日記 色移りしたTシャツと泡風呂

不眠というか生活習慣の乱れが続いていて、こんな時間に日記を書き始めた。

昨日は16時に起きて、適当に食事をとってから18時からの佐藤の演劇を観に行った。本当は13時からの公演に行くつもりだったのだけれど、起きられなかった。出掛ける前に外を見た感じで降っておらず、天気予報でもにわか雨だというので、傘も持たずに手ぶらで家を出たが、すぐに雨が降り始め、帰りも含めてずっと濡れてしまった。演劇は面白かった。佐藤が作った脚本というので、演者がみんな佐藤のような話しぶりなのが特に面白かった。

夜、日をまたいでゼンと四時間LINEで通話した。PSのパーティーでは割と話しているが、その他のツールや、実際に会って話すのとではそれぞれ違う感じがするのはなぜだろう。

寝る前、最近気に入ってよく着ていた白いTシャツを洗ったら、緑色に色移りしてしまった。同じく最近よく履いていた緑色のパンツと一緒に洗ってしまったからだった。仕方なく、桶にお湯を張って、洗剤で手洗いをしていたら、その泡の感じや匂いが幼い頃父親や兄と何度か入った泡風呂に似ていることに気づき、ふと懐かしい思いがした。昔は毎日もっと良いことばかりだったような思い出があったが、記憶は美化され続けていて、今の自分の虚無のような毎日もいつかは良かったと思える時が来るのかもしれない。だとしたら、なんと都合のいいことか。

今日は書き物をこのぐらいにしておくけれど、ついこの間新しいPCを買って、キーボードでなにか文字を打つことが楽しいので、今後もちまちまと文章を書いていきたいと思っている。昔のように、小説を書きたいなとまた思い始めていたところだ。あとで読み返せるというだけでも、十分価値のあるものを書いたと満足できた。

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