天才と好み

こんばんは。お久しぶりです。墓です。

今日の半分を一曲の歌に捧げていたのですが、YouTubeのコメント機能に感謝したいです。

私は曲を作る能が無いようで、過去に何度か挑戦はしてきたのにこれと言って満足いくような過程も結果も得ず、かといってノリノリで楽しめたかといえばそうでもない……感じで、「あー、曲作るのは『違う』のかな」と思ったんですよ。

それで今日、たった一曲の歌を半日聴いてて思ったんですけど…「好きな曲だなあ」と思って聴いてたんですよ。

ただ、その動画のコメント欄には「すごい」とか「天才!」みたいなコメントがちらほら見えて、なんか引っかかるなあと思ったんですけど……ハッキリしたことがあって(ここまで前置き)

自分の能力の範疇でわかる凄さは「天才!」と言えるけど、自分の能力の範疇を超える、いわば地違いの凄さというのは、どのくらい凄いのか、何が凄いのかわからないので「好き!」でしか計れないのかなあと思いました。

普段は話を考えたり、構成を練ったり、絵を描いたりする人間なので、「リズムに合わせて歌詞が上手くはまってて凄い」とは思っても「歌唱力が凄い」「音楽的に優れてる」とかはピンと来ない感じ……

だから、ベートーヴェンがいくら天才だと言われても「曲が凄いのかなあ」とか「耳が聞こえないけど作曲ができたから?」とか、あまり馴染みのないポイントで讃えられていてもピンと来ないんですよ。

私のわかる範囲でいえば、ピカソは確かに天才だなと思えます。自分が16歳の時に描いてた絵と、彼が同じ歳で描いてた絵を比較することが出来るので……。

天才!という言葉は技術的にどのくらいその人が凄いのかを本当に把握してる人だからこそ出る言葉なのかなあと思って、その点でいえば私は「この曲好きだな」とか「この歌手かっこいいな」で終わるから音楽系はサッパリなのかも…と、思った次第です。

その分、守備範囲外は技術とか気にせず好きなものは好きでいられるので安心!

少し衝動的に考えが走ってしまったので、少々粗い文かもしれません。おわり。