゃうのが大きがするなー。)日本だとインディペンデントのマガジンでそういうトレンド産んでるのも少ない気がする。新しいの見つけても「あー。はい。へぇ。」ってなっちゃうのが大きがする。まあ色々と流通の仕組みとかあるから難しかったりするんでしょうけど。

でも、コンデナストもVICE MEDIA GROUPもWEB相当面白いというか、しっかりしてるじゃない?日本のメディアでマガジン有りきで面白いのってなんかあるかなぁ?

て、代官山の蔦屋雑誌売り場をプラプラしてのほわっとをまとめました。たぶん自分がずれってっからだね。


2月になったけど未だにニートです。Tシャツです。
いつになったらオファーレター出てくるの?



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