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流しとして、絵描きとして

#似顔絵 #イラスト

流しになって8年、似顔絵をライブパフォーマンスとして、歌いながら描いてきました。

絵描きなの?歌手なの?
どっちが本業?昼間の仕事何してるの?
と、よく聞かれて来ました。毎晩と言ってよいほど。「本業は、今目の前にいる姿、『流し』という職業ですよ〜」と、私はうつむきながら、健気にも可憐な笑顔で答えてきました。(そう見えたかどうかは、定かではありません)

なぜ、この目の前の姿が副業の立ち位置と考えられるのか、アルバイトで出来る事でもなし、第一、雇主は?師匠の時代なら100%おヤ○ザ様だけど...酒場だから?フロアレディさんか何かと思われてる?(流しのホステスとかも、カッコいいが...)と、とても、とても奇妙奇天烈摩訶不思議奇想天外四捨五入でした。

流しを本業と認めてもらえなくて、ショボーンしたのも一度や二度ではないですが、慣れたので今は平気です。

私は、ある意味経営者。チップだけで8年生きてきました。完全フリーランスで、絵描きとして、歌い手として、酒場の盛り上げ屋として、DIYでどこにもない道具を作り、パフォーマンスを売り、その営業も自分でし、自己プロデュースもしています。ある意味、一人サーカス。綱渡りだし。

コロナ先輩から、その現場を奪われて、今、パフォーマンス業は休業。残念ですが、迅速に頭を切り替えて絵描きとして、3月31日から在宅ワークに力を入れています。ずっと絵は描いてきたけど、こんなに絵に向き合うのは、10年以上前、3年間連載した漫画以来。芸大時代にも、ここまで真面目に絵を描いていなかったかもしれません。

新しい道、新しい発見、新しいペンだこ。
流しとしてはしばし電源オフですが、絵描きとしてはフルスロットル。持病にも変化が!

流しの時は、重い道具と立ち仕事の筋肉疲労とお酒をいただきながら歌う喉の荒れ、気疲れストレスからの自律神経失調症などが持病でしたが、絵描きの今、肩凝りと猫背から来る腰痛、pc眼精疲労、が持病になりましたとさ。

さて、ちえfun倶楽部という後ろ盾は、心の支え。先行きに不安がないわけではないですが、これは大きい。私は恵まれてます。果報者です。

でも!あくまでも、ご飯を食べて、身体メンテナンスして、生きて行かねばならんのです!

だから、絵を描きます!似顔絵以外の絵も描きます!オンライン個展でもしようかな!(心のつぶやき)

イ、イラスト、いかがですか、、、
、、作品、、、買ってください、、、
(マッチ売りの少女のように、雪の中たたずむニュアンスで)

#荒木ちえ

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