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【ポケモンSV】キタカミプロローグを振り返る【個別編①】

サ「前回は構築経緯をみてきたな」

キ「しっぽ氏がどの様にしてパーティを組んだのかが分かりましたね」

サ「今回は、各ポケモンの振り返りといこうか」

キ「はい。パーティはこちらになります」


キタカミパルデアブレンド

サ「じゃあ、1匹ずつみていくか」

キ「まずはイエッサンですね」

①イエッサン

本パーティのハッタリ枠

サ「サイコフィールド擬装は、面白い試みだったな」

キ「猫騙しに対して、お相手が抵抗してくる素振りは殆どありませんでした」

サ「普段のランクマだったらサイコフィールドがイエッサンのアイデンティティだから、意外性はあっただろうな。意外性だけは」

キ「猫騙し→この指が既定路線で、パーティ全体でみるとイエッサンに感謝しているポケモンは多かったと思います」

サ「犠牲フライばっか打っていたからな」

キ「イエッサン自身はアタック出来ないので、仕方ないですね。お気持ちマジカルシャインは全体技だった以外に印象に残った場面はそれ程ありません。ピンポイント狙いのジャラランガは大体の場合、サイキネ警戒のテラスを切ってました。」

サ「まぁ、イエッサンがいなかったらどうなっていたか分からない試合も多かったからな。技構成はどうだった?」

キ「直前に入れたスキルスワップは一回しか使いませんでした。そんなのんびりしている暇は、イエッサンにはありませんでした」

サ「そこだよな。相手が全体技打ってくる時にもこの指してたからな、かわいそうに」

キ「手助けにしていたら、また違っていたかも知れませんね」

サ「癒しの波動はヤバソチャのおもてなしでカバーできるとして、やっぱり火力補助だよな」

キ「後はマジカルシャインに代えて格闘テラバーストだとガチグマに一発入れられて良かったかも知れません」

サ「だな。ガチグマ対策で特殊格闘技が入っていたら、恐らくイエッサンは勇者になれたな」

キ「環境読みが如何に大切かがわかりますよね」

サ「イエッサンは10段階評価でいったら、どの位になりそうだ?」

キ「8.0はあげたいですね。先発に欠かせない存在でした。出場機会も1番ありましたね」

サ「俺は6.0だな。攻撃力が残念すぎたのと、猫騙しでハッタリかました後は、ただの一般人だった」

キ「総合点は7.0です」


②キラフロル

急遽招集された助っ人パルデア人

サ「パルデアの宝石は無事に輝くことが出来たのか」

キ「キラフロルの加入によって、戦い方が整理された印象です。ゲームプランが立てやすくなりました」

サ「構築が迷走した時は、つい大型アタッカーを入れたくなる所だが、ゲームメイカーを入れたのは例え偶然であったとしても、しっぽ氏のファインプレーだったな」

キ「キラフロルが序盤に毒を撒く事で、後続の攻撃が間に合うようになりました。HCぶっぱだったので、パラージェムの威力も申し分なく、場に残ってもちゃんと仕事していましたね」

サ「地面技が致命傷になるから気を遣わないといけないのが珠に傷ではあるが、対戦では草テラスで上手いこと誤魔化したな」

キ「そうですね。しかしガチグマへの返し技としては微妙でしたね。意気揚々とエナジーボールを打っても、ノーマルテラスタルで普通に等倍になっていたのでプレイング次第ではもっと化けていたかも知れないです」

サ「技構成はこれで完結したとしても、なんでニードルガードが1番上にあるんだ?」

キ「守る系の技を上に置いていた時代に育成したポケモンなので、その名残りのようです」

サ「そのせいでプレミしてたよな」

キ「攻撃のチャンスで何故かニードルガードしたのでお相手も『?』だったと思いますよ笑」

サ「ヤバソチャのタイプとテラスタルを跨いで表裏の関係だったのが気になるが」

キ「これはテラスタルを間違えた時、悲惨な事になる以外は割と相手の出方に合わせて対応できた様です」

サ「テラスタルで裏表にする組み方もあるんだな」

キ「個人的にキラフロルは、本パーティの陰の功労者です」

サ「直接敵を倒していた訳ではないが、アシストしまくっていた感じだな」

キ「評価としては8.5といったところです」

サ「俺は7.5だな。場から退場するのが早かったのと、毒を撒くのは相手にも知られた戦術だから、対策され易くもあった」

キ「総合点は8.0です」


③ガチグマ

キタカミプロローグはガチグマコンテストでもあった

サ「1日目は全く選出されなかったよな」

キ「しっぽ氏がガチグマの使い方をよく分かっていなかったみたいですね」

サ「ルームサービスはまぁ、一つの捻りとして分からなくもないが、だったら素早さ調整をするべきだったな」

キ「ガチグマミラー相手ならS下がった時に最遅の下潜ればいいので、そこを基準にして追い風でも活きる数値にしておけば、イルミーゼとも仲良く出来たと思います」

サ「ガチグマ赫月の最遅が51だから、S75にしていればトリル下ルームサービスで50、追い風下で150か。それなりに上取れただろうな。CDぶっぱはもったいなかった」

キ「まあ、元々採用する予定はなかったのですが、仲間大会であまりに遭遇したので、ジャラランガに代えて、ヤバソチャと組む相手探しで採用した感じですね」

サ「消極採用の割には2日目以降はコンスタントに出場していたな」

キ「その辺りのレートから有意にトリルパと戦う場面が増えてきて、始めは相手のトリルに合わせて出していたのですが、先行ハイパーボイスが強くて、途中からヤバソチャでトリルして使うまでになりました」

サ「元はジャラランガのサポートでヤバソチャだったのが、トリルでサポートしてガチグマを活かす方針に変わったんだっけか」

キ「仲間大会ではジャラランガを試していたのですが、ソウルビート型は起動が遅く反撃が間に合わない為、ガチグマに交代したようです。しかしジャラランガとは使い方が違うので、他のプレイヤーに比べると、しっぽ氏のガチグマの動かし方は下手だったと言わざるを得ません」

サ「ブラッドムーンは何故入れなかったんだ」

キ「お相手からのアンコールを嫌がったようです」

サ「なるほど。まぁ構築のチグハグさが、ガチグマに現れた感じだな」

キ「3日目からはその強さを買われて本格的に出番が回ってくる訳ですが、しっぽ氏が使い方に慣れていない為、連敗の原動力にもなってしまいました」

サ「それはガチグマの責任ではないだろう」

キ「実際、ガチグマは1番相手を倒していましたね」

サ「ちゃんと事前に構想を練って使わないと、こういうことになるんだな」

キ「評価ですが、5.0とします。これはガチグマに対してというよりも、しっぽ氏の使い方も含めてです」

サ「難しいな。とは言え、イエッサンやイルミーゼ、キラフロルのサポートなしで戦えたかと言うと、そういうわけでも無かったからな。6.0で」

キ「総合点は5.5です」

続く。

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